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2015年12月3日木曜日

福良港風景

福良訪問記の3回目である。今回は福良港の風景写真を紹介したい。港周辺や海岸線を歩いて、そして淡路防災ステーションの屋上から撮った写真です。 福良港 うずまる

福良港の掲示板  

みなとの歴史回廊とあって、福良港の歴史や文化を説明してある。


かっては、定期航路があり栄えた港町であったが、現在は大鳴門橋開通によりすべての定期旅客航路が廃止されている。

その掲示板の奥に設置されているのが、足湯 うずのゆ である。


潮崎温泉の本格的な泉質の足湯です。

うずのゆの建物。地元の人が殆どと思われた。タオルも販売していたが、寒いし靴下を履き替えるのも面倒なのでパスした。私は場違いの感じだったしね。今となれば浸かってみた方が良かったと思う。後の祭りである。


 
このように渦を巻いている円型の足湯である。その周りにも細長矩形の通常スタイルの足湯もある。


足湯の前に、船に乗って漁をする漁師の石像があった。鯛釣りと思われる。櫓をこぐ漁師の表情を見てください。タバコを咥えた柳家 金語楼ですね。因みに櫓は木製で腕から離れている。

 


観潮船基地 なないろ館の看板。 その足元に津井の瓦。


なないろ館

 
うずしおクルーズの乗船場になっていて、館内には、土産物屋さんとか旅行社も入っている。

公園に設置されていた石像 未来





ここで、福良港の歴史を知るためWikipedia様に解説をお願いする。

福良港
福良港
洲崎から伸びる防波堤と福良港
所在地
日本の旗 日本
所在地兵庫県南あわじ市
座標北緯34度15分19.98秒
東経134度43分9.14秒
詳細
管理者兵庫県
種類地方港湾
港則法適用港
統計
統計年度2008年
発着数2,032(客船)270(貨物)
貨物取扱量178,000t
旅客数減少26.4万人
主要移入品砂利・砂、セメント、石油
主要移出品砂利・砂

うずしおクルーズの観潮船

港内にある津波防災ステーション(耐候性鋼使用による錆色が特徴)


福良港(ふくらこう)

鳴門海峡に面した淡路島の南端、兵庫県南あわじ市にある兵庫県管理の地方港湾である。

福良港は鳴門海峡から入り込んだ福良湾内にあり天然の良港である。
かつて大鳴門橋の開通以前は徳島県鳴門市の撫養港との間に鳴門フェリーがあり、四国と阪神を結ぶトラック輸送の動脈を担っていた時期もあったが、現在では鳴門の渦潮を見る遊覧船(観潮船)の発着港として多くの観光客に利用されている。
その他にも貨物港と漁港としての機能があり、平成20年(2008年)のデータでは3,000t未満の内航貨物船の入港隻数は約270隻である。

福良湾は鳴門海峡の東側に開けており、南海地震による紀伊水道からの津波の侵入が予想されている。現在、福良港には防潮堤や洲崎から伸びる港口防波堤が整備されているが、さらに可動式の湾口防波堤の整備などが検討されている。


歴史:

大化2年(646年)、福良撫養の間で終日通船が始まる。南海道が整備されると、由良港とともに畿内と四国を結ぶ海上交通の要衝となった。
  • 明治15年(1882年)、撫養港⇔阪神間の汽船が福良港へ寄航。明治33年(1900年)、甲浦港⇔大阪航路の大阪商船(関西汽船の前身)が福良港へ寄港。

  • 明治40年(1907年)、福良港⇔撫養港間に福良汽船が就航。大正11年(1922年)、おのころ汽船と福良汽船が合併して阿淡汽船に。昭和2年(1927年)、阿淡汽船の撫養航路が1日6便に。

  • 昭和29年(1954年)、福良港⇔撫養港に徳島県営フェリー(のちの鳴門フェリー)が就航。

  • 昭和38年から56年まで、阿淡汽船の福良湾定期遊覧船。

  • 昭和40年(1965年)、福良港⇔徳島港に福徳フェリーが就航(翌年に廃止)。

  • 昭和60年(1985年)の大鳴門橋開通によりすべての定期旅客航路が廃止される

月並みな感想だけど、陸つづきになるとどうしても海の航路は寂れてしまう。淋しいね。

現時点では、観潮船のみが運航されている。 再びWikipedia より引用。

四国側の亀浦港発着の小型遊覧船と並んで、福良港も400t級の帆船を模した大型遊覧船「咸臨丸」「日本丸」2隻が発着している。通常は1隻のみで一日6便、多客時には2隻で一日12便となる。

福良港の風景写真をアップする。この日は曇りだったので、画像は鮮明ではない。しかし、あらためて眺めてみると背景の雲の様子は悪くない。それなりの写真が撮れたと思う。

渦潮観潮船乗り場  左に見えるのが、「うずしおクルーズ」の日本丸


日本丸の雄姿



向かいに見えるのが、 休暇村 南淡路 である。 昨年3月、絶品の3年トラフグを食べた場所である。大満足であった。記憶力の悪い私ですら憶えている。 そのグルメ記事を書いたので見て頂ければ嬉しい。 究極の魚料理はフグ料理  超お勧めであるが、予約が必要です。


手前が飛田造船所の一部で、漁船が停泊している。奥の方にトンビが沢山舞っていたのだが、この写真では見えませんね。


うずしおクルーズに出港した咸臨丸


以前鳴門の渦潮は、見たことがあるのでパス。料金は2000円。時間は60分。

うずしお観光の案内(プロジェクト福良より)。



鳴門の渦潮 (私の写した写真ではない。)



福良湾左岸の風景。 砂利を船舶に積み込む施設。この隣が造船所になっている。


左に見える尖がっているのが、慰霊塔・永遠のともしび。若人の広場にある。中央の丘にある建物が、ホテルニューアワジ。遠くて、徒歩では行けませんでした。


造船所風景。大きなクレーンが幾つも見える。作業中で動いていた。



この時点でお昼近くであった。昼食に買っておいたパンを食べ、その後福良の神社仏閣巡りを始めた。これが人形浄瑠璃見学に次ぐ当初の目的であった。たっぷり時間をかけて取材しました。その報告は次回にまわす。

神社やお寺の参拝を終えてから、帰りの便まで時間があったので、福良湾岸を散策した。

その散策途中の福良湾の様子。 雲の合間から日の光が差し込み、光る海であった。


砂利の運搬施設  福良港は、砂利や砂の移出入の基地になっている。

 
日本丸がクルーズから戻ってきた。


 造船所の巨大クレーン。30m級の中規模の船舶を建造しているそうだ。

 
造船所の様子
 
 
勿論造船所には立ち入り出来ないのだが、道路横から見ると部材を溶接しているのは、
意外にも外国人労働者であった。造船技術者養成の意味もあるんだろうね。
 
少し歩くと3年トラフグの看板を見つけたので、少しお邪魔してみた。
養殖業者の若男水産の建物。残念なことに誰もいない。

 
この筏で養殖しているのでないかと思って写したのだが、後で調べると違うらしい。
実際の筏は、福良湾沖2㎞位の所にあり、鳴門海峡福良湾の境に位置している。
 

その筏に向かう船が停泊していた。


確かめていないが、この筏は別の魚の生簀だろうね。何だかわかんないが。


福良浄化センター

その近くにあった、小さな社。鷺森三方荒神社とある。

 
その傍らにあった石碑。石仏のようなものかもしれない。気になったので写してみた。
 

 
これでおしまい。
 
 

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