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2016年2月8日月曜日

湊川 神戸新鮮市場

またもや北朝鮮が、人工衛星と称するミサイルを発射した。沖縄上空を通過して、地球の周回軌道に達したらしい。増々ミサイルの精度を上げている。国としては殆ど死に体と思えるのに、無謀な脅迫行為を通して軍事政権が生き残ろうとしている。暴走を許すと、原子爆弾の使用により南北韓国民だけでなく、日本人まで甚大な被害が被るかもしれない。即刻中国と韓国が協力して、その危機を取り除いてほしいのだが、両国の思惑があり難しい。大国のリーダーは、何より世界の安全を求めねばならぬのに、そうはなっていない。常に自国(自分たち指導層)の利益が優先である。誠に腹立たしい限りである。

つい、日々の雑感を書いてしまったが、今回も神戸案内の記事で神戸新鮮市場の紹介である。
新開地界隈は何度か記事にしたが、その先にある湊川商店街については何も記事を書いていない。それで、神戸案内のシリーズの一環として、この商店街を紹介しようと思い立った。
新開地遊歩 新開地冬まつり 神戸地下街の壁画美術館 

この商店街では新鮮な魚が安く売られており、私はしばしば魚を見に行っていたのだ。まだ自由な時間があるころの話である。取材に行ったのが昨年12月16日であるゆえ、市場は年末の慌ただしさの中にあった。 (後注:取材写真が不充分であったため、あらためて昨日2月7日に再取材した。そのため新旧の写真が混じっているのをお断りしておく。)

湊川商店街の地図(神戸新鮮市場の一部としての)



湊川商店街の入り口。 国道を渡ってすぐの所に、このような高いゲートがある。




ここで、基礎情報を述べておく。我々は簡単に湊川商店街と言っているが、正確な名称は神戸新鮮市場であり、つぎの5つの商店街から構成されている。西日本最大級の商店街ということになっている。

1) 湊川商店街
2) ミナイチ
3) 東山商店街
4) ハートフル みなとがわ
5) マルシン

私は地元民でありながら、湊川商店街を正式名称と思っていたのだ。湊川商店街は、その一部にすぎなかったんだね。調べて見ないとわからんもんである。

この商店街も現在はかっての勢いがなく、いささか寂びれがちではあるが・・・。

湊川のホームページより:

神戸新鮮市場

北へ向かう約1kmの間に、衣食住すべてがそろう約500の店舗が立ち並んでいます。『神戸の台所』と呼ばれていることからもわかるように、食料品店のイメージが強いですが、他のジャンルも負けてはいません。そもそも『神戸新鮮市場』とは、3つの市場2つの商店街連合体なのです。

湊川公園駅から出てすぐ目の前に広がるのがパークタウンと、センタービル。専門店とダイエーがひとつになったみなとがわプラザ。衣料を中心としたこの3つのビルを中心としたものが『湊川商店街』です。
 その北に位置するのがミナイチこと『湊川市場』。大正7年に神戸で最初の公設市場として誕生して以来、神戸っ子に親しまれ続けている市場で、地下には飲食店が、一階には生鮮食料品や惣菜を扱う店が並んでいます。
 さらにその北にあるのが、湊川中央市場から阪神淡路大震災以後生まれ変わった『ハートフル湊川』。ほぼ中央を貫くのは、細い道の両側にぎっしり食料品店が立ち並ぶ『東山商店街』。さらにその北、神戸新鮮市場の北端にあるのが個性的な専門店がそろった『マルシン』と呼ばれる市場です。



 それでは、順次写真紹介する。

1) 湊川商店街

湊川商店街のアーケード。 歳末セールをやっていたが通行客はそれほど多くはない。


通路の右側が2階建ての商業施設になっている。こちらのほうは、パークタウンと呼ばれていて、長いショッピングモールを構成している。2階部分から、通路上に幾つかの陸橋が架かっており、向かい側のみなとがわプラザにつながっている。

中央2階部分に見えるのがその陸橋。



みなとがわプラザの2階入り口。

1階部分の入り口
 

ここにはダイエーと各種専門店がテナントとして入っている。4階までが店舗で、100円ショップのダイソーも入っている。


目につくのは、金・プラチナの買い取り店。最近増えましたね。昔ながらの陶器の店、淡修堂もある。


パークタウン1階の様子。


エレベータ-で2階に上ると様子はかなり変わっていた。廃業した店が多いらしく


 
このように衣料店だけでなく、エステやブランドショップ、事務所らしきものがテナントとして入っている。店の造りが部屋のようになり、色調は統一されていて、壁が出来ているのだ。




