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2015年3月22日日曜日

淡路島西淡地区遊歩 V

前回のつづき。雨中寺院巡りである。今回は著名な寺院ではないが、地元淡路の人に親しまれている寺院の紹介である。

陸の港西淡から、神戸淡路鳴門自動車道に沿ってながれる新川の土手を歩く。なんと、畑がつぶされて太陽電池畑になり変わっている。


畑の奥に見えるのが、太陽電池のパネル群。手前の畑での野菜の生産だけでは、農家は成り立っていかないのかもしれぬ。時代は刻々と変わるのである。



土手の道は、このように車が通れるように舗装してある。

 
 
川に架かるつじばし。
 
 

 


そこから川上の眺め。何の変哲もないが、こんな所まで歩いてきたという証拠写真である。


この周辺には、山口家という豪農があり、その先祖代々の墓。藪の奥にあり、いささか吃驚して写真に撮りました。残念な事に私はこのような墓には入れない。良くて、お寺さんの地下にある集合位牌群の中である。


この周辺には、三原志知小学校があり、そのお隣の八幡宮。 調べてみたが、由緒等の詳しいデータは見つからず。

鳥居。すぐ隣に鉄筋の建物がある。無粋である。


山門

神社の傍が灌漑用のため池になっている。


さらに石段を登ってゆくと、このような社がある。小さいが拝殿だと思える。


境内の狛犬。

2つの祠を守る社と灯篭。社はボロボロで補修されていない。


この八幡宮を出て、道路沿いにあるのが殉国戦死病没者の慰霊塔。


この地区出身の第一次および第二次大戦での戦死者や病没者の氏名が刻まれている。

このような仏塔もあり、隣の祠には

仏様が祀られていました。


ここから三原志知小学校まで出て、道路を20分くらい下っていくと、やはり八幡神社にでる。
志知中島 八幡神社である。こちらの神社は先の八幡宮よりは大きいが、やはり詳しいデータは見つからなかった。ご祭神や縁起など、不明である。ネットの検索には限度がある。地方誌などを調べないとわかんないんだろうね。

いづれにせよ、写真紹介。これが神社の鳥居。


このような石段を登って山門に至る。阪神淡路大震災の爪跡が残り、石段は幾分ひしゃいでいる。


山門にはしめ縄が飾れれているが、通常とは異なりしめ縄の下に神飾りが付けられている。

拝殿

狛犬

常夜灯

拝殿には、例によってしめ縄と鈴があり、天井には、奉納額が幾つか掲げられている。



 


拝殿の奥が、本殿である。閉まっていたので、何も拝めなかった。


境内にある社。 こちらは青銅葺きの屋根でした。左右に二社ある。



神社内神社の鳥居。お狐様を祀ってある。


八幡神社のすぐ横が常楽寺になっている。隣合せです。神仏合祀ですね。

鶴遊山常楽寺の本尊は、大日如来で、宗派は高野真言宗である。 


常楽寺淡路四国八十八ヵ所霊場の第22番寺院になっている。


これが本堂。



本堂の額 「鶴遊山」 とつき鐘。



本堂庫裡の改築浄財寄進者名簿の石碑。本堂は瓦屋根を始め、新しくなっています。


 

 
 薬師堂

昭和11年の台風により倒壊したが、それを昭和59年に再建したものである。阪神淡路大震災はその後なので、被害は軽微だったのだろう。

 
境内の石仏や石碑の写真。
 








 
手水場の青龍。
 

 


 
 常楽寺のお参りをおえて、雨のなかを大規模店舗のイオンに向かう。ここで夕食を取ろうと思ったのだ。道路を歩いていて、このような黄色い建物を見つける。



車がこの建物に向かって入ってゆく。野次馬根性を出して、見にいきました。

 




中には、桜が咲いており金網が斜めに設置されている。

そうです。ゴルフの打ちっぱなし場でした。


 
なんだということで、再び道路を歩く。


ようやく緑の道しるべ 賀集公園につく。その隣がイオンである。


淡路人形浄瑠璃初菊のモニュメントが立っている。


画家平野隆三 描くところの、初菊の竜宮模様の内掛姿である。


人形浄瑠璃の由来である。人形浄瑠璃については、機会を改めて記事にしたい。


賀集公園は、淡路島を模しており明石大橋とか鳴門大橋のミニチュアが設えてある。


 


こんなモニュメントもあります。題名:無を砕く 



イオンの玄関。夕食をここで食べる予定だったが、陸の港西淡までのバスがない!それで、中で一休みしてから、徒歩で帰ることにした。致し方ない。

再び雨の中を1時間半ほどかけ、陸の港西淡まで戻ったのである。
 


 
駅からランランバスに乗り、宿舎に着いたときは、このように日は暮れていたのである。



 
 
これで、淡路島西淡地区遊歩編はおしまいだが、淡路丸山港付近での夕日の(藝術?)写真をとったのでそれをアップして今回の記事は終わる。



 


テトラポットの上で、カモメが休んでいるのがご覧になれるであろうか。気に入った写真です。

 

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