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2015年3月18日水曜日

淡路島西淡地区遊歩 I

思い立って短い旅行にでかけた。一人旅である。 引き受けた論文のレビューを書くため、論文の検証計算などを部屋に閉じこもって長時間していると発狂しそうになったためである。複雑な計算で確認が大変なうえに、怪しい議論を使っている。さらに証明は切り詰めてある。現役でないので、該当の文献にはすぐに当たれないし、途中の計算を埋めないといけない。また正しい推論と仮定して読み進めても、再び都合の良い議論を検証なしで当然のごとく使ってくる。お勉強とは言え、なんでこんな辛い作業をせんとあかんのかと嫌になった。私と弟子の書いた論文が引用されていたため、色気を出して引き受けたのだ。その上期限が迫ってきている。まあ自己責任ではありますがね。 それでこの論文だけを持って淡路島に運動不足解消もかねて遊びにでかけたのだ。母親との毎日の朝食が辛くなったという事もある。

行先は淡路島の西淡地区。私の好きな風車群がある地域である。「CEF南あわじウインドファーム」。 ここは風光明媚だし、時々利用している宿舎が近くにある。前回は、風車の近くまで行ったのだが、今回は風車の周辺地域を歩いて回ろうと考えたのである。 宿泊費安上がりだし、夜は宿舎で論文のお勉強できるしね。  風をつかまえる-風車見学

と、下らぬ自己弁護を書いてから、淡路島西淡地区遊歩編を始める。

第一日目は、息子の店で極く小さい手伝いをしてから出かけた。昼すぎであった。三の宮から福良行の高速バスに乗って、陸の港西淡で下車。昨年夏に津井に行った時と同じコースである。
  いぶし瓦の町 津井 瓦 磯遊び

時間は午後3時半を回っていました。

 
このらんらんバス せい太くん号に乗り込んだ。 行先は、丸山漁港である。
 
 
 太く赤線でなぞったルートであり、山の中と海岸線を交互に走る観光路線と言ってよい。


料金は300円である。1日フリーパス券600円というのもある。本数は少なく、1日10便しかない。

バスからの景色。 以前アップしたのとは別の最新写真です。

遠方に見えるのは、うっすらと見えるのが小豆島。


南淡路のウインドファームが見えてきた。


再び海岸線の風景。
 

道路沿いの民家や宿泊施設が見えてきた。丸山漁港の近くです。


 
宿泊先の個人情報保護のため、それより知り合いに迷惑をかけるといけないので、宿舎は明かさない。丘の中腹部にあるので、このような坂を登って行く訳だ。


坂から丸山漁港を望む。

道路沿い坂道の風景。


遥かに鳴門大橋を望むことができる。坂を登ったり下ったりで、結構な運動になる。


やれやれ、宿舎にやっと到着。荷物を下ろすことができた。夕食をすませて天気は悪いが周辺の散歩。 日の入り直前の鳴門大橋の景色である。霞みがかかってるね。


散歩後、宿舎の部屋で持ってきた論文のお勉強。意外と捗ったのである。

小旅行第一日目はかくしておわる。次回につづく。

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