しかし、次男の協力を得て、昨日そのリベンジを果たしたのだ。その一部始終を何回かに分けて報告する。
次男に教えてもらうまで、私は太陽公園のことは知らなかった。以前、山陽自動車道を走っている時、姫路市付近で山中に西洋のお城のような建物が見え、趣味の悪い建物だな、ホテルに違いないなどと思っていた。それが、太陽公園の目玉の白鳥城だったのである。少し調べればわかるのに、物知らずにも程があるね。
先週写した写真から始める。高速を降りて一般道から見た白鳥城。目立つお城である。
太陽公園に着くと、山上に圧倒的な偉容を誇る白鳥城が現れる。
太陽公園のマップ。 図示されているように公園は、城のエリアと石のエリアに分かれている。
駐車場は、城のエリアにある。その駐車場の上に洋館風の建物がある。白鳥の館(ウエルカムハウス スワン)で、中はお土産屋になっている。後にチラリ見えるのが白鳥城。
館の入り口には、くるみ割り人形の王様がいる。
館の中の様子。土産物がずらりと並んでいる。
お城へは、ここからモノレールで登ることができる。
入場はしなかったのだが、その時に写した城のエリア周辺の写真をアップしよう。
入り口の階段には、このような黒御影石の立派な石碑が3基並んでいる。
完全参加と平等
国際福祉都市 太陽
愛の貫徹
である。
この公園の運営母体の太陽福祉グループの石碑です。
太陽福祉グループは、つぎの4つの福祉法人と財団法人からなっている。
社会福祉法人
姫路社会福祉事業協会 兵庫県姫路市林田町久保161-2番地
社会福祉法人
南光社会福祉事業協会 兵庫県佐用郡西下野880番地
社会福祉法人
愛光社会福祉事業協会 兵庫県姫路市打越1100番地
社会福祉法人
太陽社会福祉事業協会 大阪府大阪市東淀川区大道1-12-24
財団法人
姫路社会事業協会 兵庫県姫路市打越530番地36
だから、民間経営のテーマパークとは異なる。営利目的だけで、経営されている訳でない。障がい者の福祉も考慮されており、従業員の多くの方は障がい者もしくは生活困窮者であった方である。
広場に置かれている動物の像。
このような小屋もいくつか展示されていた。室内に民族衣装が展示されてたようだが、定かではない。
これだけを、写真に撮ってその日はすごすご帰ってきた。
さて1週間後である。つまり、昨日のことだが、朝の11時に垂水を車で出発する。前回と同じく私、ワイフ、次男のメンバーである。全員朝ご飯を食べていなかったので、朝昼兼用の食事を三木SAでとることにした。最近のSAでは、なかなか美味しいものを食べさせてくれるのだ。
レストランには目ぼしい地元グルメがないのでパスして、隣の食堂街コーナーの料理を注文することにした。食券を購入すると、自動的にオーダーが調理場に入り、料理ができればマイクでアナウンスする、というシステム。巨大ショッピングモールの万国グルメ街でよく使われているシステムですね。レンジでチンするだけだろうが、驚くべき速さで注文の品ができあがる。このときは、長距離トラックの運転手の方が沢山いました。
このように、丼屋、うどん屋、ラーメン屋などが並んでいる。
息子は、ぼっかけうどん
ワイフは、 ざるそば
私は、 鯖の味噌煮定食
を食したのであった。値段は高くない。味のほうはまあまあである。サバ味噌は、そこそこ美味であったと付け加えておく。以上恒例のグルメ記事おわり。
腹ごしらえもできたので、山陽自動車道を一路山陽姫路西に向かう。
ここで高速を降り、前回と異なり道を間違えることなく、太陽公園 城のエリアに午後1時10分に到着した。これなら閉園時間の5時までゆっくり見学できる。
前回その全貌を写していなかった、白鳥の館(ウエルカムハウス スワン)。
手前の壁には、西洋のお城のレリーフが4枚はめ込まれている。
前回写し損ねていた、スイスの山小屋風の建物プラス動物の像。
このような、ブレーメンの音楽隊の動物像もある。
白鳥の館 館内の様子。
白鳥の館の東出口を出た所がモノレールの乗り場になっている。
どこかで見た、信楽の狸がいるね。信楽たぬきの日
白鳥城の全貌
Wikipediaには、太陽公園の適切な解説があるのでそれを引用する。
太陽公園(たいようこうえん)
兵庫県姫路市の峰相山山麓にあるテーマパークである。世界の石で作られた建造物や遺跡、石像などのレプリカを多数設置した「石のエリア」と、隣接する敷地の山上に建設された山城「白鳥城」をメインとする「城のエリア」に分かれている。
「石のエリア」の見ものは、全長2キロにおよび再現された「万里の長城」と、1000体の兵馬俑が発掘された現場を再現した兵馬俑展示館であり、そのほかの展示物も、ほとんどのものが実物大で作られており、見るものを圧倒する。
「城のエリア」は2009年(平成21年)4月19日にオープン。2006年(平成18年)から建造され始めたこの城はドイツ南部にある有名なノイシュヴァンシュタイン城と非常に良く似ている。なお、白鳥城へのアクセスは専用のモノレールを利用するか徒歩で山を登ることになる。
公園の運営については、このように説明されている。
公園は社会福祉法人愛光社会福祉事業協会(太陽福祉グループ)によって運営され、また同施設は障害者の雇用の場にもなっており、入場料等の収入は障害者への給与等に充てられている。園内には三光園、愛光園などの福祉施設が併設されている。
パンフ
パンフは2つ折りで、内側に太陽公園のマップと、色んな建造物の写真説明がある。
裏面が、城内のトリック3Dアートミュージアムの解説。
開園時間は、午前9時から午後5時まで[年中無休](入園受付16:30まで)
入園料はこのようになっている。
一般 | 団体(20名様以上) | |
大人(高校生以上) | 1,300 円 | 1,170 円 |
小人(小・中学生) | 600 円 | 540 円 |
小学生 未満 | 無 料 | 270 円 <*2> |
高齢者 (75歳以上) | 600 円 | 600 円 |
障がい者・介助(大人) <*1> |
600 円 | 600 円 |
障がい者(小人) | 300 円 | 300 円 |
75歳以上でないと高齢者と見做さない。私は、高齢者でなかったのか?
2基連結のモノレール。
屋根の頂きには、聖者の像がある。
下から眺めた白鳥城
城正門に至る通路には、幾つもの子供の像が設置されている。
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