ここは、エリア入り口から350mほどの場所にある。兵馬俑坑の入り口に至る、通路にも武士俑
が並んでいる。
このような通路で、中央にいるのは武士でなく只のデブ爺である。
ここが入り口になっている。
言わずと知れた世界遺産である。 まず、Wikipediaから正確な知識を得ておく。
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兵馬俑
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英名 | Mausoleum of the First Qin Emperor | ||
仏名 | Mausolée du premier empereur Qin | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1), (3), (4), (6) | ||
登録年 | 1987年 | ||
公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
地図 | |||
秦始皇帝陵及び兵馬俑(しんしこうていりょう および へいばよう)
中国陝西省西安北東30kmの驪山北側(臨潼区)にある秦始皇帝の陵(墓)とその周辺にある兵馬俑坑のユネスコの世界遺産(文化遺産)としての総称である。
秦の始皇帝は中国史初の皇帝であったが、その強大な力を利用し大きな陵墓を建てた(人形を作り埋葬したのは二代皇帝胡亥という説もある)。これが秦始皇帝陵である。1974年に地元の住民により発見された。また兵馬俑坑は、この陵を取り巻くように配置されており、その規模は2万m2余におよぶ、きわめて大きなもので、3つの俑坑には戦車が100余台、陶馬が600体、武士俑は成人男性の等身大で8000体ちかくあり、みな東を向いている。
始皇帝の陵墓を取り巻くように兵馬俑坑が配置されていたわけだ。
杭の中に入ると、このように兵馬俑がずらりと並んでいる。圧倒的である。1体1体が異なる造形を持つ。オリジナルには及ばぬが、1000体を展示したある。そして、奥には秦始皇帝陵も再現してある。
中央に見えるのが馬車の骨組みで、その馬車を引く馬が杭の壁にも展示されている。
さらに、壁にはオリジナルに忠実に作られた武士俑が何体か並んでいる。
優れた造形と思ったので、目ぼしい3体をアップしたい。
表情が生き生きとしており、その武士の性格までが伺われるような俑である。
模型とは言え、素晴らしい。
杭の右部分には、兵馬俑杭の発掘現場を再現した場所がある。
このような具合だったらしい。兵馬俑杭は、全て極彩色で仕上げられていたが、空気に触れ短時間で薄れてしまったそうだ。
これだけ忠実に再現するのは、実に大変な作業だったと思う。途方もないエネルギーである。大したものです。感心しきりでした。
さて、本家の秦始皇帝兵馬俑坑の画像を見ていこう。
1974年に再発見された当時の兵馬俑坑の様子。巨大な規模ですね。
現在は、秦の始皇帝兵馬俑博物館 になっている。
博物館は、このように4つの館に分けられていて、ドームに覆われて劣化を防ぐように設計されている。
中国国家観光局の許しを得て、その本物画像の一部を紹介したい。
凄いものです。本物のスケールは違いますね。死ぬまでに一度は見てみたいものだ。
兵馬俑杭を見終わってから、万里長城登場門へ向かうのだが、その道すがらにも武士俑がずらりと並んでお迎えをしてくれたのであった。
切りがいいので、今回は兵馬俑だけでおしまい。まだまだつづきそうですね。次回は、万里長城登場門から。
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