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2017年10月21日土曜日

神戸中央区 厳島神社

今回は神戸の神社シリーズで中央区にある厳島神社である。三宮へ出ればすぐに行ける神社なのにまだ取材はしていなかった。そのうちに行こうと思っていたが週一の神社取材が北区ばかりになってしまいすっかり忘れてしまったのである。よくある事だ。

厳島神社は神戸市内に10社ある。西区と北区以外には3社あり、この厳島神社がその3番目になる。
神戸灘区 篠原厳嶋神社 神戸兵庫区 厳島神社

神社は花隈公園の北側にある。高速神戸線の花隈駅で下車してビルの谷間を道路沿いに進み周り込んだような道路を歩いてゆく。


するとそこだけ風景が変ったような感じで木々の間に朱の鳥居がみえる。


これがお目当ての厳島神社である。細長く狭い境内をもつ。この神社は明治以降二度移転して現在の地に鎮座されている。追いやられてこの地にやってきたわけです。

社碑



小神社であるが幸いWikipediaの記載があるので基礎データとして引用する。

厳島神社 (神戸市中央区)


厳島神社
Hanakuma-Itsukushima-jinja.jpg
所在地兵庫県神戸市中央区花隈町6-5
北緯34度41分19.5秒
東経135度10分55.3秒
主祭神市杵島比売・大物主命
札所等清盛七辨天 花隈弁天
例祭6月17日


厳島神社(いつくしまじんじゃ)

兵庫県神戸市中央区花隈町に鎮座する神社。

祭神:

市杵島比売

弁財天のほうの画像です。



大物主命

今回は木彫り人形です。


由緒:

平清盛が福原京造営時に勧請した厳島神社七社の一社。
元宇治川尻左岸(弁天町)にあったが、明治初期神戸港建設の際、現在の堺町通6丁目に移転。
昭和21年(1946年)頃、神戸中央郵便局建設の為、現在地に遷座する。
宇治川と国道2号線の交わるあたりが弁天町となっているのは、当社があった為である。

いつも基礎情報の記述でお世話になる 神戸の空の下で。~街角の歴史発見~ では次のように詳しく説明されている。

1180(治承4)年に福原京を築いた平清盛公は、都を造営する際に平家一門の氏神として深い信仰を寄せていた安芸国の厳島神社から、宮島の七浦にちなんで7つの社を神戸に勧請してきました。勧請されたのは宗像三女神の中でもとりわけ美人との誉れ高い市杵島姫命で、市杵島姫命は神仏習合の観点からから、仏教における弁財天と同神だとされていました。和田神社真光寺能福寺来迎寺済鱗寺恵林寺兵庫厳島神社氷室神社と、ここ花隈厳島神社の7社がその時に平清盛公によって建立された寺社だと伝えられています。


当神社はその清盛七弁天の1つで 健康弁天 が祀り神である。

それでは境内の参拝である。

朱鳥居  厳島神社ではあるが例の三本足鳥居ではない。ちと残念である。

本家の大鳥居


由緒板

手水鉢

社殿への参道  アスファルト風の参道で風情には欠ける。

境内社の 地清女社



同じく 出雲神社 





同じく 住広稲荷社




拝殿  お賽銭箱はないが盗難を避けるため取り除かれている。罰当たりめがいるからね。


拝殿



石灯籠  玉垣ならぬ竹垣で囲われている。


本殿

境内  参道横の路地は駐車場として使われている。

 

厳島神社の参拝はこれでおしまい。

おまけで花隈公園裏にある地蔵尊の紹介をする。 花隈公園

長狭北向地蔵尊 



小さな石の社だけなのだが玉垣で囲まれ、赤い前掛けを付けた石塔が並ぶ。


内のお地蔵様

これでおしまい。

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