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2017年8月13日日曜日

神戸灘区 篠原厳嶋神社

今回は灘区にある篠原厳島神社の紹介である。この神社も自宅から近いという事もあって、以前護国神社と共に紹介した。1神社1記事の原則を立てたので、このところ編集をし直している。今回の記事はその一環である。幸い自宅近くの神社なので、再取材することにした。それ故記事を書き直したので新しい写真が入っている。

この厳嶋神社は、海星病院のお隣にある。兵庫厳島神社ではない。神戸市には、厳島神社が十二社あり、灘区篠原北町にある神社です。
小さな神社だが、毎年ここからだんじりを繰り出しており、私などは、それを楽しみにしている。

地図


山の斜面にある。

境内への入り口は2か所ある。一方は渡し鳥居があり、もう一方は石の明神鳥居がある。

渡し鳥居 ここから自動車が入れるようになっている。境内の一部は駐車場になっている。

ここから境内に入るとすぐに拝殿が見える。

拝殿  周りは、篠原地区の住宅街である。後ろは、高層住宅。



拝殿狛犬二基  特徴のある表情をしている。



拝殿神額

拝殿中祭壇  ご神鏡が光っている。



当神社の創建は治承4年(1180年)とされている。由緒ある古い神社です。Wikiの該当記事は見当たらず。神戸市灘区の広報ページから紹介記事を引用する。

由緒:

篠原地域の氏神で、河内国魂神社から昭和28年に氏子を分離して厳島神社となりました。毎年2月3日の節分に針供養祭が行われるほか、5月4・5日の春祭りでは猿田彦神役を先頭に子供神輿・稚児行列が、篠原の北町・本町・中町・南町の氏子区域を巡行します。この時に巡行する「地車(だんじり)」は区内で 1・2番目に大きいといわれ、境内に保管されています。
また、神社の縁起となっている「福石」は、平清盛平盛継に命じて討ち取った、頭に珠を担ぐ大蛇の首を埋めた上に置いた大きな石といわれています。


ご祭神は、宗像三女神(市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命)である



灘区でただひとつの厳嶋神社で、社名が「」と表すのが特徴。源平合戦所縁の神社である。

言い伝えであるが、古老曰

  「福原新都の節、布引の滝より夜な夜な光物有と

清盛公よりある。
これを退治すると白玉を頂く大竜なり。
この白玉を此所に安置し奉った」

とされている。 この故事により、創建が治承4年とされる。 とっても嘘くさいが、古い格式ある神社なのは間違いがない。

神社へのもう一つの入り口は神戸市バス26系統の停留所になっており、このような急な石段が境内へとつづいている。


石の大鳥居

神額には 厳嶋神社 とある。 嶋 に注意の事。


前回取材時の大鳥居の写真。かなり急な石段を登っていくと境内に入る。


ご神木の楠と思えるが、しめ縄は架かっていない。


その横の修築記念碑


常夜燈  きけんですからのぼってはいけません。


篠原整地記念碑


 神社の縁起となっている「福石」は、平清盛平盛継に命じて討ち取った、頭に珠を担ぐ大蛇の首を埋めた上に置いた大きな石といわれている。


境内にある、だんじり安置庫注連縄扉の御紋に注目。



このだんじりです。



今年5月3日の厳島神社祭礼 篠原でのダンジリ引き回しの動画です。



平成27年 厳島神社祭礼 篠原 午前 だんじり

手水舎  横に駐車してある真っ赤なスポーツカー。この神社の御子息の所有物?


手水鉢


境内社前の朱鳥居  その鳥居の重なりが社殿までつづく。


境内社社殿 伝説の清盛白玉に関係する三神を祀っている。

白石大明神

白永龍神

白清大明神

祭壇は三神とも同じでこのようである。残念だが扉は閉められている。


その右脇にある針供養の祠


境内社 調べて見たが名称を特定できない。

この社殿前には小さいながら二基の狛犬がいる。



これでおしまい。

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