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2014年10月14日火曜日

佐川美術館



私の書いてるブログは、詰まるところ絵日記である。 自分で絵を描く代わりに写真を使ったり、また画像や動画をどこからか盗んできて(ダウンロードという)、日々の生活や旅行記、 心に浮かぶ よしなしごと を、感想文として記事にしている訳である。 つまんないと言えば、実際つまんないのである。 否定はできない。 何の役にもたたぬ遊びである。 でも良いのである。 本人は楽しんでいるし、作業中は何も考えなくてすむのが、有難いのである。 それに、不特定極く少数の読者もいて、私が面白いと思うことをやはり面白いと思って下さっているようである(断定はしない)。 役には立たぬが、無意味とは言えまい。

と、無意味なつぶやき(Twitter)をしてから、今回の記事にはいる。 

先日、9月28日だが、次男が休日に琵琶湖にドライブをするということで、連れていってもらった。
日帰り小旅行である。 佐川美術館、琵琶湖大橋、三井寺を見て周ったのである。 

その内、佐川美術館 を今回は紹介する。 私とワイフは、2回目だが次男にとっては初めての訪問である。 これが佐川美術館の入り口。



Wikipedia で調べてみると、

佐川美術館 (さがわびじゅつかん)

滋賀県守山市にある滋賀県の登録博物館。運営は、公益財団法人佐川美術館。

とある。 佐川急便が直接運営しているわけではないのだ。社長の趣味が高じて、美術館設立にまで至ったのである。


Japanese Map symbol (Museum) w.svg 佐川美術館
Sagawa art museum01s3200.jpg
施設情報
正式名称佐川美術館
専門分野平山郁夫
佐藤忠良
管理運営公益財団法人佐川美術館
開館平成10年(1998年)
所在地524-0102滋賀県守山市水保町北川2891
位置北緯35度6分33.6秒 東経135度56分45.9秒 /
 北緯35.109333度 東経135.946083度 / 35.109333; 135.946083
佐川美術館 は、平山郁夫佐藤忠良および楽吉左衛門の専門美術館と言ってよい。 

入館料

区分個人  団体(20名様以上)
常設展   一般 ¥1,000  ¥800
   高校生・大学生  ¥600  ¥400







となっている。 これがパンフ。


裏面に館内の説明がある。

年間のイベントスケジュール表がこれ。


10月現在は、このような特別展示が行われている。
 
 
梵鐘の展示がありました。比叡山ゆかりの梵鐘で、国宝です。3年ぶりの公開だそうだ。
平山郁夫の「比叡山」シリーズの絵画も展示されている。
不思議に思うのだが、この国宝を佐川美術館が所有しているのだろうか。延暦寺の鐘であったらしいが、そのような物がどうして、美術館の所有になったのであろうか? わからん。
 

第15代樂吉左衞門は、現存の作陶家です。 
楽焼と萩焼の銘器が展示されている。 茶器の良さというのは、私は今一よくわからん。
優れて立派な器だが、これでお茶を飲んでみたいと思わぬ。 ワイフは別だが。


 
 
館の鳥瞰図です。
 
 


美術館の敷地は大部分が水庭(人工池)になっており、水の上に浮かぶように見える2棟の切妻屋根の展示館(竹中工務店設計・施工)は、そのデザインが高く評価されている。




このように、実に美しい優れた設計である。 グッドデザイン賞を2度受賞している。

屋外にある、佐藤忠良の作品である。



これが、平山郁夫館の入り口前の木製の看板。


館内は、撮影禁止である。 従って、館内の絵画や彫刻作品の画像はどこにも存在しないはずである。 誓って言うが、私は盗撮などはしていない。許されている範囲でしか写真は撮っていない。

佐川美術館ホームページ にも当然それらの画像はない。

 
ところが、そのような画像は簡単に見つかる。 なぜか? 解ってみれば簡単である。 Museum Shop で売っていた絵葉書の画像である。 これならば大丈夫だろうと思い、念のため出どころは明らかにしないで幾つかの画像をアップする。 作品数は最小限におさえる。 

平山郁夫館での展示作品。 

平山郁夫肖像写真 平山 郁夫(ひらやま いくお、1930年6月15日 - 2009年12月2日)
日本画家、教育者。日本美術院理事長、第6代・第8代東京藝術大学学長を務めた。
文化勲章受章者 (Wikipedia より
 


アンコールトムのバイヨン寺院。 私も見ました。 このブログの現在の表紙写真です。


シルクロードのシリーズです。

 



2013年の1月~2月にかけて開催された日本橋三越本店・新館での平山郁夫展のパンフの裏面です。 これなら大丈夫。


著作権に配慮しなければならぬ、のでめんどくさいことではある。


再び佐藤忠良作のブロンズ像。
 


 
つぎは、佐藤忠良館である。  


佐藤 忠良(さとう ちゅうりょう、1912年7月4日 - 2011年3月30日) Wiki より引用。

日本の彫刻家。新制作協会彫刻部創立会員。生き生きとした女性像などをブロンズや木彫で表現した。福音館書店版の絵本『おおきなかぶ』の挿絵なども手がけた。女優の佐藤オリヱは娘。

生前、日本芸術院会員に推薦され、文化功労者文化勲章の候補にも選ばれたが、本人は「職人に勲章はいらない」と語り、これら国家の賞を全て辞退した。

という気骨のある方です。

佐藤オリヱのお父さんですが、最近は佐藤オリヱといっても知らない人が多い。寅さんの映画にでていたでしょうが、というと寅さんって誰? である。 時代は変わる。


彼の作品で有名なのは、「帽子シリーズ」です。 




ほかにも、感銘を受けた作品はあるが省略する。 著作権に触れそうだからである。

 また、佐藤 忠良の生涯を描いたビデオを放映していた。


樂吉左衞門館へ至る通路からの眺め。




樂吉左衞門 は、この方です。 私と同年です。 現役バリバリです。 だれかとエライ違いですな。 



樂吉左衞門館は、地下室での展示である。 池からの採光。

 
樂吉左衞門の作品は、パンフをご覧くださいでおしまい。

作品鑑賞を終わり、美術館の渡り廊下にある Museum Cafe で寛ぐ老人と女性である。
プライバシーの侵害を恐れて、フラッシュを焚かずに写真をとるとこんなんである。


角度を変えて、採光を良くして撮ると、このように写る。 私の隣にいるのが、モザイクをかけているが愛人ではなく、残念なことにワイフである。


 

 
Museum Cafe では、珍しく マンゴージュースとピーチジュースを飲んだのである。
 
(追記: 英語の綴りが間違っていた。 Musium → Museum である。 修正した。 ワイフは、 Museum Shop でこの絵本を購入した。


佐藤忠良画ですね。 息子達が子供のころ買って、読んでやった絵本です。すごいロングセラーですね。 )
 
 
美術館を出て、駐車場に向かう。 駐車場の横は競技場になっていて、このようなへんてこな建物が建っていた。 何だろうと思ったが、調べずに放置することにした。 分かってもどうせつまんないに決まっている。

 
これで、佐川美術館編はおしまい。 ごきげんよう。

    

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