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2015年7月18日土曜日

雨の日のビデオ鑑賞

台風11号の影響で、朝からずっと雨である。今日は、健康維持増進施設に行く日であるが、お休みにする。なぜかネットの接続は極めて悪い。繋がってもすぐに切断されてしまう。ワイファイからケーブルに変えたのに、状況は相変わらずである。どうなっているんだろうね。

ネット同様に私の頭の働きも極めて悪い。大体気圧の変化する雨の日は、気分が落ち込むうえに頭も回らない。阻止すべきであった安保法案衆院通過だけが理由ではない。全てが悪い方向に流れて行き、私にはなす術もないという、大して根拠のない暗い考えに囚われてしまうのである。

こんな時は、何も考えないようにして寝るのが一番良いと、経験則から分かっている。それで、半日は寝て、半日はツタヤで借りてきた4本1000円のDVDを見ていたのである。それなりに面白かったが、結局は時間の浪費でしかなかった。無為な一日を過ごしてしまったのである。

お前の存在自体が無意味なる故でないか、という鋭い指摘もあろうが、実際その通りと思えるが、私とて、もっと無意味な存在の維持のために頑張って生きねばならないのである。世界そのものが無意味な存在、と考えられれば随分救われるのだが、そのようには判定できない。実際に優れて美しいものが世界には多々あり、それを否定することはできぬ。

ゆえに日々グダグダと、日常の業務と頼まれたことをこなし、少しお勉強のまねごとをして、生きて行くしかないのである。外的条件と内的条件の変化により、そうせざるを得ないのだ。情けない限りである。

ということで、借りてきたDVDの紹介

レジェンド オブ ヴィー


18世紀、ロンドン。地図製作者のジョナサンは、トランシルヴァニアの未知の土地を地図に書き加えるための旅に出た。カルパティア山脈を越えたところで、彼は外界から孤立した小さな村を発見。そこでは、人々が村の中に潜む魔物の影に怯えながら過ごしていた。

特撮は結構面白いし、良くできている。最後は、魔女殺人の謎解き話になるのだが、それが陳腐なのである。幻想怪奇映画だけで終わっていたほうが面白い。

OUTPOST 37



2021年。空からエイリアン襲来。宇宙戦争勃発。犠牲者多数。
1年後。エイリアンは唐突に攻撃を中止し、宇宙に去っていったが、エイリアンの戦闘員は地上に残される。人類はUSDFなる防衛組織をつくり、各地に潜んでいるエイリアンを掃討している。
パキスタンとアフガニスタンの国境付近の荒野に、Outpost 37と名づけられた前哨基地がある。この付近はエイリアンが多くて、危険地帯とされている。基地には10人程度の兵士がいて、その闘いの物語だが、敵としては人間の兵士もいる。ややこしい設定だが、最後は洗脳された人間兵とエイリアンと闘って勝つという話。味方の兵士もバンバン死んで、お涙頂戴の結末。


私は、SF好きなので期待してみたが、駄作。宇宙人の設定がありきたり。戦争映画ですね。取り柄は、軍隊がいかに上からの命令のみにより動いているかを再確認したこと。軍隊は非人間的な存在です。

ベルセルクル



西暦835年、ブリテン。父や幼い弟と共に、森で原始的な暮らしを送る青年ウェイドは、母を殺したバイキングの集団への復讐心に燃えていた。そんな時、仇のバイキングが現れ、父を惨殺。ウェイドと弟は捕虜となる。・・・

思いがけぬ話の展開になり、バイキングの巫女の命により、ウェイドや他の捕虜たちとバイキングとのハンガーゲームみたいなのが始まる。彼らは逃げ延びて、最終的にはウェイドは復讐を成し遂げるという話。それなりに面白い。しかし、麻薬で弟達が殺人鬼のようになるというのは、どうもね。あまり、感心せんストーリーでした。

ザ・トランスポーター



ジブラルタル海峡近くに住むニーニョは、親友のコンピと共に、海峡をまたぐ麻薬の運び屋の仕事を始めた。高速ボートを操り、次々と小さな仕事を成功させる2人だったが、ある日、一度に大金を稼ごうと大きな取引に手を出してしまう。その取引を知った海峡一帯を牛耳る麻薬組織は、見せしめのためにコンピを監禁し、ニーニョに巨額の身代金を要求。一方、長年にわたり組織を追い続けてきた刑事ヘススによる捜査の手も、ニーニョのすぐそばまで忍び寄っていて――。絶体絶命の窮地に追い込まれたニーニョは、この危機を脱することができるのか…?

これは、面白かった。よく出来ている。脚本が良いんでしょうね。おまけに、ジブラルタル観光も兼ねています。唯一のお勧めです。

昨日書いた記事でした。 今回はこれでおしまい。

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