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2015年2月15日日曜日

堺市博物館

前回のつづき。 堺市博物館の見学記である。 堺市の売りは、掲示板にあるように仁徳陵自由都市である。戦国時代、で自由貿易が行われ、巨万の富を堺商人にもたらしたという故事に因んでいる。千利休も元々堺商人でしたね。

 

 

奥に見えるドームのような建物が、 堺市博物館である。
 


ここで、いつものようにWikipediaによるお勉強。

堺市博物館(さかいしはくぶつかん)

大阪府堺市堺区にある人文科学系の博物館。 市制90周年記念事業として1980年に開館した。 館長は中西進(国際日本文化研究センター名誉教授)。
大仙陵古墳(仁徳天皇陵)に代表される百舌鳥古墳群からの出土品、近世の自由都市「」の都市史等資料や鉄砲などの交易品、千利休与謝野晶子、河井酔茗をはじめとする堺出身の芸術家の資料などを展示し、古代から近代に至までの堺の歴史を紹介している。

堺市の作成したホームページは、これ。 堺市博物館 
観覧料は、こうなっている。

区分個人団体(20人以上)
一般200円160円
高校生
大学生
100円70円
小学生
中学生
50円30円

65歳以上は、無料である。従って私は、タダである。前にも書いたような気がするが、堺市は偉い!

入場してすぐに、大型スクリーンによる古墳・仁徳陵の解説ビデオを見ました。これで、基礎知識をゲットした訳です。

フロアには、古代における仁徳陵の復元予想図のパネルが展示されていた。


江戸時代の仁徳陵の様子を描いた絵図。



昭和48年における、仁徳陵の航空写真。


昭和50年代後半における、仁徳陵の航空写真。


前回アップしたパンフのオリジナルポスター。


これが石室の模型。

 
古墳群は、このように東西、南北と交差するように建造されている。
 


このようなコーナーがありました。甲冑を着て大王になろう。


大王になった息子である。個人情報に配慮しています。


古墳造営の様子を描いたパネルと土器の展示。

 

このような埴輪とか祭器も展示されていた。面白い造形である。




堺は、鉄砲伝来の地でもあったという事で、火縄銃が畳の上に並べられている。



 


当時(1550年代)の堺を描く襖絵。


堺市に伝わる日本図。

大火縄銃。
 



 

貿易船(帆船)の模型。菱垣廻船模型という。


行基像。

堺市のお祭りの山車。
 


堺市図(「モンタヌス日本誌」挿絵)。堺郊外の様子が描かれている。

 

織機。正しくは、堺緞通織機という。



岸谷勢蔵の絵画。次回チャンスがあれば、この画家を紹介したい。



屏風絵の展示。

そしてこいつが、堺市博物館の公式キャラのサカイタケルくん


見ればわかるように、作者はせんとくんを作った堺出身の彫刻家である籔内佐斗司さんである。
 
 
それと、館内に何故か福助の像があった。
 

 
福助を探せというキャンペーンが堺市で行われていたようである。
 
堺市立文化館でも福助発見。
 
 
 
これで、堺市博物館見学の報告はおしまい。次回は、与謝野晶子文藝館のお話の予定。

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