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2016年12月13日火曜日

タイ国リアル旅行記 XV

またもや休止してしまったタイ国リアル旅行記のつづきである。ゆっくり休んだので、体調は元に戻り、通常の日常業務をこなしている。

あっという間に12月の半ばになりました。昨年は母親の骨折入院から始まり、ワイフの大病とその看護と激動の1年でした。非常にハードな日々であったが、何とか倒れずに今日までやってこれた。ワイフも徐々にだが回復しつつある。母も施設に入居してそれなりに安定した生活を送っている。私は無信教だが、やはり神仏のご加護があったのでしょう。今まで同様、神社仏閣巡りをつづけ、多少なりともご喜捨をしたいと思っております。

年末にもなると仕事のない退職者といえども行事がびっしりと詰まり貧乏暇なし状態になる。ワイフの見守りに加えて、洗濯や掃除、朝ごはんの支度の上に母親の見舞いとその用事などが重なり、おちおちブログ記事を書いて遊んではいられない。と、言いながらワイフの眼を盗んで悪徳ブログを書くのであった。

11月15日の記録を始める。まづは、ホテルの朝食写真。フルーツを中心にして、これだけお皿に盛り込みました。炒飯とトーストなど、雑多な組み合わせです。


円い小粒のジャガイモのような果実は、龍眼と思いきやそうではない。ロンコンと呼ばれている別種の果実です。漢字では龍功と書く。 皮をむくとデカい種の周りに白くて甘い果肉がついている。私には余り違いは分からない。


筍スープ 


美味しかったです。以上完食。

チェンマイの夜明け  ホテルの屋外レストランから。


ホテルの横に立てられている電柱。 以前も書いたが漏電が心配になる。 


三輪車タクシー   珍しいですね。乗ってみたかったです。


出発時間までホテルの周辺を散歩する。昨日のローイ・クラトーン(灯籠流し)のお祭りの提灯が所在なさげにぶら下がっている。


チェンマイは堀と城壁に囲まれた旧市街とその周囲に広がる新市街に分けられる。ホテルは旧市街から少し離れた道路ぞいにある。

眼の前をひっきりなしに通る車の向かい側にその城壁の一部が見える。



街角にある建物の隅にある仏様を祀っている祠 (サン・ヂャオ)。 タイ国リアル旅行記 番外編 I  を参照して下さい。


駐車場の広場に咲いていた名の分からぬ木の花。日本では見たことがない。マメ科の植物みたいだね。


駐車場の壁に描かれた絵。花の木とランターンは、お祭りに因んで描かれたようである。


短い散歩を終えてから、ホテルをチェックアウトして荷物をバスに積み込む。午前の観光のドイ・ステープ寺院へは観光バスではなく、乗合いタクシーに乗って行くことになる。寺院は標高1080mのステープ山の頂上に立つ。

この乗合タクシーはソンテオと呼ばれている。小型トラックの荷台を改造して屋根とい二列の座席を設置した乗り物である。10人位一度に乗れる。寺院へは大型バスが入れないので、このような乗り物が観光客向けに使われる。

2台に別れて出発する。市街からは約16㎞の距離にあり、山道を登り25分ほどで到着。

この車に乗って来ました。 ドイ・ステープ寺院行きの専用車です。


後部座席部分  結構デカいです。

寺院前



立派な屋根ですが、実はリフトの乗り場です。長い参道の階段を上っても行けるのだが、お年寄りツアーはリフトを利用するのである。


写真中央に見える階段がそれです。ナーガも見えてるし、私としてはこちらの方にしたかったですね。


リフトの入り口の壁にこんなトリックアートがある。一瞬びっくりする。


リフト全体に覆いが掛っており、外は全く見えない。

そして寺院に到着。外国人観光客で一杯です。


我々をお出迎えしてくれたのはランや沙羅の花でした。




このお寺にもプミポン国王の遺影が飾られている。



これから寺院をお詣りすることになる。見どころ満載、写しどころ一杯のお寺でした。

ここで、簡単にワット・プラタート・ドイ・ステープの紹介をする。

タイ国政府観光庁の案内より:

標高1080mのステープ山頂に建つこの寺院は、チェンマイを代表する名所です。1383年に当時のクーナ王によって建立され、特に高さ22mの金色に輝く仏塔は、緻密な装飾の美しさが実に見事。中には仏舎利(イム陀の遺骨)が納められ、今も人々の篤い信仰を集めています。

金張りの本堂   様々な仏像や高僧の像、布袋像、ガネーシャ像などが所狭しと祀られている。


ガネーシャ像



屋外に祀られている仏様





鐘つき堂 大理石造りです。艶やかですね。


堂中の鐘   吊り下げ式でない横渡しの、むしろ西洋風の鐘です。

ここから靴を脱いで階段を上って本堂の中に入る。


目前に実に煌びやかな光景が広がる。




これが金色に輝く仏塔。22mもの高さがある。 豪華絢爛としか言いようがない。

塔の手前に立つのがラーンナー王朝風の黄金の傘である。



塔の周囲を巡らすお堂もまた素晴らしい。





本堂内に安置されている数々の仏様を見ていこう。


鉢を持つ仏様


仏様の大理石像


玉で造られた仏様


高僧のブロンズ像

再び 寝釈迦と鉢を持つ仏様


寝釈迦  微妙にスタイルが違います。


ナーガを後光とする仏様


エメラルド仏とそれに従う(やっぱり)仏様群団。


仏様と剣をもつ軍神

ここにもエメラルド仏がある。


本当に仏様だらけである。こんなに仏像の多い寺院は日本では見たことがない。




私達は、仏塔を三周してお詣りを済ますのであった。

一周目



二周目



三周目



そして蝋燭を立てて家内安全のお祈りをするのであった。


堂内の硝子棚に安置されていた釈迦仏。何やら位が高そうである。手前の金箔貼の完成していない仏様も表情は柔和でやさしそうです。


本堂内の参拝をおえて、境内に戻る。


裏手にまわると展望台になっており、そこにもお堂や鐘、仏像などが並んでいる。
 寺院のレリーフ板


鐘が連なっている。中央の棒を回して音を出す。



国王が視察に来られたときの写真が掲示されている。


お堂



階段には常にいるナーガ。

像に乗る国王の像  クーナ国王らしいが不明。


お堂を護るモム

 展望台広場に立つ見事な仏像を撮影する。

中心に立つ仏像


その手前のナーガ像


右端の仏様の立像

左端のお座りになられている仏像

中央の仏像は意外とデカイのである。手前の女性(全く知らない方で、不可抗力で写ってしまった)と見比べて下さい。


広場からも仏塔が見える。

爺さんがここまで来たという証拠写真。

 別のお堂

ラーンナー・タイ王朝のクーナ王の銅像と思えるが定かではない。手前のマスクの女性も不可抗力で写ってしまった。個人情報の保護には抵触しないと思えるので、修正せずそのまま放っておく事にする。女性が混じるのも色取りのひとつですよね。


立派な屋根のある場所が展望台。 霧が深くて何にも見えません。


見えるのは手前の建物だけ。


寺院の見学を全て終え、再びリフトで下山する。そして乗合タクシーに乗ってホテルへと戻ってきたのであった。

今回は2回分を一度に書いたので長編になってしまった。でもキンキラ写真が多くてとても楽しかったね。これでおしまい。










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