私は、たばこを喫わない。 20代のころ、喫っていたことがあるが、半年位で止めてしまった。
おいしいと思わなかったし、考えをまとめたりするのに、何の役にも立たなかった為である。 当時は、タバコの煙モウモウたるパチンコ屋に入って、3~4時間(調子の良い時)は玉を打っていたのだから、煙も存外平気であったのだ。 今や煙が喉を刺激して咳き込むようになっており、タバコを吸うのはもとより喫煙者のそばにいるのも苦痛である。 結局は体質的に合わなかったのだろう。 まあお蔭で、タバコによる健康被害からは免れている。
千葉県民保険予防財団 |
親父はヘビースモーカーであったが、晩年は蛍族になり、部屋ではタバコは吸わなくなっていた。
お袋の前では、肩身の狭い思いをしていたのだ。
私はタバコは吸わないが、家のなかで肩身の狭い思いをしているのは同様である。
私の使っていたライターは使い捨てのライターで、味も素っ気もないものだが、当時の知り合いにオイルライターで洒落た意匠のものを使っている人がいた。 この方は、とても偉くなったのだが、素敵なデザインのオイルライターを使っていた。 現在は吸っていないようだが、紫煙をたよらせ、考え事をしている姿は実に様になりかっこ良かったのです。
1960年代を描いた映画なぞをみると、男女を問わずタバコをパカパカ吸っているシーンにでくわす。先日ビデオで見た ハンナ・アーレント もそうだし、
戦争を描いた映画では必ず兵士が咥えタバコで会話をしている。
そこで、今回はタバコの友であるライターの話をしたい。 時折、元町高架下を散歩するのであるが、目につく趣味の店として、元町四丁目でジッポーのライターを並べている店がある。 zippo-LAND G.. という店です。
お店の宣伝文です。
関西で一番の品揃えのZIPPOライター専門店です。3000種類ものZIPPOが並ぶ店内はヴィンテージから現行品まで、珍しい商品がいっぱいです。 |
店内には、このように希少価値のあるライターが展示されている。 面白半分で、覗いてみると色々面白いライターが沢山ある。 デザインを見ているだけで楽しい。
ジッポーのライターといえば、ベトナム戦争で兵士がベトナム人に自分専用に作らせたライターを思い出す。 現在ベトナムジッポーと呼ばれているコレクターズアイテムです。
ここで、ベトナムジッポー の説明を与える。 Zippo屋 さんからの記事を適宜まとめたものです。
ベトナムジッポー
その辛い赴任先のベトナム戦火においてアメリカ兵が祖国を離れ、辛い日々の中、心の拠り所として愛用していたのが「ベトナムジッポー」の由来と言われています。
兵士達にとってZippoは単なるライターとしてではなくミラーにしたり暖をとるカイロにしたり日常生活の道具であると同時に自分のオリジナルティを表現するための身分証明書であったりしたといわれています。
当時のアメリカ軍のベースともなっていたベトナム南部、サイゴン(現在のホーチミン市)には器用なベトナム人が簡単な機械でアメリカ兵士の待ち込んだ無地のZippoを好きなデザインで加工してくれる出店があり、そんな小さなマーケットでベトナムZippoはベトナム人の手作りにより一点一点作られアメリカ兵士に愛用されていました。
このホームぺージの管理者の方は、ジッポライターのバイヤーで、かなりの専門家かつ流通の事情通です。 以下再び引用です。
では、何故「ベトナムジッポー」がここまで有名になってしまったか??
これは日本のメディアがこのブームを発起したといっても間違いではないかと思います。
ミリタリーファッションブームという事もあり、小物のZippoライターもその流行に乗りファッションの一部として騒がれ日本のバイヤーがこぞって買い付けを行く事になります。
ただ、本来の意味を持つベトナムジッポーには上記の理由により、数に限りがあります。
すると...どうなるか...??
