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2015年12月14日月曜日

須磨浦山上遊園 I

あんまり嬉しくない自覚だが、人生の終盤戦に入っているという感覚が強くなっている。今のところ大きな病気にはなっていないが、心身の不都合があちこちに出てきており、確実に老化していると感じる。目、膝、歯、関節、心臓に肝臓等々である。脳みその中も同様である。膵臓もそうかもしれぬ。それに体力も落ちた。運動をして、日々健康維持増進に努めるべきなのだろうが、日常の業務が重たく感じられると、運動も苦痛となりさぼり勝ちになる。そして一層老化が進み、やりたい事ができなくなるのである。できなくなると、一層やりたくなくなってしまう。それで更に一層老化が進む。悪循環である。困ったことだが、どうやらこれが現実らしい。自分の周囲を見回すと、その実例には事欠かない。人は若くて元気なうちに、出来ることはやっとかんといかんのである。Familyをつくる(昔風にいうと、一家を構える)というのは、その最重要事項である。

私には30半ばのまだ未婚の息子が2名おり、こんな事は彼らに言ったことはないが、早く家庭をもち可能なうちに苦労をすべきだと思う。長男は結婚して二人の子供を持ち、幸せだがそれなりの苦労をしている。仕事など一時ならばどうにでもなるので、トットと婚活をせよと2人の息子に言いたいのだ。色々と事情があるだろうゆえ、面と向かってはよう言わんので、このブログでこっそり書くしかないのである。

と、久々に日々の雑感を書いてから、神戸名所案内を始める。今回は、須磨浦山上遊園である。
一週間以上前の12月5日土曜日の記事である。神戸案内の記事を書くため、時間があれば写真を撮りに神戸中を動き周っているのだ。今はその記事化に必死になっている。実に馬鹿な爺さんだ。

いつものように時系列で、須磨浦山上遊園の写真紹介を始める。

11時半に山陽電車 須磨浦公園駅に到着する。

駅構内  土曜日だが、乗客は疎ら。


駅内にある、須磨浦山上遊園の案内パネル。


山陽電車 須磨浦公園駅


須磨浦ロープウェイ駅

 
ここで、Wikipediaから簡単な説明を頂く。


須磨浦ロープウェイ(すまうらロープウェイ)

兵庫県神戸市須磨区の鉢伏山にかかるロープウェイである。運営は山陽電気鉄道の子会社である須磨浦遊園株式会社が行っている。


ゴンドラからの眺望

ゴンドラ(2代目)

須磨浦公園駅

鉢伏山上駅

ロープウェイの基本データ
  • 駅数- 2駅(須磨浦公園駅、鉢伏山上駅)
  • 線路全長 - 464m
  • 定員 - 30人
  • 運転速度 - 2.5m/s
  • 所要時間 - 3分15秒
  • 三線交走式
ゴンドラ:

現在のゴンドラは、2007年に川崎重工で新造された3代目のもので、2代目と同様に1号車は「やまひこ」、2号車は「うみひこ」の愛称がある。
やまひこ」は、赤を基調に白帯を配しており、「うみひこ」は、白を基調に赤帯を配している。

利用料金

大人(中学生以上)片道450円、往復900円
小人(小学生)片道230円、往復450円
※ロープウェイ、カーレーター、展望閣、観光リフトをご利用のお客様は、往復割引回遊券がお得です。

ロープウェイを降りると、そこが須磨浦山上遊園の入り口である。再びWikipedia様の解説を伺おう。

須磨浦山上遊園
   

梅林と西部展望台

回転展望閣から須磨浦を望む

回転展望閣

回転展望閣2F内部

ふんすいランド


須磨浦山上遊園(すまうらさんじょうゆうえん)

兵庫県神戸市須磨区鉢伏山旗振山の山頂一帯に広がる須磨浦公園内の植物園・遊園地を含む緑ゆたかな公園である。1959年に開園した。
山陽電鉄 須磨浦公園駅に直結する須磨浦ロープウェイカーレーター(勾配25度のゴンドラ)を乗り継ぐと山頂エリアに着く。山頂エリアには須磨海岸~紀淡海峡から六甲山地まで360度のパノラマを楽しめる回転展望閣や林間の散策路があり、さらに観光リフトで谷を渡ったところにはふんすいランドサイクルモノレール等が設置された遊園地がある。施設の殆どは開園時(1959年)からのもので、レトロ感を楽しむことができる。その西に、名所として知られる梅林、ハマナス園、フジの園といった植物園が広がる。
また園内には六甲全山縦走路が通っており、ハイキングする人のための登山道や周遊路も整備されている。
なお、以前は同地に「ドレミファ噴水パレス」という、噴水・光線・音響効果をミックスさせて観客を楽しませたホールがあったが、老朽化や利用者の減少で1987年11月に閉館し、建物も既に解体されている。

