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2016年11月5日土曜日

曽爾高原のすすき

今回は奈良県宇陀郡曽爾村の曽爾高原のハイキング報告である。先週の土曜日に次男が車で連れていってくれた。電車では名張市からバスで45分とかなり不便なところにある。ワイフが奈良のガイドブックを眺めていて、秋はススキの名所らしいので行って見たいということで、次男がその望みに答えたのである。ワイフの病気以来、次男は完全にワイフのアッシー君化している。

曽爾高原は交通機関を利用してでは容易に行ける場所ではないので、私もお供をして連れて行ってもらうことにした。勿論私は付き添いにすぎないが、次男がワイフの見守り(兼話し相手)をしてくれるので、その間は保護者の役割をお休みできるのである。

自宅を10時すぎに出発して、午後1時ころに到着した。途中息子が道を間違えたりして、思いのほか時間がかかった。ナビがあるとは言え適切な指示がないと、違う高速路に入ってしまう。それでロスタイムが生じるのだ。しかし急ぐ旅でないので何の問題もない。


曽爾高原散策マップ




第二駐車場の周辺の景色  目の前にあるのがお亀の湯の建物。


曽爾高原の施設案内図 


これを見てビール工房の麦の館と温泉お亀の湯は是非入らねばとおもったが、結局は果たせずじまいであった。

ワイフはヘタレ気味だったし、私も亀山峠下山後は結構疲れていたのでね。以前と違って、面白そうな事は何でも挑戦しようという訳にはいきません。無理ないけど体力不足です。

曽爾高原温泉 お亀の湯の茅葺の門


さて、曽爾高原(そにこうげん)の説明だが、Wikiによるとこう書かれてある。

曽爾高原(そにこうげん)

奈良県宇陀郡曽爾村大字太郎路にある高原。当高原は室生赤目青山国定公園第一種特別地域内にある。
倶留尊山(標高1038メートル)と亀山(標高849メートル)の西斜面から麓に広がる高原で、平坦地の標高は約700メートル、面積は約38ヘクタール。春になると山焼きが行われ、秋には「お亀池」という湿地帯を除いて一面がすすきに覆われる

すすきが有名だそうで、ハイキングコースにもなっている。

車場から道路沿いの道にそってしばらくあるくと、その登山口につく。

登山口  室生赤目青山国定公園の標識が立っている。


ここからは急な坂道がつづく。 周りは杉林。


ここまで登ってきたという証拠写真。ワイフが写してくれた。私の出腹は体重とともに復活しつつある。


山道では、このように皮を剥かれた杉の木が並んでいた。白肌が何となく艶かしい。


30分程登っていくと、フィールドアスレティックスの設備が見えてくる。これは曽爾高原青少年自然の家の付属施設らしい。


曽爾高原入り口の青いすすき。 私と違い、まだ枯れきってはいないのである。


さらに石段を登っていくと

見晴らしの良い場所にでる。 ここが曽爾高原。広大な草原地である。


道路の奥まったところに曽爾青少年自然の家がある。


新しくて立派な施設です。


この施設を横目にみて曽爾高原の中央に向かって歩いて行く。


歩道の周りは一面のすすきである。 程よく枯れています。 




俺は河原の枯れすすき~

同じお前も枯れすすき ~

どうせ二人はこの世では 花の咲かない枯れすすき・・・


船頭小唄より


この案内図の現在地の所からお亀池へと向かった。


その道すがらの景色。 


一面のすすきである。


風にそよぐその景色をご覧ください。


すすき道を分け入る。 眼の前に見えているのが亀山峠


お亀池の休憩所に到着。 沢山の人がハイキングに来ていました。


灯籠の後方ススキの生えている奥が亀池になる。 その後方が亀山


もうたっぷりすすきは鑑賞しました。

ワイフはここまできてダウンしたので、車に戻ってお休みする事になった。そのお世話は息子に任せて、私は亀山峠まで登ることにした。往復30分位のコースである。

その登山道。 土曜日だけあって多くのハイキング客で賑わっていました。


登山道からの眺望


山の斜面一面がすすきに覆われている。


右側の建物が青少年の家。天気はイマイチだったが、はるか山並みが広がっており、なかなかの景色である。 絶景とまではいかぬが・・・。


中央奥にみえるのが亀山山頂  こちらは時間の関係でパス。


亀山峠に到着。


峠からの眺望  二本ボソに通じる山道。


眼下のお亀池


お亀池に漂う水は、雨水と亀山からの僅かな伏流水によって蓄えられているそうです。

峠に設置してある、曽爾高原周辺の配置図。 屏風岩も描かれているが行けませんでした。



曽爾の自然名所の一つという事なので、その画像をここにアップしておく。


雄大な自然ですね。春には桜が咲いていて、行楽に良さそうです。

そして再び亀山峠を下ってゆく。


お亀池に到着。



お亀池から亀山峠を望む。



お亀茶屋

そのすぐ下に標識があり、青少年自然の家に向かう。


その途中に地蔵堂があり、勘兵衛地蔵が祀られている。由緒は調べてみたが不明。

お亀池伝説というお話ある。

昔、伊勢の太良路に住む若者がお亀と言うみずみずしい美人の嫁をもらいましたが、産後、実家へ帰ってしまいました。こどもが夜泣きをするので、お亀に乳ををもらいに出かけたところ、お亀池までお亀がやってきて一度だけ乳を与えてくれました。また夜泣きをするので、乳をもらいに行くと、怒ったお亀が大蛇となり、このお亀池に現れたといいます。

その主役らしいと書いてある記事があったが、真偽のほどは確かではない。

二枚目は、お亀池の畔から亀山山頂を見上げた写真です。


そして、道路沿いの道にでて、ファームガーデンまで戻ってきた。その途中、紫芋餅を売店で売っていたので、1個所望して道々食した。後で聞くと、ワイフはやはり売店で500円もする高価なおぜんざいを食べたのだそうだ。ちなみにお餅は1ヶ100円です。

駐車場で待っていたワイフと息子に無事再開を果たし、温泉はキャンセルして早めに自宅へと戻っていったのである。

その帰路、道の駅 針テラス に立ち寄り、


とれしゃき市場で、山椒チリメン、曽爾高原ビール、曽爾高原山芋まんじゅう などをお土産として購入したのであった。


山椒チリメンはパックに山盛り一杯で1000円と安く、今もごはんに混ぜて食べているが大変美味しい。


曽爾高原ビール3種


山芋まんじゅう

最後に車から写した、趣味のたそがれ写真2葉。




これでおしまい。



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