湯村温泉と夢千代とは、切っても切れぬ縁がある。と言っても、TVドラマの『夢千代日記』が放映されて以降の事ではあるが。もう30年以上前の話になる。私も30代で毎週見ておりました。
確認のため、Wikipedia様にお伺いすると、このように書かれていた。
NHKの『ドラマ人間模様』で放映された3部作のドラマである。吉永小百合主演。後に映画化や舞台化もされ、舞台では数々の女優により主人公夢千代が演じられている。
- 夢千代日記:1981年2月15日 ‐3月15日放送、全5話
- 続 夢千代日記:1982年1月17日 ‐2月14日放送、全5話
- 新 夢千代日記:1984年1月15日 ‐3月18日放送、全10話
主人公の夢千代は母親の胎内にいたとき、広島で被爆した「胎内被爆者」。原爆症を発病しており、余命2年と宣告されている。物語はその夢千代を取り巻く人々の生き様を山陰の冬景色を背景に物悲しく描く。ストーリー展開は夢千代が毎日書き綴っている日記が軸となっており、随所に夢千代が日記の一部を読んでいるナレーションが盛り込まれている。また、湯村を訪れる謎の人物がシリーズ毎に登場し、次第にその過去が解き明かされていくというミステリー的な魅力もある。
三部とも物語の冒頭は、夢千代が原爆症の治療に神戸の病院へ行き、その帰りに山陰線の列車が余部鉄橋にさしかかるころの車内から始まる。 余部鉄橋
湯村温泉はこのドラマ放映後、「夢千代の里」として一躍脚光を浴びた訳です。その現在の様子を前回の記事で紹介した。 湯村温泉 夢さんぽ
同じくWikiの記事によるとこう書かれている。
平成16年11月に資料館「夢千代館」がオープンし、館内には湯里銀座や煙草屋旅館内部などが再現されている。
同じくWikiの記事によるとこう書かれている。
平成16年11月に資料館「夢千代館」がオープンし、館内には湯里銀座や煙草屋旅館内部などが再現されている。
パンフと 入館券
キャッチコピー:
エントランスを抜けると
そこは懐かしい昭和の街並みがあります。
有難い事に、館内では自由に写真が撮れる。
入ってすぐ右手の壁に展示されているのが切り絵風の大型パネル。
ここは、夢千代日記物語コーナーで、その物語世界を切り絵で紹介している。
夢千代日記の物語を展開しながら、
人々が寄り添いながらも逞しく生きてきた、
懐かしく、心温まる昭和の時代を再現しました。
とある。物語の人間関係パネル。
館の一階中央は、平和記念コミュニティー広場になっている。
平成17年4月22日に、吉永小百合が新温泉町を訪れた時のパネル写真が掲示されていた。
吉永小百合は、現在もなお十二分に美しい。私より年長とはとても信じられない。
物語の舞台であった、湯の里温泉の再現コーナー。 タバコ屋、電気店、洗濯店などの商店街の街並みを再現している。赤ポストもあります。スペースの関係で奥行はないけどね。
旅館の玄関先を再現した部屋。
夢千代日記の撮影で利用した道具なども資料館の部分に展示されている。
夢千代日記の最初の1話が、ビデオ放映されていた。
本当に可憐で美しい。その上に年齢による艶っぽさ、妖艶さも伺われるのである。
夢千代のマネキン。着物は、吉永小百合がドラマで着用したもの。
吉永小百合のメッセージ
2階は、特設展示場になっている。
夢千代が寛いだと思しき、お茶の間。
昔の湯村温泉の写真パネル
吉永小百合のパネルと千羽鶴
古い蓄音機と、歌手でもあった時代の吉永小百合のレコードジャケット。
夢千代日記は、東映で映画化もされている。そのポスター。
死を覚悟した凄惨なる美しさ と言っていいのかね。
舞台にもなっている。
現在、舞台では今村文美が夢千代を演じている。前進座公演のポスター。
いきてみようと思います
いいでしょう お母さん
亡くなった母へのオマージュであり、自らを励ます言葉です。
今回は、これでおしまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