彼もまたシュールレアリズムの画家である。私の好みは、こちらの方面に偏っている。余りほめられた傾向とは言えぬ。 マックス・エルンスト
いつもの如く、Wikipediaから人となりを紹介する。
ロベルト・アントニオ・セバスチャン・マッタ・エチャウレン(西: Roberto Antonio Sebastián Matta Echaurren、1911年11月11日 - 2002年11月23日)
チリ出身の画家。ロベルト・マッタとか、単にマッタと表記されることも多い。
経歴を箇条書きする。
・1911年にサンティアゴに生まれたが、家系的にはバスク、スペイン、フランスの血を受け継ぐ。
・建築家を目指してサンチャゴ・カトリック大学の建築科に入学する。1932年には博士号を取得する。しかし、のちにその仕事に幻滅する。
・1933年パリに旅立ち、そこでルネ・マグリットやサルバドール・ダリ、アンドレ・ブルトン、ル・コルビュジエなどと出会い、特にブルトンの薦めもあってシュルレアリスムのメンバーに加わり、創作を行うようになった。
・1938年ごろからはアメリカ合衆国に移り住み、多くの油絵などを残した。
・第二次世界大戦中もアメリカで過したが、1948年にはフランスに移った。
・1995年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。
・2002年11月23日、イタリアのチヴィタヴェッキアで死去。
晩年のマッタ。
以下の画像は、大部分 ノラの絵画の時間 のロベルト・マッタのページから取得している。このページは、詳しくかつ分かり易いマッタの記事です。
改めて知ったのだが。この方の美術ページは凄いの一言です。次回簡単に紹介する予定。
マッタの作品は、SF的だと言われている。1つ目の宇宙人のような生物が出てきたり、宇宙空間が背景に広がっていたりするからだ。
勿論プロの画家としての専門的な技術は持っているのだが、子供がお絵かきで遊ぶが如く描いている。それが特徴と言えるかもしれぬ。
「世界の終わり」「地球の夜明け」「地球の再生」
その他の作品群
以下このような漫画チックな作品がつづきます。私好みです。
面白い絵画で細部まで見ると作品ごとに異なるのだが、流石にこれだけ雰囲気の似た絵画がつづくと、やっぱり飽きてきますね。今回は、ノラさんのロベルト・マッタのページを使い倒してしまった。孫引きで、許可を得ていないが許して頂きたいものである。
これでおしまい。
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