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2015年6月16日火曜日

余部日帰りドライブ

先週の土曜に日帰りで余部へ行ったときの旅行記。日本海を見に行って、田圃ばかり見てきたようなものである。走った行程は、つぎのようである。

神戸ー三田ー篠山ー春日ー朝来ー豊岡ー余部   

片道高速を利用して、4時間弱かかる。 長距離ドライブである。



旅行記はすぐに書くつもりであったが、他の関連記事が先になってしまった。今回の記事で、その関連を説明する積り。

朝の業務を済ませてから、9時すぎに車で出発。次男が垂水から自宅まで運転してきた。六甲トンネルを越えて三田にでて、舞鶴若狭自動車道に入る。1時間程走って篠山市にある西紀SAに入る。

 

レストラン丹波篠山も併設されている。


土曜日ということもあり、大変な混雑であった。
 


ここで、地元グルメの朝食を取ることにした。
その前にお土産として買ったのが、丹波篠山黒豆を使った、

・黒豆絞り納豆
・丹波黒豆プリン
・丹波黒豆ケーキ

の3点。

朝食はコーヒーと地元パン。ベーカリーが入っていて、特産の黒豆を使ったプレミアム黒豆パン(250円)や空豆を使ったパンケーキメロンパンミートパンを売っている。空豆パンは、塩味がよく効いていて、他のパンも焼き立てで、柔らかく大変美味しかった。値段は高めだがお勧めです。
黒豆ソフトクリーム(320円)もある。


このSAの名物は、踊りたこ焼きである。


たこ焼き1個に1匹いいだこが丸ごと入っている。まるでタコが踊っているように焼き上げている、という事でこのネーミング。このSAのオリジナル商品である。 一人前620円。

踊りたこ焼き

定番に近いが天ぷらコーナーもある。ネギタコ天というのを購入した。味は普通。


ここから暫く走って北近畿豊岡自動車道に入る。


1時間程走ると、道路に但馬空港の表示が現れた。行ったことのない空港なので、立ち寄ることにした。

この空港である。


空港の詳細は知らなかったので、Wikipediaを参考にする。


但馬飛行場
Tajima Airfield
TJH 01.JPG
IATA:TJH-ICAO:RJBT
概要
国・地域日本の旗 日本
設置場所兵庫県豊岡市
空港種別その他
運営者但馬空港ターミナル株式会社
運営時間8:30 - 18:30
標高178 m・584 ft
位置北緯35度30分46秒
東経134度47分13秒
座標: 北緯35度30分46秒 東経134度47分13秒
ウェブサイト
但馬空港
滑走路
方向ILS全長×全幅 (m)表面
01/19LLZ1,200×30舗装


但馬飛行場(たじまひこうじょう; Tajima Airfield

兵庫県豊岡市にある飛行場で1994年(平成6年)5月18日に開港した。
通称は但馬空港コウノトリ但馬空港の愛称がある。

概要:

新幹線や高速道路などがない高速交通空白地帯であった兵庫県北部(但馬地域)の交通インフラの整備を目的として兵庫県を事業者として1987年6月に基本建設計画が発表され、1994年(平成6年)5月18日に開港した。
山間を切り開いて開設されたため、早朝の霧や荒天による欠航や出発空港への引き返しが比較的多かったが、2001年10月より兵庫県が計器着陸装置を導入したため、運航率は向上している。

この時は、乗客らしい人はいませんでした。乗客者0の表示があった。赤字なのだろうと思って、乗客数を見るとこのようになっている。


空港乗降客数推移(人)
国際線国内線合計
21年度027,74827,748
22年度027,99527,995
23年度026,50826,508
24年度026,20826,208
25年度028,72628,726

1日100人以下の利用ですね。これでは赤字に決まっている。記事を読むとこう書かれていた。

兵庫県は維持に年間1億4400万円(2007年度予算)の赤字補填を行っている。

現在は、但馬ー大阪(伊丹) 1日往復2便の運航のみである。東京直行便が実現しても、黒字には程遠いでしょうね。



コウノトリがこの空港周辺まで飛来する。空港名称は、このことに由来する。

空港の案内図。


ターミナルビル入り口

ターミナルの右側には飛行機が2機展示されている。

YS-11(11A-500R型/YS-11の103号機)
熱心に説明板を読んでいる年配の方がおられた。周辺には、その方だけです。


なんと、兵庫県の人気ゆるキャラ はばタン もいたのだ! はばたこう~ 大空へ

はばタン空

エアロコマンダー式680FL型


空港の前は、整備され公園になっている。


 
こうのとりかえる」 のブロンズ像。豊岡市では、人工飼育などでコウノトリの保護・増殖に勤めている。平成17年からは放鳥が開始され、平成19年には43年ぶりに野生下でヒナが誕生した。そのような事があり、現在では野生の状態でのコウノトリがコウノトリの郷公園の近辺で観察されるのである。


