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2014年7月15日火曜日

妹の作った豆本 III


以前記事を書いた、 妹の作った豆本 妹の作った豆本 II  の続編です。

父の画集  をアップしたときに、この小冊子(葉書サイズ)の紹介も考えたが、余りに個人的なことを書いても反応は少ない、つまり殆ど読まれないと思い、記事にするのはやめたのであった。
例えば、父の遺品 の記事の読者は、Blogger の概要によると、親戚以外はほぼいないと推測されるためでもある。 

しかし、今やそんな配慮はやめたのである。 本来のブログを始めた趣旨に戻って、読者を考慮せず好き勝手なことを書くことにしたのである。今までもそうだといえばその通りだが、一応不特定少数者の読者を想定して、読まれたいと密かに願っていたのである。 

驚くべきことに、ブログを始めて半年で、PV が1万件を超えたのである。講義原稿をアップした関係で、阪大の学生さん以外には誰にも知らせていないにも拘わらずである。 なんだか、ブログを書くことによる、無芸退職教授の自己弁護と鬱の気散じという目的は達成できたように思ったのだ。 目的というか、薬屋の宣伝ではないが目標1万件は達したし、ワイフ始め家族はもう既に熱心に読んでいないので、後は好き勝手に書くのだ。 この記事は、親戚の誰かが面白がってくれればよいし、そうでなければそれでも良いのだ。 

言い訳がましい能書きが長すぎた。それでは、始める。野村由紀作 父娘展 絵&川柳 である。

妹は、川柳作りに凝っていて、父のスケッチを見て、この小冊子作りを思い付いたものであろう。
父の生前の出版である。 親孝行な娘(今ではおばちゃん)である。 奥付は、2005年10月27日 発行日とある。父の誕生日である。



スケッチには、以前紹介した 中桐武信画集 とダブったものが多々ある。 川柳は、重複しているのは1句のみ。自信作なのであろう。 

愛された記憶 生きろと背中を押す

例によって、コメントはなし。 下手な事を書けば、どんな文句を言われるかわかんないのでね。

 

老人の心境が切実にかつ軽妙に歌われているではないか。
ちなみに、ホームページのアドレスが記載されているが、現在閉鎖されているようである。
このブログもいつ閉鎖されるか分かったものではない。
という訳で、肉親編はおしまい。 ごきげんよう。 



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