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2014年7月18日金曜日

だまし絵の画家 オレグ・スープリヤク

 


ウクライナ東部で、マレーシア機が撃墜された。


燃え続ける残骸の中、散乱する遺体-。マレーシア航空機がウクライナのロシア国境付近に墜落したと伝えられた17日、ロイター通信の記者は現場の惨状を速報した。英スカイニューズ・テレビは、黒煙が立ち上る現場とみられる映像を伝え、墜落の懸念が刻々と深まった。
 いち早く現場入りしたロイターの記者は「燃える航空機の残骸と、複数の遺体を目撃した」と報道。現地は親ロシア派とウクライナ軍の衝突が続く地域に近い。

ウクライナのポロシェンコ大統領は、「事故でなく親ロシア派のテロ」と言い切ってるし、ロシアのプーチン大統領は、「ウクライナの軍事作戦がなければ悲劇はなかった」といってる。どちらも相手が悪いと言ってるが、毎日新聞を読んだ限りでは、ウクライナの言い分、親露派の軍のしわざ、が正しいように思われる。 一方、プーチン大統領の乗る大統領専用機と誤って、ウクライナ軍が撃墜したという噂もあるようだ。 しかし、本当のところはよく分からない。 うやむやにせず、専門家の調査により、真実が明らかになって欲しいものである。

さて、物事は見る角度により、見えなかったものが見えたりする。 
ウクライナで生まれたオレグ・スープリヤク は、このことを良く知っていてこれを絵画で表現した。
彼は、絵画の中に描いた対象に2つの意味を持たせるだまし絵を描いているのだ。


残念なことに、Wikipedia では彼の記事は見当たらない。それだけ、マイナーな画家という訳だろう。 現存の画家である。 しかし、有難いことに彼のギャラリーがある。 
                   Optical Spy の Oleg Shuplyak Gallery をご覧になってくだい。



略歴:
1967年9月23日に、ウクライナのテルノーポリ地方に生まれたスープリヤクリヴィウ工科大学で建築を学ぶ。しかし、彼の本来の情熱は絵画にあり、とくに錯視を利用しただまし絵で才能を開花させた。スープリヤクは現在、地元の子供達に絵を教えながら、制作した作品をヨーロッパ各地の展覧会で発表するなど芸術家として活躍している。

以下で、彼の絵画を紹介する。

Best Bookmarks も参照。


 
 
 
 
 
 
 
 
これだけ、並べてみると、やっぱり構図がワンパターンだと分かりますな。
アルチンボルドの真似風でもあるね。 江戸のジグソーパズル絵
 
ゴッホ、エッシャー、ダリ へのオマージュ作品もあります。
 
 
 
 
今回は、これでおしまい。ごきげんよう。

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