ターミナルビル屋上からの眺め。小さい飛行場である。


屋上にいたのは、我々3人だけ。後姿なので、ワイフと息子の個人情報は保たれている。



ターミナルビルに展示されていた、水上機 城崎第一号 J-BANG の模型。


城崎・円山川の水上飛行機遊覧で、用いられた機である。1931年に始まる。


但馬空港を出て、トンネルを幾つか超えて余部道路に入る。ここを抜ければ新余部鉄橋が見えてくるのである。その訪問記が前回の記事。 新余部鉄橋訪問記

ここで橋の沢山写真を写してから、遅い昼食を 道の駅 あまるべ 内の 余部村 魚菜店 で取った。

勿論地元グルメである。 鉄橋御膳 1500円 である。奮発しました。
左がメインのカニちらし寿し丼。イワシのつみれの入ったみそ汁。あと小鉢もので、タコの柔らか煮とちくわとニンジン等の筑前煮。漬物とデザートのみかん。カニの身はたっぷり入っていたが、甘酢のタレが多すぎてご飯がべちゃべちゃしていた。味はまあ良好でした。お腹一杯になる。おまけに
余部鉄橋の写真カードが付いてくる。(写真右下)


ワイフと息子は、わかめうどん 500円。 ワカメがたっぷりです。塩味がよく効いている。


ということで、昼食を終える。

余部港での日本海の眺め。ここら一帯は、山陰海岸ジオパークの一部になっている。景色を鑑賞するには、テトラポットが目障りだね。どこにでもある。



海岸から新余部鉄橋を望む。丁度列車がやってきた所。



余部見学を終えて帰途につく。国道178号線をひた走る。

その途中、植村直己冒険記念館の看板を発見する。是非とも見ねばならぬと、全員の意見が一致したので予定外の見学をすることになる。

記念館のある植村直己記念スポーツ公園


公園内には、野球場とか陸上競技場、テニスコート等がある。


その一角に植村直己冒険記念館がある。




一風変わった建築で、屋根の横手部分が小山になっており、芝生や木々が植えられている。
左側のコンクリートが入館通路壁になっている。


 

ホームページの記述では、

周辺の山並みを背景に取り込んだ約200mに及ぶまっすぐな通路は、大地を切り裂くクレバスを表現し、通路を主軸としてイグルー(雪洞)をイメージする展示室・映像ホールなどがあります。

となっている。この奥が入場口。


入場口にある、植村直己の大写真。


この冒険館の見学記は、次回の記事にする。見学した価値は十二分にあった。 植村直己の人となりとか業績がよく解ります。

帰路、コウノトリが田圃に降り立っているのを車中から見つけた。写真は撮れなかったのです。残念。これは代用品。シラサギは、田圃に沢山いた。



充分に冒険館見学を堪能してから、養父神社へ向かう。着いたのは、5時近かったが神社に拝観時間の制限はない。それで、写真を撮りながらお詣りをさせて頂いたのである。 養父神社

養父神社の参拝を終えて、大体同じルートを取って神戸へと帰っていくのであった。途中休憩で立ち寄った、上りの西紀SA。こちらは、下りよりも売店の土産物の品揃えが少ない。帰りには、皆さんここには余り立ち寄らないのだと納得する。



西紀SAと関係なさそうだが、坂本龍馬のブロンズ像があった。


これから無事に六甲トンネルを通って自宅に着くはずが、出口を間違えたため六甲山越えをすることになった。くねくね道がつづいて気分が悪くなり吐きそうになった。私は乗り物酔いする質なのである。しかし、黙って耐えるのみである。そして、ようやく8時まえに自宅にたどり着いた。

山越えさえなければ、楽しいドライブだったんだけどね。

ということで、今回のドライブ旅行記はおしまい。
 

 

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