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2014年7月4日金曜日

最上稲荷訪問

岡山へ古代城跡 鬼の城 見学に行った際に、最上稲荷 にもお参りをしてきた。

古代城跡 鬼ノ城見学  備中高松城水攻め 吉備土手下麦酒

もっと早くに記事をアップする予定であったが、大幅に遅れたのは、退職者とはいえ諸事多難なことが多く、時間のかかりそうな記事は後回しになってしまったが故である。
と、意味のない言い訳をする。

なかなか立派な神仏習合時代の寺院です。

この古い鳥居の手前側に大駐車場があり、そこに駐車して最上稲荷 に向かった。

 
訪問記を書くまえに、最上稲荷山 妙教寺 の説明を行う。
 
例のごとく、Wikipedia による事前勉強である。 最上稲荷
 
 
最上稲荷
Saijo Inari 02.JPG
本殿(霊光殿)
所在地岡山県岡山市北区高松稲荷712
位置北緯34度42分32.24秒
東経133度50分0.28秒
山号最上稲荷山
宗派日蓮宗
本尊久遠実成本師釈迦牟尼仏
最上位経王大菩薩(祈祷本尊)
創建年(伝)天平勝宝4年(752年)
開基(伝)報恩大師
正式名最上稲荷山妙教寺
別称最上稲荷総本山
文化財本堂ほか(国の登録有形文化財)
霊應殿(市重要文化財)
 

最上稲荷(さいじょういなり)は、岡山県岡山市北区にある日蓮宗の寺である。
正式名称は、最上稲荷山妙教寺。所在地が岡山市高松地区であることから高松稲荷(たかまついなり)と称されることもある。本尊は久遠実成本師釈迦牟尼仏、祈祷本尊は最上位経王大菩薩
歴史のある寺院であるが、第二次大戦後一時日蓮宗より独立(昭和29年7月24日)し、
最上稲荷教総本山妙教寺となっていたが、平成21年7月に日蓮宗に復帰した。

拝観マップです。

これが、最上さまです。


大鳥居も有名です。


大駐車場から、参道口にむかう。 このアーケイドを抜けると、そこは参道であった。


 
 
参道口にも鳥居が立っており、 この日は何の行事もない平日だったので閑散としており、
殆ど全ての店は閉められていた。。
 
 
参道には、土産物屋店、飲食店、旅館など約50店が軒を連ねている。
これは、その手書きの案内図です。
 
 
人はいないが、この通りにはシマヘビがいる。
 
 
昔ながらの、和風旅館も見受けられる。 備前屋、お主も悪よのう。
 
 
真鍮製のきりん像が、この宿屋に展示されていた。不思議だ。
 
このような、竜宮城の亀さんの像もあった。
 
 
歩くこと20分位で、仁王門に到着。
 
 
 
仁王門は、まっさらの石造りであった。その上、仁王様はプラスチック製であった。
 
2013年12月3日、老朽化した仁王門の改修工事が終了、記念式典。
2014年 4月12日、仁王門落慶法要。

という訳なのだ。どうりで、新しいはずだ。

 
 
仁王様は、体内からの威光により光輝くのであった。 なんで、光らさんとあかん訳?
 
 
これが、改修工事の説明パネル。 仁王像は改悪ではないだろうか?
 
 
 
 
これが、妙教寺の山門です。
 
 
 
仁王門を裏からみると、この様でインドの殿堂様式を取り入れたユニークな山門との事だ。
 
 
境内には、笹川良一母を背負う銅像があった。全国至るところで見受ける。特に競艇場で。
ばくちで、金儲けて母親孝行せいというのか?
 
 

孝養の像

笹川記念会館船の科学館箕面市箕面及び全国の競艇場、競艇関係の施設に笹川良一の孝子像(こうしぞう)が存在する。何故か日本財団ビルにはない。これは、笹川が59歳のとき、82歳の母親テルを背負って金毘羅参りのため、785段の石段を登っている様子を表しているとされる。
  • 母背負い 宮のきざはしかぞえても かぞえつくせぬ母の恩愛
  • 世界は一家、人類は皆兄弟
との碑文が刻まれている。 なお同銅像は、笹川の生前に建立され開示されたものである。

有名なセリフですね。 でもご本人は自己顕示欲の塊である。 偉人ではありますがね。

これが、本殿である霊光殿で、1979年に建造された。

 
境内は、このようにとても広い。
 
お正月の3ヶ日だけで、50万人が参拝するそうだ。
 
 
長さ12m、総重量1.5t の 巨大しめ縄 を、真下から撮ってみました。
 
 
霊光殿 裏の 石彫作品 「生命の連環 法華経より」 です。
こちらの方に私はびっくりしました。 なんでこんなのを彫ったのだ。訳がわからん。
 
 
本殿の上に旧本殿がある。
 
寛保元年(1741)年に再建された建物で、新本殿建立の際に曳家工法で当地に移されました。
当山最古の木造建築物で、最奥の建物が平成16年(2004)岡山市重要文化財に指定されました。その他の建物は、平成21年(2009)に登録有形文化財に指定されています。
 
旧本殿を取りまくように、最上さまに仕える諸天王が祀られている。
それが、七十七末社 (しちじゅうしちまっしゃ)である。その社を見ていこう。
 
有名なのは、縁切りと縁結びの末社である。
 
 
左が縁切りで、右が縁結びの末社。中央は、(男性と)縁を切ろうか結ぼうか迷っている女性。
 
末社は大小様々で、古そうなものもあり新しいものもある。
 
 
 
 

狐の親子4匹が鳥居の下に鎮座ましましている。 これでこそ、稲荷らしいのだ。



三大稲荷とは、岡山県周辺域においては、ここ 最上稲荷 

伏見稲荷

(千本鳥居)
 
 
および

豊川稲荷 (愛知県豊川市)である。

(本殿)


実際は、三大稲荷の選定には諸説あり一定していないそうである。

これで、最上稲荷の見学は完了する。 こちらが正門ではあるが、裏門のごとくこちらから退出するのであった。 



当初の目的はこれで全て果たした。 4回にわたる岡山観光編はおしまい。
それでは、ごきげんよう。 

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