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2014年2月18日火曜日

山の散歩コース I

 

今日(17日)は良い天気で、散歩にはもってこいである。

午前中は、共役作用素のレゾルベントを一般の場合に計算する予定であったが、
仕事ではない(趣味な)ので、退職者の特権により、山の散歩 に変更する。

例によって、愛用のリュックと5か月前に買った1万円のデジカメを携えて自宅を出発。

デジカメは、花木や野生の動物を撮るために買ったが、
ブログ用にもこんなに役立つとは思わなかった。 金のかからぬ趣味だ。

まづ、六甲ケーブル下駅に向かう。 

六甲川に沿って道路を登っていくと、川沿いに大土神社がある。


この地域は水車新田と呼ばれ、天明年間(1781~89年)には25基の水車があったそうだ。
勿論今はそのかけらもないが、御影にはところどころその跡が残されている。
これらの水車を利用した水車業者は、菜種から油を絞り、
灯油として京阪や江戸に輸送していた。
大土神社は寛延元年(1748年)に村内と油の海上輸送の安全を願い、
創建されたものだ。 だから、かなり由緒のある神社だ。

境内の横が六甲川の堰堤になっている。

 

この神社をぬけるとすぐに、六甲ケーブル下駅に着く。

 

台風18号による土砂災害の影響で、長い間運行は休止していた。
先月末、1月25日より再開したそうだ。 今朝の乗客は、疎らだ。

駅の左手にある坂を登っていくと、


写真では、大したことはないが、歩いてみると結構な坂、

老人ホームの集まっている所に着く。
社会福祉法人の六甲鶴寿園が経営しているもので、
1)養護老人ホーム 六甲台ビラ
2)養護老人ホーム 千山荘
3)特別養護老人ホーム きしろ荘
4)軽費老人ホーム きしろ長寿の里
の建物がある。




この銅像が、木城ご夫妻である。
きしろ荘は、特別養護老人ホームなので入居の費用は安い。
しかし、入居者50名満室で待機が155名だ。 
あと20年後生きていたとしても、入れそうもない。

また、有料老人ホームとして 新翠光園、六甲台翠光園 もある。
六甲台翠光園は、豪華な老人ホームだ。
ここは、空がある。
体験入居は、1週間から2週間で1日10000円(居室利用・食費)だそうだ。
年金生活者の私には、絶対無理とわかる。  





とかくこの世は、収入の多寡によって老後も住める場所が違ってくるのである。

と、現役時代は 考えたこともないことを つい考えてしまう。

ここのきしろ荘横から、階段を登って油こぶしへのハイキングコースへ向かう。


途中脇道にはいると、六甲ケーブルの路線が見えている。
つづら折りの山道をどんどん登っていく。
 
関電の送電塔についたところで、油こぶしに向かわず高羽道を取る。


 
油こぶしは六甲山頂へ向かう中級コースなので、今回はパス。        

高羽道には、このような標識がある。
歩き疲れたもの(老人の私)とっては実に有難く、この上に座って休むことができる。
黒御影石でできており、かなり立派。 神戸市役所の発案された方に感謝しきり。


山道には、昨日からの雪が残っている。
 

砂防堰堤を抜けて、しばらく歩くとひときわ高い鉄塔につく。



この鉄塔の川向かいが、 渦が森団地だ。


ここで、渦が森団地に下りず、さらに高羽道を下り脊山散策路に入る。

坊主山を後方にみて、関電新神戸変電所の入り口に着く。

 
 
そこから、桜ヶ丘町に向かって舗装された道路を下る。

すると右手に、リビオ六甲高羽ガーデンクエアの高い建物が見える。

 
 
高級マンションで、私には縁のない場所だ。
 
このマンションを通りぬけて、石屋川に沿って道路を登っていく。
 
リュックを背おった怪しい影の男が、いる(私だ)。

 
石屋川上流の堤防は、こんなんで昔から変わらない。   
    釣りもできたが、今は禁止されている。 魚の姿は見えない。


ここから、神戸大教育学部へ向かって道路を登っていく。

そのキャンパスの手前で、コースを左側に変えしばらく歩くと、旧御木本パールの建物である、
神戸薬科大?の学舎前にでる。
その横を崖にそって作られている歩道を下っていけば、六甲川にでる。


ここから自宅まではすぐだ。
 

都合2時間半の散歩であった。
久しぶりにいい汗をかいた。

午後4時からは、通院している竹内内科で診察を受け(血糖値 6.6 で微妙に悪化)、
ポートファーマシー パートII (調べてみてびっくりしたが、灘区には3軒もある!)
にて薬を購入する。 治療費と薬代で、私の小遣いの1/4 が飛ぶ。

終わると 午後6時だったので、いつもの事だが、何だか嫌になり、
夕食を兼ねてJR六甲駅の飲み屋でビールを飲む。
あては、サーモンの南蛮づけ、結構いける。

運動はしたが、今日は何も建設的なことはやっていない。
ブログを書いただけ。  
こんなんで、俺はいいのだろうか?



 

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