メコン川クルーズを終えて、丘の上の寺院に向かう。ワット・プラサット・プーカオという名の古くからある寺院である。
ワット・プラサット・プーカオの山門 観光用に新しく作った門のようだ。
山門でお寺をお守りする狛犬ならぬ狛獅子。左右2頭いるが、日本の神社じゃないので1頭しか写さず。
石段の左右に鎮座する5頭のナーガ。
その表情をアップでご覧ください。よく見ると迫力がある。故に悪鬼は退散する。
ナーガの胴体に囲まれて、このような石段を昇る。
ワット・プラサット・プーカオの新しい寺院 日本で言えば本堂ですね。
堂内にはこのような仏様が祀られてある。
なんと若き日の出家された国王の写真も飾られてある。ちなみにタイ国王は僧侶です。
その隣にもオープンな建物があり、仏像を祀ってある。
古いというか、昔からあったワット・プラサット・プーカオの寺院に至る。
寺院の説明板
これによると遺跡は8世紀に建造されたもので、残っている寺院の建造物は14世紀に作られたとある。
残されている、白塗りの小さなお寺院の御本尊。 女人禁制と書かれてある。 どこのお寺でもそうであったが、お供え物が沢山並べられてある。 このお堂は、日本でいえば奥の院にあたるのかな?
遺跡とも言えるこの寺院の参道を下っていく。 途中にあったゴールデントライアングルの碑。
同じく、日本人による タイ ビルマ方面 戦病没者 追悼之位 の石碑。 黒御影石で彫られている。恐らく日本から運ばれたものである。
タイ国財団法人 慧燈(えとう)財団 の理事長であった調 寛雅 (しらべかんが)氏が中心となり建造したものである。 慧燈財団
設立に当たっては、つぎのような経緯がある。興味ある方は、下のPDFファイルを見てください。
[PDF]タイ・ビルマ方面戦病歿者追悼之碑が建立された経緯について
女神像 クメール王朝風の美女です。
参道をナーガの背に誘導され下っていく。
下り切ったところには、やはりナーガ様がお出迎えしてくれる。今度は3頭のナーガである。
こちらは階段左側のナーガの頭。頭上の飾りというか紋様が凄い。お寺への案内役をしている。
そしてゴールデントライアングルの山頂ビュースポット展望台に到着。
ようやく到着したぞと喜ぶ私。タイ、ラオス、ミャンマーの三国を見渡すことができる場所である。
展望台
展望台からの眺め 中央の中州がミャンマー。
その奥手
川の右側がラオス。
展望台中央にある仏像
展望台の売店
かくしてお寺と展望台での観光はおわった。そして元来た参道を戻っていくのであった。
その帰り道での町のスナップ写真。 新しい建物が次々建てられているようである。
メコン川の眺め。
これでゴールデントライアングルの見学は終了した。 今回はこれでおしまい。
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