ページビューの合計

2016年2月27日土曜日

バルセロナ旅行記 IX

今回は、カサ・バトリョ見学記の1回目である。この建物も世界遺産 アントニオ・ガウディ
作品群の1つである。

チケット売り場の行列。チケット予約はしていないので、並んで購入した。大人は22.5ユーロで、シニア(65歳以上)は、19.5ユーロであった。私のみシニア料金で入場する。

 

カサ・バトリョの看板

装飾に満ちた建築物である。その正面ファサードを見上げた写真。その外壁はこのように波打っている。


斜め下からの写真  左側は別の建物で、カサ・アマトリェール

真下からの写真


ここで、Wikpedia からカサ・バトリョの基本情報を取得する。

世界遺産アントニ・ガウディの作品群
(スペイン)
カサ・バトリョ
カサ・バトリョ
英名Works of Antoni Gaudí
仏名Les œuvres d’Antoni Gaudí
登録区分文化遺産
登録基準(i),(ii),(iv)
登録年1984年
拡張年2005年
公式サイト世界遺産センター(英語)
地図
カサ・バトリョの位置
使用方法・表示

カサ・バトリョ(カタルーニャ語)

スペイン、バルセロナにあるアントニ・ガウディが手がけた建築物の1つ。2005年にユネスコの世界遺産に登録された。
カサ・バトリョとはスペイン語(カスティーリャ語)発音によるもので、カタルーニャ語ではカザ・バッリョーと発音する。バッリョー邸

バルセロナ、アシャンプラのグラシア通り43番地に位置するカサ・バトリョは、1877年に建設された建物である。大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行った。この改築でガウディは、建物に6階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施した。

解説書からもう少し詳しく引用する。

この建物のテーマはである。建物の表面が海面とすれば、内部は海面の下、つまり海底や海底洞窟が建築化された。ファサードは海面にように波打ち、壁の色ガラスは海面に光が乱反射しているかのように輝く。

パンフ 四つ折りで波型になっている。その3/4部分


裏面の3/4部分。邸内の写真がモザイク風に並べられている。
 
残りの部分とチケット。
 

スマホみたいな日本語のガイド機を渡される。見学場所の番号を押して、その関連画像を見て同時に音声説明を聞ける仕組みになっている。タッチパネル方式。

それでは見学を始める。

エントランスを入ると吹き抜け部分になっていて、その周りを住居が取り囲んでいる。



カサ・バトリョには当時最新の設備であったエレベータが設置されている。しかし、見学ルートとしてはカサ・ミラと異なり、一段づつ波打つ様な意匠の階段を昇っていくのである。

階段ロビーに展示されている壺の置物。

 

その上の階段。 ドラゴンの背骨が天上に向かって曲がりくねりながら登っていくような感じである。スマホ(のような映像機器)を当てると、実際にドラゴンが現れる。


壁に埋め込むタイプの暖炉。私は始めて見たが、カタルーニャ地方では古くからあるタイプだそう。暖を取るために両脇に木製のベンチがある。


2階サロンの控室(だったと思う)の天井。壁と天井の仕切りも曲線である。


床には実際には何も敷かれてはいないが、映像機器を通してみると実際に敷かれていた絨緞が見える。


ガウディは、窓、扉、家具、取っ手に至るまでデザインしている。



 
メインサロン
 


その床も映像を通してみると、このようにソファーなどの家具調度が設えて見える。


扉  扉自体が芸術作品である。扉の硝子はステンドグラス風になっている。


天上部分の照明。 天井の渦巻きは、溶け出す力とそれを食い止めようとする力とのせめぎ合いを表現しているという。 照明具も花弁のようで独特な形をしている。



ホールからは、出窓を通して外の様子を眺めることができる。


充分な採光が取れるようになっている。バルコニーの柱も非常に装飾的である。

 
上部の丸いステンドグラスは、海水の飛沫を表現している。
 
 
扉上の装飾的なステンドグラス


カサ・バトリョの正面ファサードの全貌写真の垂れ幕  室内に飾られている。

 
室内の扉  こちらは比較的シンプルな表現。
 

 
中央吹き抜けに向かっての扉 
 

カサ・バトリョの模型
 


 


2階裏手の食堂部分  天井にミルククラウンの装飾がなされている。この部屋もまた、天井は波打つような仕様になっている。柱の上部や窓の形を見られたい。

 

隣室の扉  こちらはレリーフによる意匠を持つ。やはり曲線を主体としたデザイン。

 
その天井部分の照明。これも変わってますね。
 


壁に飾られた円型の展示パネル。建物の装飾部分の拡大写真や古い肖像写真その他。

左上にガウディの肖像写真が見える。その下が、天井のミルククラウンの意匠。

 
 同じく円型パネル。 


 
 ここから中庭テラスに出ることができる。


このテラスにも、各所で装飾タイルが使われている。

テラスへの出口  


テラスへのゲートで、スマホ(映像機器)を見せている日本人の爺さんと、カッコ良いスペイン人青年。


邪魔者のいなくなったゲート。



この場所が建物裏面のファサードである。 特に屋上部分の紋様を見て頂きたい。

 
 

やはり各階のベランダも波打っている。
 


テラスの様子  このように床にはタイルが敷き詰められている。


 

隣の建物との仕切りの壁は、波型であり、円型の化粧タイルやタイルやグラスの破片を用いた意匠がなされている。

 

そのガウディらしい意匠を見ていこう。 ゲート部分。





仕切り壁部分。



上部の拡大写真



このような装飾を使って建物全体を覆うなどと、ガウディはよくもまあ思いついたものです。実際に制作を担当した職人にとっても、膨大な手間暇と時間のかかる作業だったのですね。

今回はこれでおしまい。 カサ・バトリョ編の2回目の X につづく。