JR兵庫駅の線路沿いに5分ほど歩いた所に、兵庫柳原蛭子神社がある。
柳原のえべっさんで、十日えびす祭が先日あったばかりである。
十日えびす祭の様子
偶々ですが、当日のえびす大祭を撮った動画が見つかりました。 お祭り好きな方、残り福をお望みの方は、是非ご覧ください。
柳原えべっさん 残り福 2017.01.11
神社情報によると、こう書かれている。
1月9日宵えびす 午前11時、正午、午後1時30分、午後2時30分
九日宵えびすには地元有志「戎舞奉賛会」による淡路人形浄瑠璃 福神楽「戎舞」が家内安全商売繁盛を願い奉納されます。
お話のあらすじはお酒を飲み上機嫌になったえべっさんが福を運び、 船に乗り込んで、沖で鯛を釣ってめでたしめでたし……と、参詣者に福を与えます。
演じるのは勿論淡路人形座のメンバーである。 淡路人形まつり
えべっさんの紹介はこの位にして神社紹介を始める。
まづWikipediaによる神社情報。
蛭子神社 | |
---|---|
社殿 | |
所在地 | 兵庫県神戸市兵庫区西柳原町5-20 |
位置 | 北緯34度40分10.1秒 東経135度10分5.3秒 |
主祭神 | 蛭子大神、大物主大神 |
創建 | 不詳 |
例祭 | 十日戎大祭(1月9~11日) 例祭(4月10日) |
主な神事 | 戎舞奉納神事(1月9日) |
蛭子神社(ひるこじんじゃ)
兵庫県神戸市兵庫区の神社。通称、柳原えびす。
福海寺と神社との間の道路には西国街道の兵庫の出入り口で、東の湊口の惣門と同じく西の柳原惣門があった場所とされている。 兵庫七福神の一人、恵比寿が祭られている。
パンフの紹介
地元では、柳原のえべっさんと呼ばれている。良く知られている神社だが、規模はそれほど大きくない。 またご存じの様に、蛭子神=えびす様 です。
それで、漫画家兼タレントの蛭子能収さんは、とても縁起のよいお名前という訳です。ヒルの子どもで気色悪いではありません。
神社のホームページにある説明:
兵庫のまちは平安時代の昔から「大輪田泊」と呼ばれる良好な港のあるまちとして知られていました。
平清盛の時代には、中国・宋との貿易の拠点として港の大改修工事が行なわれ、福原には一時都がおかれた事もあります。後に兵庫のまちは「兵庫津」と呼ばれるようになり、海陸要衝の地として発展していくことになります。
兵庫津の道、西国街道という古い歴史を持つ柳原の中心に蛭子神社は建立されています。
元禄5年(1691)、兵庫津の「寺社改帳」に神社のことが記されていることから、元禄以前から祀られていたことがわかります。
御祭神:
蛭子大神(ひるこのおおかみ=えびす様)
大物主大神(おおものぬしの神=大黒様)
えびす様は、我々に親しまれている神だが、古事記等の日本の古典・神々の系譜には、その姿を現していない。御神格が不明の神様なのです。
しかし、鎌倉時代には 、ヒルコ神がえびす神という認識がなされていたようだ。
蛭子神社御神影(おみえ)に描かれたのえびす様
境内は、このようになっている。
上空からの境内写真
兵庫の歴史の古い神社なのです。現在の様子を写真で見ていこう。
大鳥居
社碑
常夜灯 と 渡し鳥居
悪ガキがいるんだろうね。きけんですからのぼってはいけません の標識が掛けられている。 奥にみえるのが御社殿。
御社殿
平成22年(2010)に造営された社殿は本殿(流れ造)、拝殿(千鳥唐破風造)、主たる構造はRC(コンクリ製)であるが、屋根は木造銅板葺き、内装も木造で仕上げている。(ホームページより)
手水舎
神楽殿 十日えびす大祭では、ここでお神楽を執り行う。
拝殿の正面
その額
神楽殿から拝殿を拝む。
狛犬
もう一つの出口方面にある鳥居
末社の西本稲荷神社
その額 「正一位 西本稲荷大明神」
鈴、しめ縄と共に、大提灯も飾られていた。
お狐様
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