東かがわ市の手袋の生産は1888年(明治21年)から行われており、120年以上の歴史が有ります。
現在では全国の生産量の90%以上が東かがわで作られており、日本一の手袋生産量を誇るまちとなっています。
全く存じ上げなかった。それで今回は、勉強も兼ねて手袋のお話である。
前回、讃州井筒屋敷の記事で、「三之蔵は、1階が東かがわ市物産館で、要するに土産物屋さん。2階は手袋工房になっている。」 と書いた。
パンフ
その1階の物産館のたたづまい。引田の名産品を販売している。さぬき和三盆糖とか井筒屋醤油、ちりめんじゃこ、海苔、佃煮等。
ここで、私は茶室でご馳走になった梅こぶ茶を購入した。650円。美味であった故である。
天井から吊り下げられていた飾りのれん。
2階がてぶくろ工房で、上がってすぐの所に絵付けの着物が展示されていた。猫ちゃんの絵である。有名な児童画家らしいが、名前は忘れてしまった。いつもの事である。
手袋に関係ない写真ばかりだったが、ようやく手袋です。
オーダーメードで手袋を作ってくれるそうである。色んな手袋があるものだ。
有名来訪者の色紙。何と、NHK高松局時代の鈴木奈穂子さんが来ていたのだ。他の人は知らない。
「おはよう日本」時代のお姿。
手袋を製作するために使われた各種用途別のミシン。
FUKUSUKEミシン、蛇の目ミシンなどが展示されていた。
このような、舶来製の古い時代の縫手袋ミシンもあった。
オリジナルアクセサリーや手袋の製作体験コーナー。様々な飾り物が置いてある。この大机で作業する訳である。小間物や手作りの製品が好きな方は、展示品など見飽きないと思う。
短いが、これで てぶくろ工房の見学はおしまい。
つぎは、歩いてすぐの所にある 東かがわ手袋ギャラリー。
正式名は、東香川手袋歴史博物館 らしいですね。とてもレトロな建物です。管理人は不在だったので、勝手に入らせて頂いた。入館は無料。
パンフだが、てぶくろ工房と共同のパンフになっている。該当部分のみ。
元々、手袋工場として使用されていた建物を改築して、博物館とした。工場の骨組みを利用した、面白い展示法である。手前は、手袋による花。左は手袋の木だね。
奥の小部屋での展示。
Ish moel とは、見えない思いを守り、愛を
伝える意志(手袋)を応援する女神様です。
とある。「第三の手袋」と言うそうである。右にみえるのは、長い長い白の手袋。
このウエディングドレスの手袋が延々つづいているのである。
使われていたミシンや手袋の型、アイロンその他の器具が展示されている。
ニット手袋用編み機
作業台に置かれたレトロミシン。 手前のミシンは、SINGER。
大部屋の中央(写真の右側)にはにホワイトボックスがあり、その中に入ると、色とりどりの手袋が吊るされている。アートですな。
昭和時代の手袋も展示してある。
大部屋を出た所に製品の販売所がある。ネットで購入もできる。てぶくろギャラリー
次回の鳴門香川訪問記 V は、かめびし屋のグルメ編。
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