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2015年10月21日水曜日

チリの画家 ロベルト・マッタ

久しぶりの趣味の画家紹介シリーズである。今回紹介したいのは、チリの画家ロベルト・マッタである。余り馴染みのない画家だが、1995年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞ということなので、ご存じの方もおられるかもしれない。私は、Wikiのページ シュルレアリスムで初めて知った。

彼もまたシュールレアリズムの画家である。私の好みは、こちらの方面に偏っている。余りほめられた傾向とは言えぬ。  マックス・エルンスト 

いつもの如く、Wikipediaから人となりを紹介する。
    ロベルト・マッタ
 

マッタ(1960年)
 
ロベルト・アントニオ・セバスチャン・マッタ・エチャウレン(西: Roberto Antonio Sebastián Matta Echaurren、1911年11月11日 - 2002年11月23日)
 
チリ出身の画家。ロベルト・マッタとか、単にマッタと表記されることも多い。
 
経歴を箇条書きする。
 
・1911年にサンティアゴに生まれたが、家系的にはバスク、スペイン、フランスの血を受け継ぐ。
 
・建築家を目指してサンチャゴ・カトリック大学の建築科に入学する。1932年には博士号を取得する。しかし、のちにその仕事に幻滅する。
 
・1933年パリに旅立ち、そこでルネ・マグリットサルバドール・ダリアンドレ・ブルトンル・コルビュジエなどと出会い、特にブルトンの薦めもあってシュルレアリスムのメンバーに加わり、創作を行うようになった。
 
・1938年ごろからはアメリカ合衆国に移り住み、多くの油絵などを残した。
 
・第二次世界大戦中もアメリカで過したが、1948年にはフランスに移った。
 
・1995年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。
 
・2002年11月23日、イタリアのチヴィタヴェッキアで死去。

晩年のマッタ
 

その特徴的な代表作。  Elle Loge La Folie 1970.
 


以下の画像は、大部分 ノラの絵画の時間 のロベルト・マッタのページから取得している。このページは、詳しくかつ分かり易いマッタの記事です。
改めて知ったのだが。この方の美術ページは凄いの一言です。次回簡単に紹介する予定。

マッタの作品は、SF的だと言われている。1つ目の宇宙人のような生物が出てきたり、宇宙空間が背景に広がっていたりするからだ。

勿論プロの画家としての専門的な技術は持っているのだが、子供がお絵かきで遊ぶが如く描いている。それが特徴と言えるかもしれぬ。
 
1955 Intervision

1945 Le poète
 
1947 Octrui
1953年の作品
「世界の終わり」「地球の夜明け」「地球の再生」
1953 The And of the World
1953 Morning on Earth
1953 Earth Reborn
その他の作品群
 
1943 L'OEYX
 
1944 Children's Fear of Idols, I
 
ゴーギー2

1937 untitled

1937 untitled2
1940 Dark Light
1940 Rocks

以下このような漫画チックな作品がつづきます。私好みです。
 

1953 Earth Reborn
1954 Abrir los brazos como se abren los ojos
1954 L'atout
1954 Le Prophéteur
1954 Resisteur aux fantasmes
 
1956 L'ouverture
 
1957 Ouverture
1957 The Unthinkable
1958 Christo delle Mosche
 
1958 L'Etang de No
 
1958 L'interrompeur
 
1959 composition
 
1959 Un soleil   qui sait reunir
1960 Être Atout%22
 
 
1961 Vivir enfrentando las flechas
 
1965 untitled
 
1963 composition
 
1966 La promenade de Vénus%22
1967 Les juges partent en guerre
 
1975 L'homme descend du signe

 面白い絵画で細部まで見ると作品ごとに異なるのだが、流石にこれだけ雰囲気の似た絵画がつづくと、やっぱり飽きてきますね。今回は、ノラさんのロベルト・マッタのページを使い倒してしまった。孫引きで、許可を得ていないが許して頂きたいものである。


これでおしまい。
 
 

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