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2014年7月8日火曜日

紀州の童謡とその動画

 


前回の旅行記の番外編である。 不思議な話だが、私の感覚からするとそうなるのだが、年をとると昔歌ったり聞いたりした童謡が心に染み入る。感傷的な気分になり、いいな~と思ってしまうのだ。感情失禁という老化の1種だろうが、歌詞や子供達の歌声にノスタルジーを感じて思わず涙ぐんでしまったりするのだ。

人は老い、忘却の彼方へと流れていく 
 

という感覚とどこかで絡みつくらしい。 懐かしい童謡の動画

それで、熊野枯木灘県立自然公園 日本童謡の園 


で見つけた童謡の動画をアップして、ジジイの私が楽しむのだ。 
歌詞と動画のペアであげていくが、前回との重複分は除く。

1番目は、まりと殿様 

『まりととのさま』 西條八十作詞 中山晋平作曲

てんてんてんまり てん手まり
てんてんてまりの 手がそれて
どこからどこまで とんでった
垣根をこえて 屋根こえて
おもての通りへ とんでった とんでった

おもての行列 なんじゃいな
紀州の殿さま お国入り
金紋 先箱 供ぞろい
お駕籠のそばには ひげやっこ
毛槍をふりふり ヤッコラサの ヤッコラサ

てんてん手まりは てんころり
はずんでおかごの 屋根のうえ
もしもし紀州の お殿さま
あなたのお国の みかん山
わたしに見させて くださいな くださいな

お駕籠はゆきます 東海道
東海道は 松並木
とまりとまりで 日がくれて
一年たっても もどりゃせぬ
三年たっても もどりゃせぬ もどりゃせぬ

てんてん手まりは 殿さまに
だかれてはるばる 旅をして
紀州はよい国 日の光り
山のみかんに なったげな
赤いみかんに なったげな なったげな



鞠と殿様  杉田和子 中村浩子 歌


 2番目は 鳩ぽっぽ と 鳩

「鳩ぽっぽ」 東くめ作詞、滝廉太郎作曲 


鳩(はと)ぽっぽ 鳩ぽっぽ
ポッポポッポと 飛んで来い
お寺の屋根から 下りて来い
豆をやるから みな食べよ
食べても直(すぐ)に 帰らずに
ポッポポッポと 鳴いて遊べ     メロディー♫は、このページにある。 鳩ぽっぽ


これは、我々が思い浮かべる 

文部省唱歌  鳩 ではない。

注: 「ぽっぽっぽ、はとぽっぽ♪」で始まる曲は「鳩ぽっぽ」だと思ってる人が多いですが
正式には「鳩」です。

 文部省唱歌


  1. ぽっぽっぽ、
    はとぽっぽ、
    豆がほしいか、
    そらやるぞ。
    みんなでいっしょに
    食べに 来い。
  2. ぽっぽっぽ、
    はとぽっぽ、
    豆はうまいか、
    食べたなら、
    みんなでなかよく
    遊ぼうよ。 


こちらの方の動画をアップする。


 
童謡唱歌 鳩 {はと}  みみちゃんレコード・童謡集


3番目は、 お花がわらった

 「おはながわらった」 作詞:保富康午 作曲:湯山昭

1)おはなが わらった           2)おはながわらった
  おはなが わらった             おはながわらった
  おはなが わらった             おはながわらった
  おはなが わらった             おはながわらった
  みんな わらった               みんなわらった         
    いちどにわらった                            げんきにわらった  







 4番目は、 七つの子

 「七つの子」 作詞:野口雨情 作曲:本居長世

烏 なぜ啼くの
烏は山に
可愛い七つの
子があるからよ

可愛 可愛と
烏は啼くの
可愛 可愛と
啼くんだよ
山の古巣へ
行つて見て御覧
丸い眼をした
いい子だよ



5番目は、めだかの学校 

めだかの学校
作詞:茶木滋
作曲:中田喜直


めだかのがっこうはかわのなか
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなで おゆうぎしているよ

めだかのがっこうのめだかたち
だれがせいとか せんせいか
だれがせいとか せんせいか
みんなで げんきにあそんでる

めだかのがっこうはうれしそう
みずにながれて つーいつい
みずにながれて つーいつい


 
6番目は、 うみ

「うみ」

作詞:林柳波
作曲:井上武士


うみは ひろいな
おおきいな
つきが のぼるし
ひがしずむ

うみは おおなみ
あおい なみ
ゆれて どこまで
つづくやら

うみに おふねを
うかばせて
いって みたいな
よそのくに





7番目は、夕やけ小やけ


「夕やけ小やけ」

作詞:中村雨紅
作曲:草川信


ゆうやけこやけで ひがくれて
やまのおてらの かねがなる
おててつないで みなかえろ
からすといっしょに かえりましょう

こどもがかえった あとからは
まるいおおきな おつきさま
ことりがゆめを みるころは
そらにはきらきら きんのほし




8番目は、てるてる坊主


「てるてる坊主」

作詞:浅原鏡村
作曲:中山晋平


てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに
晴れたら金の鈴(すず)あげよ

てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
私の願(ねがい)を 聞いたなら
あまいお酒を たんと飲ましょ

てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
それでも曇(くも)って 泣いたなら
そなたの首を チョンと切るぞ





9番目は、みかんの花咲く丘


「みかんの花咲く丘」

作詞:加藤省吾
作曲:海沼実


みかんの花が 咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船が遠く かすんでる

黒い煙を はきながら
お船は どこへ行くのでしょう
波に揺られて 島のかげ
汽笛がぼうと 鳴りました

何時か来た丘 母さんと
一緒にながめた あの島よ
今日も一人で 見ていると
やさしい母さん 思われる


これで、日本童謡の園 での童謡はおしまい。 それでは、ごきげんよう。

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