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2015年8月16日日曜日

人類消滅後の世界

アラン・ワイズマン著 人類が消えた世界 早川書房


を読了。面白い本でした。人類が生まれる前の世界についても述べている。そして、たとえ核戦争で人類が消滅したとしても、他の生物は生き残り得る。

この本では人類が忽然と姿を消したら、世界各地では一体何が起こるのかを、各種のデータから詳しく述べてある。

100年後には煙突のレンガなど を除く屋根や壁のほとんどは崩れ落ち、高層 ビルを擁する大都市もまた、地下への浸水から崩壊し 長くはもたない。


橋やビル群も自然崩壊してこのような姿になる。

 
 
 
 
植物が繁茂しだしている。アンコールワット遺跡の現代都市版。



著書に曰:

人間が残した文化的生産物は、 銅像などを除けば、ほとんどが数万年のうちに跡形も なく消え去るが、プラスティック粒子、放射性物質など はその後も地球の環境に大きな影響を及ぼし続ける だろう。

 
その人類消滅後の世界の様子を Kenn Brown の挿絵から見ていこう。これが今回の目的。

4年後のニューヨーク


5~20年後のニューヨーク

200~300年後のニューヨーク

500年後のニューヨーク

15000年後のニューヨーク 

全てが氷河に飲み込まれてしまっている。 猿の惑星氷河版。


 
 
30億年後  辛うじて生息しているとされる生物。 以下 挿絵画家はKenn Brownではない。


40億年後

50億年後


かくして、地球自体が消滅する。それでおしまい。



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