ということで、斜陽気味の遊園地である。私が訪れたのは土曜日であったが、家族客がちらほらという感じであった。入園料は無料であるが、園内の施設を結ぶ乗り物には別途、料金が必要になる。推察するところ、経営的には赤字ではなかろうか。

料金体系は、こうなっている。

往復割引回遊券
 AコースBコース
 ロープウェイ  カーレーター 
展望閣  観光リフト
ロープウェイ  カーレーター 
展望閣
大人1,800円1,200円
小人1,350円   750円
 ★通常料金(大人1,900円、小人1,400円)
より大人100円小人50円お得!
★通常料金(大人1,300円、小人800円)
より大人100円小人50円お得!


私は、全施設を写真取材するため、Aコース 1800円也を支払って勇んで見学にでたのである。

 パンフの表には、須磨浦山上遊園のマップが描かれてある。


裏面には山上遊園の各施設の説明がある。


ロープウェイ乗り場階段の壁画    ゴンドラのうみひこが描かれていますね。

 
ロープウェイ須磨浦公園駅
 
 
赤い車体のやまひこが到着した。
 
 
駅構内の案内板  リフトからの見どころが描かれている。
関西空港、明石海峡大橋、紀淡海峡、神戸市街地 である。
 

発車時刻までに、しばらく時間があったのでゴンドラの中から周辺の景色を写した。

山陽電鉄の線路  垂水側で、上りの電車がやってくる。

 
神戸側
 

須磨の海

鉢伏山上駅

乗客は、私と女性3人組(三世代の親子)の4名のみ。

 
データによると、毎秒2.5m、約3分で鉢伏山上駅に着く。
ゴンドラからの眺めが、このロープウェイの売り物である。その眺望を楽しんで下さい。

 
海釣り公園  親父が生きていた頃二度程行ったことがある。私は釣りをしないので、最近はさっぱりである。そう言えば私と違い、親父は趣味人であった。私は、人生を楽しむことのできない野暮な人間であることを痛感しますな。


紀淡水道

ロープウェイの半ば。 海釣り公園の全貌が見える。

須磨の海岸線

うみひこ号とすれ違う。

鉢伏山の斜面   土砂崩れの跡。


瀬戸内海

 
ロープウェイ終点近くで、写した須磨海岸線。 写真ではそれ程でもないが、動きつつあるゴンドラの中からみると、やはり絶景です。昔はビルもなかったろうから、砂浜と松林のつづく大阪湾と瀬戸内海を一望に眺める絶好の地だったのでしょう。



鉢伏山上駅に到着。

何度もお見せすることになって済まぬが、山上駅展望台からの須磨海岸

 
 
これがその展望台。
 


ここからは、カーレーターを用いて、回転展望閣まで上っていく。 
その入り口兼出口。

カーレーターって、時代の遺物という感じの乗り物です。いもむし車で、「乗り心地の悪さ」で評判だそうな。

遊園の宣伝文句から:


カーレーターロープウェイ山上駅回転展望閣を結んで、昭和41年3月に開通いたしました。その姿も当時のままで、「乗り心地の悪さ」が評判です。
いもむし」に乗った感じをお楽しみください。
なお、振動がありますので、体調の優れないお客さま、また、妊婦の方は平行してあるハイキングコースをご利用ください。

 

これである。

全長91mで、二人掛けの椅子に座って、左右の景色を眺めることができる。座ると座席が水平になるように設計されている。乗客のいるときのみ動く。私一人だったので、貸し切り状態であった。


対向車(椅子?)。 ゴトン、ゴトンと音を立ながら上っていくのである。


回転展望閣に到着。 

顔出し看板発見。

1階がレストルーム(何もないので写真省略)、2階がゲームコーナーである。

誰もいない。クレーンゲームがあった。


 
3階が回転展望喫茶「コスモス」である。360度見渡せるようになっていて、名前の如く、回転するのである。お茶を飲みながら、東は大阪湾神戸空港、西は淡路島明石海峡大橋が一望できるのである。

 
 
このような景色である。
 

 

じつはお客が1名いました。私より年上の爺さんで、カレーを食べていました。なお、ここはセルフサービスです。
 

さらに屋上へと上る。上空は強風であった。

屋上に設置されている施設。


 

しかしながら、景色は抜群である。今までの画像と被るが、まあいいだろうということでアップする。

瀬戸内の光る海

 


海釣り公園大阪湾


須磨浦海岸


六甲山系 

 
そして眼下に観光リフトせっつ駅
 
 
次回のII につづく。

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