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2015年2月8日日曜日

旧鐘紡洲本原綿倉庫

昨日2番目の息子が休日ということで、淡路島旧鐘紡洲本原綿倉庫に連れて行ってくれました。ワイフとの3人組です。今回は、その見学報告。

ここは、経済産業省近代化産業遺産に指定されている。 Wikipedia によると、

旧鐘紡洲本工場原綿倉庫
旧鐘紡洲本工場原綿倉庫
情報
旧用途紡績工場倉庫、美術館
建築主鐘紡(現:クラシエホールディングス
構造形式煉瓦造平屋建て
竣工1909年(明治42年)
所在地656-0021
兵庫県洲本市塩屋1丁目
位置北緯34度20分43.9秒
東経134度53分43.2秒

旧鐘紡洲本工場原綿倉庫(きゅうかねぼうすもとこうじょうげんめんそうこ)

明治時代に建設された赤レンガ倉庫で、経済産業省の近代化産業遺産に認定される「洲本市の綿産業関連遺産」の一つである。

産業遺産群のデータによると、こうなっている。

No29
名称旧原綿倉庫
遺産種類洲本市の綿産業関連遺産
資料等
カテゴリ西日本綿産業
都道府県兵庫県
市区町村洲本市
概要『旧原綿倉庫』は、兵庫県の洲本市の綿産業関連遺産として、経済産業省の近代化産業遺産(西日本綿産業)に登録されています。
 
洲本市が整備する「新都心」と呼ばれる約15haの区域内にある。
 
この地域は、明治・大正レトロ街と呼ばれている。門司港レトロ街の真似かもしれん。
 
 
産業遺産活用の手本として、知られているそうである。
これが、洲本アルチザンスクエアのメインの赤レンガ建築物である。
内部は完全に改装されおしゃれで近代的な造りになっている。
レストランとか設計事務所などが、テナントとして入っている。
 
屋根の頂上にトンビがいるのがみえるであろうか。
 
 
この一帯は、洲本市民広場になっている。
 
 「冬咲きチューリップショー」が開催されていました。本年度は、5品種・13,800球のチューリップが洲本市民広場(洲本市)と兵庫県公館(神戸市)で展示されているようである。
 
私の趣味に合致するので、ここ幸いとばかりチューリップの写真を沢山撮りました。
 










公園内には、このような大きな木がシンボルのように立っている。洲本市の方針で、樹木の保存を最優先しているそうだ。
 


さらに公園内には、くにうみの刻という彫像がある。 滝川福市淡翁の遺言による寄付金により平成19年10月に建立とある。(後注:滝川氏は、淡路信用金庫の創始者だそうです。写真は見当たらず。)

 



これが、かねぼう洲本工場の足跡を記した石碑。


 

 
要約して記すと、つぎのようである。

東京・鐘ヶ淵で誕生した鐘紡は、明治33年(1900年)、地元の紡績工場を買収し洲本に進出。
洲本町は、洲本川の付け替え工事を行って蒸気船の航行を可能にし、鐘紡に新工場建設を要請。
安く良質なインド綿の輸入と、低賃金の女性労働力の確保に利点があると考えた鐘紡側は、その要請に答え、明治42年(1909年)、織機300台、精紡機2万錘を備えた洲本第二工場を完成させる。工場はその後拡大の一途をたどり第5工場まで建設された。最盛時には、約4000人が就業していた。その後、不況や産業転換のため1986年に操業を停止した。

このような赤レンガ倉庫群である。敷地内は綺麗に整備されている。中央にみえるのが、塵突
 


 

 


この建物が産業遺産のシンボルモニュメントである、旧鐘紡洲本第二工場汽缶室である。

この日は、この建物の3階で洲本市民工房の展覧会が開かれていた。
 


このような作品が展示されていたが、私の趣味や興味と全く合わなかったので殆どパスした。


むしろ建物の内部に興味があったので、そちらの写真を2枚ほどアップする。



 
向かいに見えるのは、倉庫を改造したレストラン。
 

 
こちらの赤レンガ館は、改装中でした。
 

敷地内には、 Time after Time.re という名のレストランがあった。ワイフが料理は良さそうといってたが、お腹が一杯だったので次回機会があればということになる。


このレストランです。赤レンガとは全く関係ないと思われた。調べて見ると、こんなホームページがあった。 Time after Time  それによると、内部にレンガ造りの構造を残している。



 
旧鐘紡洲本第3工場汽缶室である。ここが、レストラン・特産品販売店淡路ごちそう館御食国の店舗として活用されている。 1998年に開業された。
 



内部は、鉄柱の骨組みを生かしたレトロ風で、こんな感じです。



ついでに周辺の施設の写真をアップする。 兵庫県立淡路医療センター


洲本市文化体育館

レンガ造りの様子というか、現状を写してみた。レンガ壁に雑草が生えている!



 
ここが市立洲本図書館である。1998年に完成。工場跡を生かした実に優れた建造物です。
エントランスとその周囲には工場のレンガ壁が使われ、この中庭にも一面に敷かれている。


エントランスの壁に展示されている、小原流の生け花。実に趣がある。


中に入ってみて、図書館の充実ぶりにびっくりした。特にこの広いフロアー全体が児童室になっいる。 素晴らしい! 児童書のコーナーでは、こんなにも沢山の絵本が分類、整理、展示されている。 


一般書の書架も広々としている。専門書のコーナーもあり、理工学書の質の良い本が結構沢山並んでいました。 この近くに住んでいる洲本市民は、実に幸運であると思った次第である。 30分ほど、物理とか数学の本、魚の本を眺めさせて頂いた。Wikipedia より、情報の質は良い。当たり前か。



それで興味を感じたので、この図書館の全貌を調べてみた。 
ホームページも充実していました。 洲本図書館 

データは次の通り。

所在地〒656-0021 兵庫県洲本市塩屋一丁目1-8
電話・FAXTEL 0799-22-0712   FAX 0799-26-3155
建物旧紡績工場のレンガ建造物を最大限に生かしたつくり
広さ
敷地面積 5056m2  建築面積 2453m2
延床面積 3191m2
座席数226席
図書収容能力
本・・・開架12万冊、閉架12万冊  AV資料・・・4千点

24万冊も所蔵している。そのうち12万冊が開架されている。ここで、パソコンを持ち込んで仕事ができれば、申し分ないね。 静かで落ち着いて調べ物ができる。


 
館内図

  1. 図書館入口
  2. 児童室
  3. お話の部屋
  4. 一般開架
  5. カウンター
  6. 対面朗読室
  7. インターネット
  8. 郷土資料
  9. AV・雑誌・新聞ブランジングコーナー
  10. 身障者用駐車場
 
 幾つか館内の写真を拝借する。
 
AV・雑誌・新聞ブラウジングコーナー


 
 一般開架コーナー

 
 
郷土資料コーナー
 

 
 インターネットコーナー


という塩梅です。

今回はこれでおしまい。

 

 


 


















 




 

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