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2017年9月1日金曜日

池田市 呉服神社

阪大への非常勤帰りに取材した神社でまだ記事にしていない神社が残っていた。今回は池田市呉服神社である。阪急池田駅から線路沿いに歩いてすぐの所にある。

大きな石の明神鳥居が道路を跨ぐようにして立っている。額束には 呉服神社 と金文字で書かれた神額が掛っている。ごふくでなくくれはと読む。
この道路がかっては参道であった。

明治時代に現在の阪急電鉄によって周辺地域が開発され、鳥居から神社までの参道は、阪急宝塚線の高架沿い、住宅街を通る道となる。



社碑

その横に由緒舎があり、呉服神社の縁起が 記されている。


大門  お隣は幼稚園で民家に囲まれた神社である。また神社を取り囲む土塀がある。玄関口はまるでお寺さんのようである。神額には左書きで 服呉 と記されている。



掲示板

西国七福神恵美寿大神を祀っている。神戸七福神と同じようなのがある。神戸のほうはコンプリートしたが、こちらまではとても手が回らない。


本居宣長の有名な和歌が掲示されている。

敷島の 大和心を 人問わば
朝日に匂う 山桜花

「日本人である私の心とは、朝日に照り輝く山桜の美しさを知る、その麗しさに感動する、そのような心です。」

いつものようにWikipediaから神社の基礎情報を取得する。

   呉服神社


呉服神社
Kureha shrine 1.jpg
所在地大阪府池田市室町7-4
位置北緯34度49分22.5秒
東経135度25分19.5秒
主祭神呉服大明神、仁徳天皇
創建仁徳天皇77年
札所等西国七福神
例祭1月9日、1月10日、1月11日

呉服神社(くれはじんじゃ)

大阪府池田市室町にある神社である。 呉の国から渡来し、日本に機織技術を伝えたとされる。織姫・呉服媛(くれはとりのひめ)と、仁徳天皇を祀っている。

ご祭神:

呉服大明神 (くれはだいみょうじん)

このような画像が見つかった。二姫神は対になっている。右側の姫神です。


仁徳天皇 (にんとくてんのう)

今回はこのイラスト画像



歴史・概要:
  • 応神天皇の時代、機織・縫製技術を得るために呉の国に派遣された猪名津彦命が、呉王に乞い連れ帰った呉服媛(くれはとりのひめ)・穴織媛(あやはとりのひめ)・兄媛(えひめ)・弟媛(おとひめ)の4姉妹のうち、池田の地に迎えられた呉服・穴織姉妹の姉、呉服媛が祀られている。
  • 猪名の港、現在の猪名川に架かる呉服橋と絹延橋の中間地点・唐船ケ渕に機殿(はたどの)を建て、呉服媛を迎えた。
  • 仁徳天皇76年に呉服媛が死去し、その翌年に仁徳天皇がこの地に建てたとされる。
  • 織田信長により焼失、豊臣秀頼によって再建、現在の拝殿は昭和44年(1969年)に建てられた物。

それでは境内の参拝を始める。

手水舎 いささか塗装が剥げてきている。確認していないが現在は塗り直されていると思われる。



ご神木


境内社恵美寿神社

十日恵比寿池田えびす)が当神社で開催されるので、境内社だが本社並みの扱いである。

拝殿



拝殿内部  祭壇に恵美寿大神を祀っているが、ご神鏡が置かれている。 



拝殿狛犬二基

呉服神社拝殿前の狛犬よりわずかに小さい。同じ境内でも社格を示しているのかもしれぬ。



呉服神社拝殿   ピンボケ気味ですまぬ。写していて気が付かなかった。


左側面はクリアに写っています。


拝殿狛犬二基


拝殿中の祭壇 こちらもご神鏡が祀られている。


拝殿の右側面

本殿

 

 境内には末社六社の社がずらりと並べられている。



 その他に境内社稲荷社があり、稲荷大明神を祀っている。


狛狐二基

稲荷社社殿

境内社なのだが名称は不明。


境内社天満宮  社殿前には石の明神鳥居が立っている。



天満宮扁額

社殿の中にもやはりご神鏡が祀られている。


社殿前の狛犬二基  さらにスモールサイズである。



天満宮の守り神である神牛

街中の神社でした。これでおしまい。

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