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2015年3月18日水曜日

画家金子國義 死去

画家の金子國義が死去された。 78歳であった。

人形作家の四谷シモン の記事を書いたときに、その人形の顔立ちを彷彿とさせるような人物画をかく画家として金子國義を紹介したことがある。 人形作家 四谷シモン

Wikipediaで確認の上、再録しよう。



金子 國義(かねこ くによし、1936年7月23日 - 2015年3月16日)

埼玉県蕨市出身の画家。

・1966年、『O嬢の物語』の翻訳を行っていた澁澤龍彦の依頼で同作の挿絵を手がける。翌1967年、澁澤の紹介により銀座の青木画廊で個展「花咲く乙女たち」を開き画壇デビューする。世紀末的・デカダンスな雰囲気を漂わせる妖艶な女性の絵を得意とする。活動・表現領域は幅広いが、一般には、「富士見ロマン文庫」(富士見書房)、『ユリイカ』をはじめとする多くの書籍・雑誌の装幀画・挿絵を手がけたことで知られる。

・2015年3月16日午後、虚血性心不全のため東京都品川区の自宅で死去。78歳没

彼の経歴や画業、ギャラリー、関連事項やShop等については、公式ホームページに記載がある。
華麗なるエロス 金子 國義

時事ドットコムからの死亡記事の引用。

日大芸術学部卒。1964年ごろから油絵を描き始め、67年に個展「花咲く乙女たち」で画壇デビューした。妖艶な雰囲気を漂わせる人物画を得意とし、作家・澁澤龍彦の著作の装丁や絵本「不思議の国のアリス」の挿絵が代表作。雑誌「ユリイカ」「婦人公論」の装画でも知られた。
 舞台美術家としても、唐十郎「状況劇場」の公演や、2005年には十八代目中村勘三郎襲名披露口上などを担当した。近年は浴衣のデザインなども手掛け、初の自伝が刊行されたばかりだった。

 
花咲く乙女たち より。



この記事では、彼の特異な風貌の女性像を、かっての記憶と共に幾つか見ていきたいと思う次第である。著作権の関係で、違法でなくアップ可能な画像は多くないので、少しだけになる。



 
 
 



不思議の国のアリス より。



額入りの絵画。 画廊 www.oida-art.com から取得。




ロマン文庫の表紙。







浴衣のデザイン。





 ご冥福をお祈りいたします。

それにしても、若い頃に知った画家や挿絵画家も次々と亡くなっていく。寂しい事だ。

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