気がくさくさするので気分転換のため散歩に出ようと思った。
退職者の特権で、好きな時に外出できる。
昨年の今頃は、入試採点業務でヒーヒー言ってのを考えると何と楽ちんだと思う。
幸い午前中は晴れなので、外出の用意をする。 いつものスタイルだ。
自宅からの坂を下って、阪急六甲駅まで出る。
途中、空気の悪さに閉口する。 痰がからみ、変なせきが出始める。
PM2.5 のせいだ。 北京から神戸まで流れてきている。 迷惑な話だ。
のどが弱いので、マスクなしで長時間歩くのは苦痛。 マスクは持ってきていない。
六甲アイランドの高層建築物もガスでくもっている。
六甲駅裏にある八幡神社で、家内安全をいのる。
お賽銭 10円では、あまり効果はないだろうが。
良い日差しで、ハトがパンくずを探している。 しかし空気が悪い。
散歩コースは、以前紹介したのと別の酒蔵散策コースにしようと思っていたが中止。
屋内ならのどにも良かろうと、西宮ガーデンズでの映画鑑賞に変更する。
ここらへんは、退職者の特権(こればっかり)です。
阪急電車にのり、西宮北口にでる。 駅南側が西宮ガーデンズ。
ここが西宮ガーデンズで、 「阪急西宮スタジアム」跡地における再開発でできた
大型ショッピングモールです。 2008年11月26日(水)に誕生した。 もう5歳。
内部は、こんな風になっている。
映画館はTOHOシネマという複合映画館で5階にある。
前々日に、上映時間が変更されているのを知らず、見そびれた
「マイティ・ソー/ ダーク・ワールド」 をみることにする。
前作も見て面白かった記憶がある。 ストーリーは完全忘却。
宇宙のどこかにある、アスガルド国の英雄ソーが 地球を守るために戦う話。
中世の騎士のようなコスチュームで、舞台が宇宙船などの出てくるSF的設定で
私の好みである。
アメコミの原画はこれ。 映画のコスチュームのほうが断然良い。
こんな原画もある。 でっかいヤギを駆り立て天空を駆けている。
映画は、地球人女性科学者との恋愛や、
アンソニー・ホプキンス演じるところの父王オーディンや、賢明な女王、
邪悪で悪賢い弟との王位継承をめぐる対立や交渉を描いており、
お約束事で話は進む。
これが、最大の悪役である弟ロキで、 今回の悪役はこいつ。
スタートレックのスポックを陰険にしたような奴だ。 耳もとんがってる。
主役のクリス・ヘムズワースは、凄い筋肉マンで、その肉体を誇示して
大暴れする。 適役ですね。 ラッシュでのドライバーも良かったですが。
ストーリーはまあどうでもよく、戦闘シーンや特撮のシーンが面白い。
斧が地球から異次元を通ってソーのところに戻ってきたり、
悪役と必死の戦いをするシーンが面白い。
前回は、パワーの源である「箱」が争奪のもとであったが、
今回は液体のエーテルであった。
真空中での存在が否定されたあのエーテルでなく、こちらから来ている。
映画の最後にはどんでん返し(ありえない!)があり、楽しめる。
さらには、おまけもある。
時間帯が、お昼だったので観客は10名以内だった。
一人私と同年配の老人がいたが、3つ先の座席で途中いびきをかいて寝ていた。
おもしろいのにね~。
とにかく、お勧めの娯楽SF映画だとおもう。
満足して、映画館を出て一階にある阪急デイリーマート魚売り場を見に行く。
ここには、境港から直送の魚が入ってくる。
安くて新鮮なので、時々アブラメやガシラ、キハタを買う。
珍しい魚が入っていた。 ミシマオコゼだ。
今日は買わずに、蓬莱の豚まん4個を買う。 夕食の一部だ。
自宅に帰ると4時になっていた。
遅い昼寝をしてから、Book 1st で買ってきた
「宇宙はなぜこのような宇宙なのか
人間原理と宇宙論」 青木薫 著 講談社現代新書
を読みふける。
人間原理は、気になっていたテーマだったのでドンピシャでした。
本書は、読みやすいし、難しいことをわかりやすく説明してある。
良書です。
本には、強い人間原理 も 観測選択原理 と見なせると書いてある。
理由は、宇宙は メガバース だからだそうだ。
説明不足で申し訳ないが、その結論には、色々と感じるところがある。
もう少し丁寧によんで、感想を機会があれば別の日に書いてみたい。
今日は(も)、1日遊んでしまったので、明日こそは論文の原稿書きに
邁進しようと決心する。 実行できるかどうかは、わからんが、、、。
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