鳥取中部を震源地とする震度6弱の結構大きな地震でした。被害はそれ程でもないようだが、新聞をみると2千人以上の方が避難しており、いまだに小さな揺れが続いているようです。熊本に続いてこのような大きな地震が起こり、さらに大きな地震が起ったら日本はどうなってしまうのだろうかと心配になる。地震の活動期にあるのは確実だが、せめてあと30年くらいは神戸には地震が来ないで欲しいと願ってしまう私であった。今なお避難生活を送っている熊本の皆さんにとっては不謹慎な願いで申し訳ないです。
さて、えらく間隔が開いてしまったが、有馬温泉玩具博物館見学報告の最終回である。半年以上前の取材なので、健忘症もあって細部はすっかり忘れています。写真を見ながら、思い出し解説を始める。
3階がブリキのおもちゃと鉄道模型の展示になっている。男の子なら誰でもそうだけど、鉄道や列車って大好きですね。爺さんになっても気持ちは同じで、模型の列車が走っている所を見るのは楽しい。
展示場の中央にデカンと据えつけられている、鉄道模型のジオラマです。
山頂にお城があり、その麓を列車が走っている。鉄道の橋とか、教会とか駅舎が詳細で見事な配置で並んでいる。
機関車が客車を繫げて走っている。客車での灯りも再現されていますね。
駐車場や路線の配置。 車輛の円型ターン場が見える。
川に架かる鉄橋とその周辺にあるお屋敷や教会なども配置されている。木々なども実に細かく作り込まれている。
ドイツ・メルクリン社の列車模型の数々。
その他の鉄道模型
次はブリキのおもちゃの展示である。
クラシックカーや馬車
メリーゴーラウンドや観覧車、それに消防車など。
ブリキの楽隊やサーカスの象。 楽しそうですね。
客船や帆船、ヨットなどのブリキのおもちゃもある。
レーシングカー
同じくレーシングカーとクラッシックカー、オートバイ、戦車など。
外国製のブリキのおもちゃ。
オートバイ
終戦から昭和34年までのブリキのおもちゃの歴史を写真で見よう。 全てプレミア物です。
懐かしいですね。ブリキのロボットです。
日本産の外国向け輸出用のおもちゃです。やはり宇宙飛とかロボットが人気。
宇宙船もある。
昭和35年以降は、ブリキとプラスチックの併用が多くなり題材も多彩になっていく。
鉄人28号 これは懐かしいですね。 ブリキ製なので25万円以上はするでしょうね。
長田の鉄人28号
お待ちかねの鉄腕アトム。ウランちゃんもいる。 こちらも鉄人28号に劣らず人気がある。出回っている安いものなら2~3万円だが、レア物は20万円以上で100万円というのもある。
ウルトラマン これも平均価格が13万円で、珍品は100万円位するらしい。車より高い買い物になりますね。値段のことばかり気になるのは悪い癖だ。買えっこないのにね。
鉄道ジオラマの実演が始まりました。1日3回ですが、実際に鉄道模型を動かして、館員の方がジオラマの解説をしてくれます。列車が灯りをつけて、数台平行して走るのを見るのは楽しい。夜の疾走シーンですね。
面白い博物館でした。お勧めです。
最後になるが、こんな庶民の姿を形どった人形も2階の窓際に置いてあった。皆の笑顔がとても良いですね。
こんな風に日々働いて過ごせば人間は幸せになれる。そんな生活を送っていない私は幸せとは言いかねる。といって不幸ではないが・・・。
これでおしまい。
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