秋吉台サファリランドを後にして、つぎに向かったのは壇之浦である。 本来ならば、みもすそ川公園に下りて、壇之浦古戦場跡などを見学する予定であったが、私の体調が悪いことがあって、ホテルに直行することになり、中国自動車道の壇之浦SAでの見学と相成ったのである。
途中の王司PAである。
ここで、地元名産(?)のふくナゲットを購入。五片入っていて390円である。
実物はこれである。 思いの他美味しかった。 揚げたてのフグの身がサクサクして美味しい。
4人で1カップは少なすぎた。 もう1カップ買うべきであった。 調子が悪くとも食い意地だけは常に張っているのである。
ここが壇之浦SA。関門橋の真下にある。
関門橋は現在補修中でした。
橋の下を沢山の船が通過している。 橋は、この太さのケーブルで支えられている。 明石大橋ほどの太さではない。当たり前か。こちらは、全長1068mで、明石大橋の約4分の1の長さである。
趣味の船の写真。背景を考えて撮ったつもりだが、どうであろうか。
橋の覆いや補強の部分が無ければもっと良かったんだけどね。 関門橋の写真集です。
このSAでは、このアングルでしか良い写真が撮れぬのでいまいち変化に乏しい。
ここの食堂で遅めの昼食をとる。地元グルメを堪能しなければならぬ、ということで、まづその宣伝ポスターを紹介する。 こんな風に下関は壇ノ浦の特選グルメが描かれている。
しかし、である。 下関名物=ふく(フグに縁起のよいふくをかける) と どら焼きを「巌流焼き」 と呼び方を変えたに過ぎない。 特色はないのである。
我々は、壇之浦ラーメン、壇之浦ふく定食、壇之浦ふく海鮮丼、壇之浦ふく唐揚げ丼であった。
自動券売機で購入することになる。最近はどこでもそうだ。古い人間としては、食堂では支払は手渡しが望ましい。
ふく定食は、写真にある通り。
壇ノ浦ラーメン。一口いただいた。ただの豚骨ネギラーメンであった。看板倒れ。
海鮮丼。食べていないので味については何ともいえぬ。
唐揚げ丼。 ふくの唐揚げは、美味しい。 揚げたては大体美味。
私としては、 ここで壇ノ浦の合戦について平家物語に準拠して、薀蓄話をしたかったのであるが、時間がないので次回にまわす。 Wikiやパンフとかを使って、概説記事を書くだけですが、これが実は楽しみなんですね。
関門橋をこえてホテルルートイン門司港に4時前に着。 私は風邪でダウンしたので、ホテルの部屋で休むことにする。ワイフと息子は門司港見物に出発。 私は7時半ころまで寝込んでいた。従って、夜の門司港レトロは報告できない。これが、実は残念。
ワイフたちがホテルに帰ってきたので、ホテルのレストランで夕食をとることになった。花々亭
であります。 風邪でフーフー言ってても、食い意地だけは消失しないのである。意地でもグルメ日記は書くのである。
イカ焼きだが、これは新鮮でうまい。マヨネーズと良く合う。
刺身三品だね。 タイ、貝柱、サーモンのタタキですな。 新鮮なので不味な訳がない。
これが、地ビールの 「門司港駅ビール」 と 「門司港地ビール工房」 である。 美味いです。
追加のサーモンたたき。 注文が被ってしまった。
地元門司港グルメの焼きカレー。 不味ではない。 すごく美味いわけでもない。 でも、わざわざカレーをグリルする必要なんてあるのだろうか?
つまらんご当地グルメ感想である。風邪ゆえ仕方がない。
食後すぐに寝てしまった。幸い1人部屋なので、誰にも迷惑はかけてないハズだったが、翌朝の7時まで寝てたので、起きてこないと朝食を済ませたワイフたちに怒られたのであった。 すまん。
旅行記 V につづく。