岡山へ古代城跡 鬼の城 見学に行った際に、最上稲荷 にもお参りをしてきた。
古代城跡 鬼ノ城見学 備中高松城水攻め 吉備土手下麦酒
もっと早くに記事をアップする予定であったが、大幅に遅れたのは、退職者とはいえ諸事多難なことが多く、時間のかかりそうな記事は後回しになってしまったが故である。
と、意味のない言い訳をする。
なかなか立派な神仏習合時代の寺院です。
この古い鳥居の手前側に大駐車場があり、そこに駐車して最上稲荷 に向かった。
訪問記を書くまえに、最上稲荷山 妙教寺 の説明を行う。
例のごとく、Wikipedia による事前勉強である。 最上稲荷
最上稲荷 | |
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本殿(霊光殿) | |
所在地 | 岡山県岡山市北区高松稲荷712 |
位置 | 北緯34度42分32.24秒 東経133度50分0.28秒 |
山号 | 最上稲荷山 |
宗派 | 日蓮宗 |
本尊 | 久遠実成本師釈迦牟尼仏 最上位経王大菩薩(祈祷本尊) |
創建年 | (伝)天平勝宝4年(752年) |
開基 | (伝)報恩大師 |
正式名 | 最上稲荷山妙教寺 |
別称 | 最上稲荷総本山 |
文化財 | 本堂ほか(国の登録有形文化財) 霊應殿(市重要文化財) |
正式名称は、最上稲荷山妙教寺。所在地が岡山市高松地区であることから高松稲荷(たかまついなり)と称されることもある。本尊は久遠実成本師釈迦牟尼仏、祈祷本尊は最上位経王大菩薩。
歴史のある寺院であるが、第二次大戦後一時日蓮宗より独立(昭和29年7月24日)し、
最上稲荷教総本山妙教寺となっていたが、平成21年7月に日蓮宗に復帰した。
拝観マップです。
これが、最上さまです。
大鳥居も有名です。
大駐車場から、参道口にむかう。 このアーケイドを抜けると、そこは参道であった。
参道口にも鳥居が立っており、 この日は何の行事もない平日だったので閑散としており、
殆ど全ての店は閉められていた。。
参道には、土産物屋店、飲食店、旅館など約50店が軒を連ねている。
これは、その手書きの案内図です。
人はいないが、この通りにはシマヘビがいる。
昔ながらの、和風旅館も見受けられる。 備前屋、お主も悪よのう。
真鍮製のきりん像が、この宿屋に展示されていた。不思議だ。
このような、竜宮城の亀さんの像もあった。
歩くこと20分位で、仁王門に到着。
仁王門は、まっさらの石造りであった。その上、仁王様はプラスチック製であった。
2014年 4月12日、仁王門落慶法要。
という訳なのだ。どうりで、新しいはずだ。
仁王様は、体内からの威光により光輝くのであった。 なんで、光らさんとあかん訳?
これが、改修工事の説明パネル。 仁王像は改悪ではないだろうか?
これが、妙教寺の山門です。
仁王門を裏からみると、この様でインドの殿堂様式を取り入れたユニークな山門との事だ。
境内には、笹川良一の母を背負う銅像があった。全国至るところで見受ける。特に競艇場で。
ばくちで、金儲けて母親孝行せいというのか?
孝養の像
笹川記念会館、船の科学館、箕面市箕面及び全国の競艇場、競艇関係の施設に笹川良一の孝子像(こうしぞう)が存在する。何故か日本財団ビルにはない。これは、笹川が59歳のとき、82歳の母親テルを背負って金毘羅参りのため、785段の石段を登っている様子を表しているとされる。- 「母背負い 宮のきざはしかぞえても かぞえつくせぬ母の恩愛」
- 「世界は一家、人類は皆兄弟」
有名なセリフですね。 でもご本人は自己顕示欲の塊である。 偉人ではありますがね。
これが、本殿である霊光殿で、1979年に建造された。
境内は、このようにとても広い。
お正月の3ヶ日だけで、50万人が参拝するそうだ。
長さ12m、総重量1.5t の 巨大しめ縄 を、真下から撮ってみました。
霊光殿 裏の 石彫作品 「生命の連環 法華経より」 です。
こちらの方に私はびっくりしました。 なんでこんなのを彫ったのだ。訳がわからん。
本殿の上に旧本殿がある。
寛保元年(1741)年に再建された建物で、新本殿建立の際に曳家工法で当地に移されました。
当山最古の木造建築物で、最奥の建物が平成16年(2004)岡山市重要文化財に指定されました。その他の建物は、平成21年(2009)に登録有形文化財に指定されています。
旧本殿を取りまくように、最上さまに仕える諸天王が祀られている。
それが、七十七末社 (しちじゅうしちまっしゃ)である。その社を見ていこう。
有名なのは、縁切りと縁結びの末社である。
左が縁切りで、右が縁結びの末社。中央は、(男性と)縁を切ろうか結ぼうか迷っている女性。
末社は大小様々で、古そうなものもあり新しいものもある。
狐の親子4匹が鳥居の下に鎮座ましましている。 これでこそ、稲荷らしいのだ。
三大稲荷とは、岡山県周辺域においては、ここ 最上稲荷 と
伏見稲荷
豊川稲荷 (愛知県豊川市)である。
実際は、三大稲荷の選定には諸説あり一定していないそうである。
これで、最上稲荷の見学は完了する。 こちらが正門ではあるが、裏門のごとくこちらから退出するのであった。
当初の目的はこれで全て果たした。 4回にわたる岡山観光編はおしまい。
それでは、ごきげんよう。
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