開始時刻は遅れて8時40分であった。喪服を着た女性司会者が開会を宣言する。
最初は今年誕生した赤ちゃん象の表彰式である。
表彰式に先立ち象使い一同が集合
象たちの集合 今年は1頭のみで母象に連れられて登場。 中央の2頭。前回撮影した赤ちゃん象です。 その周りは親戚象(と考えたい)。
関係者各位打ち揃っての表彰式 赤ちゃん象はお尻を向けている。
スリン県知事の挨拶があり、賞金の5000バーツが渡される。それにお辞儀する母象。お金をもらうのは象使いだけどね。
最初のアトラクションは、スリンの地名由来となる前述の話の劇化らしい。
スリンの民が登場
ついで象も登場
象は丸太を運んだり、村人の暮らしに役立つ働きをしている。
小象は子供の遊び相手にもなってくれる。
気が向けば逆立ちもやってくれる。
お鼻でフラフープだってできるのだ。 お父さん象はせっせと丸太運び。
座ってでもフラフープを回せる。
荷物運びはお父さん象の仕事
いい加減な事を書いてきたが、劇のストーリーがわかりません。それで適当なコメントを付けることにする。
民族衣装を着た人達が集まってくる。
グランド中央で寝そべる3匹の象
ビルマの人達の暮らし
タイの人達の暮らし
ここで象の行進
そしてお座り
象が続々登場
村人達の声援を受ける。
ここで伝説の白象が登場する。 なぜか小屋から白煙があがっている。訳がわからん。
整列する。
対する裸象軍団も整列
闘うかと思いきや双方ともそっぽを向いてしまう。
そして白象に率いられた裸象軍団は
行進をつづけて敵陣のほうに去っていく。 何のこっちゃ?
象はタイやビルマでは高貴な人の乗り物になっており、特に白象は幸運の前兆とされる。現在でも白象(実際は薄い灰色の象)が見つかると国王に献上され王室の特別な囲い地に保護されている。現在2頭いるそうだ。この白象は本物(アルビノ種)でなく、ペイントで白塗りした象。以上添乗員さんから教えてもらった。
この行進様子をドローンが上空から撮影しているのだ。その下を飛ぶ鳥。
引き続いてアユタヤ時代のビルマとの戦いの劇である。以下極めてイーカゲンな解説を加える。殆ど嘘だと思ってください。
アユタヤの民は平和に暮らしておりました。
そこに突如ビルマ軍が攻めてきた。
なすすべもなく民は皆ビルマ王の威光にひれ伏すのであった。
大筒などを用意して戦うも
白兵戦の戦いがつづき
遂には大将同志の決戦となる。
アユタヤ軍の大将は逃げ去り
ビルマ軍が勝利を収めたのであった。 勝ち鬨をあげるビルマ軍兵士。 あれ? 敵国が勝ってしまった。 おかしいな。 しかし、歴史的に言うとアユタヤ王朝はビルマに滅ぼされてしまうのでこれで正しいのかもしれぬ。
これから先は、敵味方入り乱れてのパレード
そして全員全象ステージを後にするのであった。
三番目の出しものは、全象による国王追悼のセレモニーである。
象が続々と出場して
グランドに集結する。
象たちは列を作り国王の慰霊額を運ぶ象の王を待つ。
王象(と考える)
そのお妃象(と思いたい)
兵士達も
着衣の大将象達も
続々とグランドに集結し整列する。
亡き国王に哀悼の意を表明するためである。
やっぱり残念だね。それで動画を探してみた。やはり今年のものはありません。しかし昨年度の閉会式の模様を撮った動画が見つかった。これをご覧ください。
Surin Elephant Round-up Festival 2015 Closing Ceremony
今年度は分からないのだが、昨年度は象のフットボールショウもあった。
Surin Elephant Round-up Football Match 2015
これで第56回スリン象祭りはおしまい。タイ旅行の最後のイベントでした。
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