姫路城を見晴らす男山に水尾神社、千姫天満宮、男山八幡宮がありこれらをまとめて男山三社という。
今回の水尾神社は男山の麓に鎮座する。
注連縄の掛けられた渡し鳥居
石柱にはそれぞれ 産土神徳 萬生所頼 と刻されている。 神学の言葉らしいがよくわからない。
この鳥居をくぐり石畳の参道をまっすぐ進んだ先に水尾神社の拝殿がある。
境内に入らず道路際に沿って20mほど先にも石鳥居がある。こちらの鳥居は男山八幡宮の鳥居も兼ねているようだ。
男山三社のパンフ
神社のご祭神、由緒など基礎データの説明はWikipediaとこのパンフから引用した。
水尾神社 (みおじんじゃ)
水尾神社 | |
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新築された社殿 | |
所在地 | 兵庫県姫路市山野井町1-3 |
位置 | 北緯34度50分28.5秒 東経134度41分22.4秒座標: 北緯34度50分28.5秒 東経134度41分22.4秒 |
主祭神 | 大己貴命・伊和大神 |
例祭 | 11月 |
主な神事 | 御神幸・湯立神事 |
地図 |
水尾神社
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水尾神社(みおじんじゃ)
兵庫県姫路市山野井町にある神社。男山の麓に鎮座している。同市内安富町にある水尾神社 (姫路市安富町)は「みずおじんじゃ」と読む。
境内から姫路城が望まれ、城下町の家並みが残る氏子約千三百戸の氏神神社である。
ご祭神: 大己貴命 (おおなむちのみこと)
大国主命のことですね。今回の画像は黄金の大黒様。成金趣味に走りました。
播磨(兵庫県)の揖保(いぼ)、讃容(さよ)、宍禾(しさわ)の3郡などで信仰された国作りの神。この地方の一族の基礎をつくった族長が神格化されたものとみられ、土着の豪族伊和氏によってまつられたという。のち大国主神と同一化された。
由緒:
764年(天平宝字8年)6月11日 - 水尾山(現在の姫路市山野井町)に兵主神を祭祀する。神社の名称はここからきている。
787年(延暦6年) - 坂上田村麻呂が兵主神を飾磨郡国衙小野江梛本(現在の姫路市本町)に遷座する(現在の播磨国総社)。周辺の民が男山に祠を建てて祀った。このため水尾神社は播磨国総社の元宮といわれている。
1619年(元和5年) - 本多忠政が姫路城を増築する際、神守岡より岡大歳社を遷座し社殿を造営する。この時に社名が岡大歳社に改められている。
明治の神仏分離の際に大歳社徳大明神を水尾神社と改め現在に至る。明治年間に社殿を改築。現在の新しい社殿は平成22年に再建したものである。
このように歴史は相当に古いけど神社の規模としてはさほど大きくはない。
手水舎
手水舎の左横に見えるのが「日露戦捷紀念樹」の石碑と砲弾である。
摂末社の合同社殿
右から 市杵島姫社・荒神社・大将軍社・武大神 の四社を祀る。
社額
拝殿 8年前に改築された新しい社殿です。
社額
拝殿前 旧狛犬二基 と 常夜燈二基
玉垣に接して置かれているので後方からの撮影となった。あっち向いてホイ。従ってお顔をお見せできない。
社殿内
奉納大絵馬 ガラスで光が反射してしまっているが姫路城と龍、男山三社が描かれている。
ガラスケース入りの 左大臣 右大臣 の人形
本殿 祭壇
拝殿左に社務所がある。この社務所では男山三社を総合管理しているようです。御朱印などもこちらで一括して扱ってくれる。
御朱印 ネットで画像をみつけました。
境内の右端に天姫天満宮、男山八幡宮に通じる石段の参道がある。
千姫天満宮の紹介は次回。今回はこれでおしまい。
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