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2015年6月4日木曜日

インドの神様 ガネーシャ

 最近火山活動や地震活動が活発になってきており、近々大地震や火山の大噴火などが起るのでないかと不安になる。小規模の地震は、今も東北地方でしばしば起っている。御嶽山、箱根山、口永良部島などで起ってきた噴火が、富士山や阿蘇山などで大規模に起こるやもしれぬ。

口永良部島

さらに南海トラフ地震などが来れば、関西四国地方は壊滅状態になる。
日本は、経済ばかりでなく自然災害の大国である。一旦大災害が起こると、悲惨な状態になることは過去の事例から明らかである。政府は、その備えをしっかりと厳重にしておかねばならぬ。むしろこの事こそが、政府の最大の存在意義である。

にも拘わらず現政権は、集団的自衛権行使容認などと言い出して、軍国化を進めようとしているように思える。軍事費に回す金があれば、防災費に回せと思う。さらに政府方針の18歳で参政権をというのは、18歳で徴兵するための足がかりでないかと思ってしまう。子や孫を持つ身としては、戦争はあってはならぬと思う。戦争はかかわる全ての人を不幸にするのだ。これは、戦争経験者の親父の信念でもあった。爺さんとしては、せめて選挙でその反対意志を明示せねばならぬと思うのであった。

政治がらみの事を書いてしまったが、切実に今の世情を不安に思うのである。

といった、この頃の感想の後に、何の関係もないお気楽なブログの記事を始める。

大分前だが、インドの神様の記事を書いた。インドの神様 ヴィシュヌ神

その時は、面白かったので、他の神々もドンドン紹介する積りであった。しかし、日々雑事に紛れるうちに調べたことさえ忘却の彼方である。

ところで、先日三宮のジュンク堂でこの本を見つけた。



『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』

すっかり忘れていたが、ガネーシャですね。パラパラと見ただけで買ってはいない。7,8年前に息子が買って、私も読んだのが、その1巻目でした。内容は憶えてないが、成功のためのハウツー本です。 この本を読んで、息子や私が成功したかと言うと、そんなことはない。私は現在失敗組で、過去においては成功組であったがこの本の影響は受けていない。 息子については、全く不明である。



2巻目もででいる。




いらん事を書いたが、要するに、暇つぶしにこのインドの神様を詳しく調べようと思っただけである。 このブログを読んで下さる皆さまは既にご存知なように、私は無知蒙昧、碌すっぽ何も知らないのである。 

それで、Wikipedia様にお尋ねするのである。

ガネーシャ
ガネーシャ Ganesa
富と学問の神

ガネーシャगणेश, gaṇeśa

ヒンドゥー教の神の一柱。その名はサンスクリットで「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を意味する。同じ意味でガナパティगणपति, gaṇapati)とも呼ばれる。

容貌を書くとこのようになる。

太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、4本の腕をもつ。


正しくその通りです。太鼓腹だが、美男子でそこが私と違う。

加えて、

障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、事業開始商業の神・学問の神とされる。

(別名) 歓喜天、聖天

生まれや容貌の理由などを、箇条書きに纏めるとこのようになる。

● シヴァ神パールヴァティー神の間の長男とされ、眷族の長。

パールヴァティー神が身体を洗い、その身体の汚れを集めて人形を作り命を吹き込んで生まれた息子とされる。

● 象の容貌の理由

パールヴァティー神の命で、ガネーシャは浴室の見張りをしていたが、シヴァ神が帰還。ガネーシャはそれを父のシヴァ神と知らず、入室を拒んだ。シヴァ神は激怒し、ガネーシャの首を切り落として遠くへ投げ捨ててしまう。

パールヴァティー神に会い、それが自分の子供だと知ったシヴァ神は、投げ捨てたガネーシャの頭を探しに旅に出かけるが見つけることができず、旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、ガネーシャの頭として取り付け復活させたとされる。

大体神様は皆そうですが、シヴァ神も横暴でいいかげんな神ですね。

● 片方の折れた牙の由来

牙が折れている理由には複数の神話があるが、有名なものを2つあげる。
1)父神シヴァの投げた斧を反撃しては不敬であるので、敢えて一本の牙で受け止めたために折れた。
2)籠で運ばれているときに振り落とされて頭から落ちて折れてしまった。

ガネーシャは、父シヴァ神の被害者と考えるべきだろうね。 どこの家庭でも多かれ少なかれ、息子は父親の横暴さの被害者であります。

インドのマハラシュトラ州を中心にデカン高原一帯で多く信仰されている。

とあって、インド各地で9月19日に生誕のお祭があるそうだ。

ガネーシャ・チャトゥルティ(生誕祭)の様子
 
お祭りでは、このような巨大ガネーシャ像が展示される。
 
 
大小様々なガネーシャ像を車にのせて、街をパレードする。
 
 
 
 

お祭りの人混みはこんなのです。凄い人です。


面白そうですね。一度見てみたいものです。

今度は、置物としてのガネーシャ像の画像をあげる。美術品です。

 


 


ガネーシャは、歓喜天なので色好みである。それ故これは、普通。
 

ちょっと猥褻な像。

スリランカでは木像、ネパールでは真鍮製の像が作られている。
 
 
 
 
 

ガネーシャの画像のコレクション。

王子の頃




 

成人後





 


日本での歓喜天としての表現もある。



ガネーシャの画像集の動画です。インド人の生活の中にどのようにして入り込んでいるかがわかる。

Shree Vighneshwara Suprabhat  

今回は、これでおしまい。

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