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2018年5月14日月曜日

応用数理C講義 VI

今回は応用数理Cの6回目の原稿である。実際の講義はまだ先になるが今回から新しい章で波動方程式を学ぶ。この章では1次元の波動、つまり弦の振動を取り扱う。

その前に前回の講義原稿で引用した数学者 Avner Friedman の紹介をする。適切なクラスでの熱方程式の解の一意性を証明しました。
偏微分方程式の専門家ならば誰でも知っている学者です。幅広い解析学の分野で活躍している現役の大数学者です。 


1932年11月19日イスラエル生まれで、現在オハイオ州立大学の特別栄誉教授。PDEの制御理論も研究していて、私の時間遅れPDEの制御についての論文は彼の時間遅れの無い場合の物まねというか拡張でした。(この論文は結構読者がいました。)とにかく私にとっては J.L.Lions についで尊敬する学者でした。10冊以上の本を書き500編以上の論文を出版したMathSciNetでの引用件数9000件以上という凄い研究者です。Stampacchia Prize (1982)受賞。

それでは講義原稿をアップする。













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