ということで、1週間ぶりの旅行記再開です。
水族館見学をおえてから、ライエタナ通りをつぎのメインの観光場所であるカテドラルに向かう。いつものように寄り道をして、途中でサンタ・マリア・ダル・マル教会 に立ち寄ったので、今回はカテドラルまで行きつかなかった。
ポルト・ベイ入り口広場で催されているRALUYサーカスのテント
サーカスのトレーラーが何台も並んでいる。
ヤシの木の奥に見える立派な建物がバルセロナ中央郵便局。 右側にみえるのがライエタナ通り。
RALUYサーカスの入り口テント
勿論サーカスを見る時間はないが、この後追い旅行記ではネットを使ってどんな演目かを居ながらにして確認できるのである。便利な時代になったものである。
6年前の動画だが、色んな曲芸やスペインっぽい空中ダンスが演じられています。
ライエタナ通りの入口にある、バルセロナ・ヘッドというモニュメント。
ニューヨークのポップアーティスト、ロイ・リヒテンシュタインの作品とガイドブックには書かれている。
彼の作品は見たことがある。こんなアメコミみたいな絵柄のポスター作家です。
作家の肖像
Antonio López y López の銅像
像の足元には名前が刻まれている。
これをもとにして調べて見ると、英語版のWikipediaには記事がありました。
Antonio López y López | |
---|---|
Born | 12 April 1817 Comillas |
Died | 16 January 1883 Barcelona |
Nationality | Spanish |
Title | Marques de Comillas |
Spouse(s) | Lluïsa Bru Lassús |
Children | Four |
Antonio López y López, primer Marques de Comillas (1817 in Comillas – 1883 in Barcelona)
A Spanish businessman and shipping magnate. He was the founder of a number of important Spanish companies.
After his death his son Claudio López Bru took over the responsibility of running the companies his father had founded.
スペインの商人で、海運業の親玉みたいな人です。スペインの重要企業の創始者だそうです。日本でいえば三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎のような人物である。
バルセロナ中央郵便局
郵便局内部 天井の高い巨大な空間があり、その奥の部屋で郵便業務を行っている。
天井ドーム 内側の壁にはニンフの絵画が描かれている。
この辺はゴッシク地区で、由緒ある古いレンガ造りの建物が並んでいる。
個人情報の保護のため、邪魔な息子2人の顔部分は消去する。
脇道通りの駐車風景
通りには歴史のある立派な建物が並んでいる。
通りを少し東側にはいったところにサンタ・マリア・ダル・マル教会がある。
教会のファサード
ファサード中央部の聖人像
その両脇の聖人像 ペドロとパブロなのだがどちらがそうなのかは不明。
右側の聖人
左側の聖人
この教会は、地中海貿易で栄華を誇った13~15世紀のバルセロナのシンボルであった。以前は、ここが海と陸を隔てる境界線であった。当時のバルセロナの最高権力者であったジャウマ1世により1329年に建立された。カタルーニャ・ゴシック様式を代表する教会建築で、建築家バランゲー・ダ・モンタグ とラモン・ダスプッチが設計建築を担当した。
入場は無料であるが、入場制限をしているらしく整理券が必要である。
その内部見学を始めよう。
本堂から内陣を眺める
天井部分
ステンドグラスからの光が鮮やかである。
様々な聖母子像、マリア像が祭壇や壁に祀られている。
主祭壇の聖母子像
主祭壇の聖母子像
聖人をテーマにした様々な意匠が施されている。
壁上部のバラ窓 聖母マリアが描かれている。
同じく聖人をモチーフとするステンドグラス
聖母マリアをモチーフとするステンドグラス
三位一体をモチーフとするステンドグラス
これは抽象的なデザインですね。
教会の壁側には小さな礼拝堂がある。
サンタマリアを祀る小礼拝堂
主イエスを祀る礼拝堂
パイプオルガン
中央祭壇
聖堂奥に描かれた天使の絵画
「最後の晩餐」を描いた絵画らしいが、正確なところは不明。
祭壇脇に並べられている聖人像 表情がリアルでとても人間的です。
聖人名は画像を拡大すると見える場合がある。お暇な方はやって見てください。
主祭壇からファサード入り口を望む バラ窓が鮮やかである。
かくして、存分にサンタ・マリア・ダル・マル教会を見学したのであった。私は仏教徒なので、残念だが参拝したとは書けない。
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