長い通路の終わり部分にあるのがミナイチである。通路を抜けそこから外にでると、このようにみなとがわ商店街の大きな看板がかかっている。


そこから短いが急な坂をのぼると、ミナイチの入り口になる。


 

2) ミナイチ

かっての湊川市場で、一階が生鮮食料店で地下が飲食店になっている。


地下に行くには、このような階段を下りる。



地下の様子。ここも様変わりで、雑貨と古道具等のリサイクルショップが大部分を占めている。


なんでも屋さんの店舗である。家具類から、電化製品、古本、骨董の類までなんでもありそうだ。


私の趣味に合致するので、無断ではあるがその売り物の一部を写してみた。

パイプをくゆらせ、ランプをかかげる小人のお爺さん。白雪姫に出てきそうですな。


米俵を口に結わえる獅子。

 
その他、縁起物の置物。
 

これは、最新の乾燥器つきの自動洗濯機。


1階部分の生鮮食料品店や飲食店。飲食店は1階に進出してきている。
 


ミナイチ商店街の屋外アーケード。 


手前の果物屋さんは、私の知る限り40年以上前から営業している。



一寸でも果物に手を触れると買わないといけないことになっているので有名です。


3) 東山商店街

ミナイチに直交するような形で東山商店街が始まる。そのアーケード。通路の右側がハートフルみなとがわになる


奥まで行くと、商店街は少し左横にずれて細い通りになる。

 
この商店街は神戸の台所と呼ばれている。
 
 

この店は、貝類の専門店としてよく知られた店です。勿論、エビとかカニとかも売っています。


このような鮮魚店が4,5軒並んでいる。

 
東山名物のサキイカ。 左の機械の中をくるくる回してイカを焼き上げる。
 

花屋とか薬局もある。


東山商店街の休憩所。傘型の屋根が目印になっている。以前はここで演劇が行われたが、今は老人の休み場所。私も一休み。


ここから先は更に通路が狭くなる。


その入り口の鮮魚店。この店は、値段が激安なので有名である。


こんな具合です。

この商店街の守り神の石亀

私も石の亀さんをさすり、その手で自分の頭をなでました。でもちっとも頭は良くなりませんでした。

 
 知る人ぞ知る、人気串カツ店。立ち食いの店です。東山商店街の一番北外れにある。私も昔食べた事があるが、その時は普通の味でした。今回は減量中で食せず。

 
 
4) ハートフル みなとがわ

湊川中央小売市場の広報による説明。

かっての湊川公設市場である。戦災で焼失後、昭和22年にいち早く復興を遂げた歴史ある市場だが、平成12年に、震災後の再開発事業によりショッピングセンター「ハートフルみなとがわ」として生まれ変わった。
1階は周辺市場と専門店街で、生鮮食品、加工食品、日用品などの店舗が、地下1階には飲食店が軒を連ねる。

その商業兼住宅ビル。中規模商業施設だね。


このショッピングセンターを紹介する前に、私の趣味を優先させる。建物の横に神社のミニ境内というべき一区画がある。 この場所である。鳥居が二つある。


赤鳥居には、石宮稲荷大明神、松永龍王大神 と書かれた額が掛けられている。



 
その
 
狛犬二基  ミニサイズです。
 

 
福徳地蔵尊も祀られている。
 

どうしてこんな所に祀られているのか経緯ははっきりしない。調査不足だが仕方がない。区画整備で神社が消滅し、社のみを一所に集めたものと思える。

さて、ハートフル みなとがわの紹介である。地下一階部分の入り口。


地下一階部分は、飲食店が中心だが、食料品店もある。また長いエスカレーターで1階部分に昇ることができる。


 
 1階中央にある休憩所

1階にある専門店


5) マルシン

東山商店街のさらにその北にある。12月16日に行ったときは定休日であった。



商店街の横は、このように川が流れている。


商店街入り口にあった、神額のついた小さな鳥居
氷室稲荷大明神、白髭大神、光長大神 を祀っている。


その

さてマルシンの様子。シャッターの閉まっている店や貸店舗もちらほら。


子連れ客のため、子育てほっとステーションという施設が空き店舗に造られている。


奥の店は流行っていそうでしたが、手前の店は淋し気でした。

 

この神戸新鮮市場も高齢化が進み、徐々に活気が無くなってきるように思えた。なにより需要が減っているのだろう。若い世代はコンビニで用を済ませ、市場を利用することは余りないものね。
活気を取り戻すには、市場を根本から変えるような改革とか若い血が必要ですね。難しいことですが。

これでおしまい。

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