王宮の観光を終わって徒歩でワット・ポーに向かう。
寺院の入り口 立派な門構えです。
寺院の門番?
ワット・ポーについての基礎知識。 タイ国政府観光庁の記事より:
ワット・ポー
アユタヤ王朝末期のプラペートラチャ王時代(1688~1703年)に建立されたといわれる、バンコク最古の寺院。
その後、バンコク王朝のラーマ3世(1824~1851年)が17年をかけて長さ46メートルの涅槃像を祀る本堂とその回廊、礼拝堂、71もの仏塔を建立させました。
見どころとしては、巨大な涅槃像をはじめ、お釈迦様にまつわる言い伝えやインドから伝わった古典文学のラーマヤナなどを描いた本堂の壁画、そして境内のいたるところに見られる石造の面白いレプリカなどがあげられます。
時間の関係もあり、この寺院も駆け足観光でした。30分足らずなので、本堂や礼拝堂の鑑賞などはできませんでした。それでも最大の見どころである大寝釈迦仏を拝めたのは良しとすべきですね。
お堂入り口 黄金色の巨大な物体が目に飛び込んでくる。大きいです。この仏様はお堂の殆どの空間を占めている。通路しか隙間がないのです。
それでは一周して大寝釈迦仏を参拝しましょう。
神々しい(仏様ですが)お顔です。
柱の間から拝顔する。 耳たぶってこんなに長かったんだね。
下から目線で拝顔しました。
胴体
脚 足元は修復中でした。
お堂の中央部にある祭壇 ここには寝釈迦仏のミニチュアとラーマ1世(多分)が祀られている。
同じく仏様の座像も祀られている。
足裏 この足裏が見どころの一つで、須弥山図、捧げもの、神々などバラモン教の真理が108面の螺鈿細工画に描かれている。 残念なことに修復中で近くで見ることは叶わなかった。
ここから一旦お堂の外に出て金網越しに足裏を拝観をする。金網越しでは、螺鈿細工の煌びやかさがわからないね。
お堂の外側を廻って入り口近くまで戻る。 仏様の後姿は堂内では間近に見ることは出来なかった。
頭部の後ろ姿
頭を枕にしている様子
頭をお手で支えていらっしゃる。
頭部から見た後ろ姿 こちらの通路は閉鎖中でした。
枕や寝台の装飾が精密かつ繊細に作られていて見ごたえがあります。素晴らしいの一言です。
寺院の中庭の噴水 昔のタイの庶民や暮らしをモチーフにした像。
大寝釈迦仏の祀られているお堂
立ち並ぶ仏塔群 特に大きな四塔はラーマ1世から4世までを表している。表面は細かい陶片で装飾されている。これらも一瞥するだけでゆっくりは見れなかった。
寺院内の景色
お堂
鐘楼の鐘 漆喰壁の花の装飾が見事でした。
お堂の金色の扉
お堂の守り神 こんな像ばかり写しているが、私の趣味なので許されよ。
大急ぎでワット・ポー観光をおえて、今度はボートでワット・アルンへと向かう。
その船着き場の売店
船着き場にて 前回報告した長大貨物船が通過していく。
5分足らずでワット・アルン前の船着き場に到着。
タイの王族の衣装と冠をかぶった欧米のご婦人が歩いていた。似合ってます。
ワット・アルンの入り口 2体のヤック像が聳えている。
ワット・アルン
「暁の寺」としてタイでもっとも有名な寺院のひとつ。
1767年、タークシン将軍はビルマによる侵攻で荒廃したアユタヤの地を離れてチャオプラヤー川をくだり、とある夜明けにこの寺に辿り着きました。そしてこの周辺を拠点に、現在のバンコク王朝の前身にあたるトンブリー王朝を開き初代の王に。
当時ワット・マコークと呼ばれていた小さな寺院は、そのことから「暁の寺」と呼ばれるようになったという言い伝えがあります。また、ヴィエンチャン攻略で戦利品として持ち帰えられたエメラルド仏が祀られ、「王宮寺院」となっていた時期もありました。
ラーマ2世の頃に建設が始まり、ラーマ3世の時代に完成した現在の美しい仏塔は、バンコク様式で、10B硬貨にも描かれています。
Wikipediaからの記事:
アルンは暁の意味である。三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台ともなり、チャオプラヤ川の川沿いにたたずむ姿はバンコクを代表する風景にも数えられている。英語においてはTemple of Dawnと呼ばれているが、これが三島由紀夫の暁の寺の由来になったと考えられている。
お寺の観光はせず外側から見るだけなので、写真を数枚撮るのが精一杯でした。
ラーマ2世像(?)
現在改修工事中のワット・アルン 表面には無数の陶器の破片が埋め込まれているそうだ。
その前の小仏塔 下部でヤック達が塔を支えている。
別の船着き場からワット・アルンを望む。
これだけでは観光にならないので、さる場所から画像を調達してきた。
ワット・アルンの壁面
趣味の仏像やヤック像の画像
ご本尊
この船着き場でボートをチャーターする。
船着き場にはホテイアオイが一杯でした。
我々一行はチャーター船に乗り、
橋を越え、
波に揺られ、
想像しがたい形状の(破壊されたような)ビルを眺めつつ、
リバーシティへと戻ったのであった。
今回はこれでおしまい。
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