「売れるんなら作ってしまえ!!」と利益のみを追求する者が偽物を作る事になります。
ホーチミン市の中心地、レロイ通りからバスターミナル方面に歩いて15分程、観光スポットからやや離れた商業地区に「ヤンシン市場」があります。
この市場の一角に、ミリタリーグッズを取り扱う商店が集まっており、Zippoを扱う小さなお店がひしめきあっていて、管理者の言葉では 「ベトナムジッポー」の宝庫だそうだ。 もっとも、これは2007年の記事なので、現在ではどうなっているかわからない。 そこで、このようなベトナムジッポーが売られている。 かなり錆びてはいるが、デザインはリキシャあり弾丸ありで、マニアの垂涎の的である。
偽物も沢山製造され、市場内のお店どころか、日本や韓国などにもまとめてベトナムジッポーを卸しているそうだ。 これがサンプル商品です。いかにも偽物くさい。
この方が、偽ベトナムジッポー の見分け方を説明されている。
1. Zippoの形をした全くの偽物ライター
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文字通りZippoの形はしているものの、US/Zippo社の製造のZippoライターではなく、ジッポーの形を模倣したオイルライターです。 | ||||||
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2. Zippoのボトムスタンプの入った偽物Zippoライター
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本体にベトナムZippoっぽいデザインの彫り込みや、弾丸などのエンブレムが取り付けされた一見「カッコイイ」...いわゆるベトナムジッポー(コピー品)。 ボトムスタンプにベトナム戦争時代の斜体ロゴマークが刻印されたオイルライターです。しかし、本体は1.同様、US/Zippo社で製造された本物のジッポーライターではありません。 Zippoのロゴが入っているので、いわゆるブランドの不正模倣品(コピー品)です。 | ||||||
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3. 本体は本物のZippoライター
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ライター本体はベトナム戦争当時の1960~70年代にUS/Zippo社で製造された本物のジッポーライターです。 ベトナム柄は別問題としても、純粋にビンテージZippoとしての価値はあります。 通常お店の表には並んでおらずに奥のショーケースなどに置いてあり、値段はかなり高めです。 確かに様々なベトナムZippoのデザインの彫り込みはあるものの、「ベトナム戦争当時にアメリカ兵が実際に戦地で使用していたZippo=ベトナムZippo」と判断する場合、デザインの彫り込みは、そもそも手彫りの機械での彫り込みでしたので現在でもいくらでもできる為、本来のベトナムZippoであるかは不明です。 | ||||||
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つぎにビンテージ Zippo を紹介する。
US/ペンシルベニア州/ブラドフォードで製造された本物の1978年製のZippoです。
その偽物(本体自体が偽物)も存在していて、
その違いが詳細に説明されている。
本物と比較すると、底面の刻印に多少いびつさがありますが、単体で見た場合はなかなかその加工の違いが判断できるものではありません。
と書かれてあり、
「ボトムスタンプ(底面の刻印)」が真偽を判断する
として、その差異を写真いりで説明しています。
Zippo社で製造された本物の刻印は製造年ごとにプレスの成形型がありプレスされます。
しかしフェイクはさすがにそこまでのコストをかける事ができない様です。
一見肉眼ではあまり差を感じないとしても、ルーペで拡大してみるとその違いは歴然です。
本物(画像左)はプレス加工ですので、プレスされた面が綺麗に仕上がっていますが、フェイク(画像右)は回転式の刻印器、もしくはガイドレールを使用したリューターのような回転刃で削りながら移動させる加工している様で、その回転刃の形跡が判断できます。
なるほど! と頷ける説明です。
「ベトナムジッポー」....単なるミリタリーファッションブームに便乗した流行ではなく、ベトナム戦争という歴史的背景と、その中でZippoがどのように活躍していたのかを理解された上でコレクションをされる事を、平和と共に望む次第です。 |
という管理者のお言葉です。 その通リだと思います。
ここで、ジッポー自体に興味が出てきたので Wikipedia で調べてみた。
ジッポー
概要:
長い歴史と世界的な普及率の高さからオイルライターの代名詞となっており、またコピー商品も大量に出まわっていることから、オイルライターの一般名称として認識されている。
高い耐久性・耐風性と永久修理保証がある。1932年の創業、1933年の第1号発売以来、基本構造にはほとんど変化がないが、外側のケースに様々な意匠を凝らすことで豊富なバリエーションが生じており、世界各国に収集家が存在する。
上の写真のライターが、基本形で1933年発売のオリジナルバージョンに近い。
アメリカのZippo社のホームページには、現在制作販売されているライターのリストがあります。
それによると、数千種類ある。 図案としては、アメリカの国鳥白頭ワシを描いたものが結構あります。
ヨーロッパから直輸入のZippoというのもあります。
より、3番目は、劇場用アニメのマクロスF、最期は必殺仕置き人です。
その他にも銀製のもの、ダイヤやサファイヤの埋め込まれたもの、その他沢山の変り種がありました。 これは、ダイヤ付純銀クラシックです。
サファイア付き純銀モデルモダーン
純銀和柄彫金(手彫り&金挿し)Zippo です。 絵柄は、ボタンです。 ヤクザの親分が使いそうなライターですな。 定価48000円です。 安いというべきか?
男の小道具 Zippoライターも、収集しだすと奥深いものがあるのですね。
今回はこれでおしまい。 ごきげんよう。
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