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2014年6月3日火曜日

新星ハンターの2人

見習うべきご老人お2人の記事を書く。 優れたご老人もいれば、情けない爺(私を含む)もあまたいる。 情けないほうは、勝手にくたばればよいが、優れたほうは宣伝しないと皆が忘れてしまう。
それは残念なことだ。 そこで、優れた老人列伝を始める(つもり)。 

最初は、新星ハンターの2人 西山浩一 と 椛島冨士夫 である。 彼らは、有名でない。
実際 西山浩一 椛島冨士夫 で検索をかけると、1370件しか上がってこない。 
彼らの業績に比すれば余りに少ない。 興味を持つ人が圧倒的に少ないのだ。

彼らのことを知ったのは、2009年の新聞記事ですが、
最近またNHKのニュースおはよう日本で見た。 先月4日のニュースでした。

 おはよう日本 より

2014年5月4日(日)

世界も注目“新星ハンター”コンビ



 
近田
「私たちの頭上、この時期の早朝、東と南の空に見られる星座です。」

和久田
「はくちょう座のすぐ横、ここに3月、『新星』と呼ばれる天体が発見されました。」

近田
「『新星』と言いましても、新しい星が誕生したわけではないんです、その逆なんですね。
こちら、星が一生の終わりを迎えようとする時に、その表面が爆発します。
すると突然、数百倍、時によっては何万倍もの輝きを放ち、まるで新しい星ができたように見えることから、そう呼ぶそうです。」

和久田
「世界で新たに発見される銀河系の新星は、ここ10年間、毎年平均で8.7個となっていて、今年(2014年)はすでに4つ発見されています。
そのうちの3つ。
左側のケフェウス座の新星、そして隣のはくちょう座の新星と、右側、南の空に目を向けますと、さそり座の新星。
この3つを、3月ひと月で連続して発見した、世界が注目する凄腕『新星ハンター』のコンビが九州にいるんです。」

近田
「それこそ新星のように現れた、2人の『新星ハンター』。
いったい、どんな方たちなんでしょうか。」

世界も注目 “新星ハンター”コンビ

 
売り出し中の新星ハンターの2人とは。
なんと76才と74才のコンビ。
西山浩一(にしやま・こういち)さんと、椛島冨士夫(かばしま・ふじお)さんです。
会社員時代に、天文ファンとして知り合った2人。
退職後、佐賀県に自分たちで天文台を作りました。
「新星」を探して、毎晩のように観測を続けています。
 
この方です。 右が西山さんで、左が椛島さんです。 
 
 
51個目の新星を発見した、4年前 2010年4月の写真です。 
国際天文学連合から、新星発見の認定を受けた時で、私設天文台にてです。
 

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