退職教授の見果てぬ夢: ラッピング列車と電車　III

よくブログ書きがつづくものだと我ながら思うが、理由はやはり暇になったからである。日常は、あれやり、これやり（やらされ）の家事で忙しくしているが、差し迫った仕事はない。暇な時間ができれば、予ねてやりたかった数学のお勉強をすれば一番良いのだが、やりだすとうまく行かなくってイライラする。何等かの結果がでると、満足できるのだが、費やす時間が減ったため、能力の低下のため、また常に中断させられるため、このところ結果と称されるものは何も得ていない。昨年度は、幾つも定理を作っていたから、元研究者としてはもはや完全失格である。（本当は、もう研究なんかしなくていいんだけどね。）

嗚呼、情けない

私の尊敬する先生は、８０歳を超えた今も研究をつづけられ、論文も書いておられる。比較することさえ間違いだが、雲泥の差である。そのような気概を私は持てるようになるのであろうか？

いつか復活できるのであろうか、と密に願いつつ逃避のブログ書きにせいを出すのである。

本当に馬鹿だね。　と、自嘲してラッピング列車と電車の紹介の３回目を始める。

今回のトップは、Yellow　Magic　トレインである。
阪神電車の阪神タイガース球団創設８０周年を記念する、ラッピング電車である。

Yellow　Magic　トレイン

運行エリアは、　神戸三宮～近鉄奈良、梅田～山陽姫路　である。

画像は、小さいが全貌はこれ。

最初見ると派手なのでびっくりする。私もギョッとした。黄色は思いの他インパクトが強い。

出発式では、なんと掛布雅之さんがテープカットに来られた。

ご自身のラッピングの前で。う～ん、掛布さんもでぶりましたね。

電車の中吊り広告

車両デザイン登場選手は、つぎのようになっている。

【レジェンド選手】OB選手（9名）

藤村富美男、村山実、吉田義男、江夏豊、田淵幸一、
ランディ･バース、掛布雅之、岡田彰布、金本知憲

懐かしい選手ばかりですね。

【現役選手】（10名）

鳥谷敬選手＆藤浪晋太郎投手、西岡剛選手＆能見篤史投手、
上本博紀選手＆呉昇桓投手、大和選手＆ランディ･メッセンジャー投手、
マット･マートン選手＆マウロ･ゴメス選手

同じく阪神電車の平清盛ラッピングトレイン。2012年1月21日（土）より運行され、１年間運行の後現在運行は終了している。

平清盛ラッピングトレイン

運行区間：阪神三宮～近鉄奈良など、阪神なんば線系統を中心に運行

全体像がこれである。

平清盛役の松山ケンイチが描かれている。

これは、あまり人気が出なかったようです。

ルパン三世ラッピングトレイン

運行区間は、花咲線：　釧路～根室　である。

ルパン三世の作者、モンキーパンチが浜中町出身であり、その縁で沿線の活性化のため2012年4月から運行しているそうだ。

作者のモンキーパンチは、退職老人の見本になるような方です。

モンキー・パンチ
本名	加藤一彦（かとうかずひこ）
生誕	1937年5月26日（77歳）日本・北海道厚岸郡浜中町
国籍	日本
職業	漫画家デジタルクリエイター教授
活動期間	1965年 -
ジャンル	青年漫画
代表作	『ルパン三世』『一宿一飯』など
受賞	1980年代以降：INKPOT賞ローマ・コミックフェスティバルROMICS金賞 AMD Award功労賞
公式サイト	公式サイト

モンキー・パンチ（本名：加藤一彦（かとうかずひこ）（　1937年5月26日 - ）

日本の漫画家、デジタルクリエーター。大手前大学教授。東京工科大学メディア学部客員教授。北海道厚岸郡浜中町出身。代表作に『ルパン三世』・『一宿一飯』など。

経歴の一部紹介：

2003年4月、66歳にして、「きちんとした勉強をしないと、これ以上先に進めない」と考え、東京工科大学大学院メディア学研究科メディア学専攻（現・バイオ・情報メディア研究科メディアサイエンス専攻）修士課程に入学し、2005年3月に修了した。

2005年4月より、大手前大学人文科学部メディア・芸術学科マンガ・アニメーションコース教授。

2010年5月より、東京工科大学メディア学部客員教授に就任。

2015年、東京アニメアワード2015・アニメ功労賞を受賞。

すごい方ですね。いつも書いていることだが、世の中には優れたご老人（除く私）が沢山おられるのだ。

ラッピング電車に戻ります。　これが、全体の左右両面。