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2017年4月19日水曜日

阪大豊中キャンパスの桜

今年度も阪大に非常勤講師で教えに行っている。基礎工学部の学生に 数学A=常微分方程式論 を教えている。読者の皆さんには、本ブログに微分方程式講義(2017年版)という記事が週一で現れるのでご存じの方もいるかもしれない。
今年度から4学期制に変わったが、名称が前期から春・夏学期と変わっただけで、半年15回の講義は変更はない。昨年通りの講義を行う積りである。

先週の4月12日に2017年度の最初の講義を行った。概ね無事に済ませることが出来ほっとした。

退職してから家庭内に色んなことがあり、現在は家事労働が主体の生活をしていると、現役のころはやるべき義務でしかなった講義も貴重なものに思えてくる。それに絶好の気分転換になる。
言わばこの講義は退職老人にとってはひとつの生き甲斐になっている。幸い講義をする能力も体力もあるので、精一杯頑張ろうと常に自分を励ましている。
実際に若い学生さん達にふれると、元気を貰ったような気になる。有難いことだ。どこかに病気を抱えている老人同志の付き合いではなかなかそうは行かないのである。

という昨今の感慨を述べてから今回の記事を始める。今回も桜シリーズ阪大豊中キャンパスの桜模様を紹介したい。

講義に行く際は、私とて普段と違い身だしなみはちゃんと整えている。初回なので早めに自宅を出た。
徒歩で阪急六甲駅まで歩いて、乗車。普通、特急と乗り継いで十三宝塚線に乗り換える。そして石橋駅で下車、徒歩で豊中キャンパスまで歩くという行程である。4年目ともなると慣れ親しんだコースである。 

普段はそのまま豊中キャンパスに向かうのであるが、時間はたっぷりあるので春の陽気に誘われて遠まわりをすることにした。 石橋駅前公園に立ち寄ったのだ。


用事は全くないが子供達が遊んでいればそれを見ようと思った。新学期はもう始まっているようで、公園で遊んでいるのは保育園に行く前の幼児をつれた若いお母様方が多いようである。
写真には写さなかったが、私と同年配もしくはそれ以上と思しきご老人(男性)が所在なげにのんびりベンチで座っていた。彼らもまた春の日差しを楽しんでいるのであろう。


公園の花壇に咲いていた花  パンジーやサクラソウなど。


色鮮やかで目を楽しませてくれる。


遠まわりしたので40分位かかったが豊中キャンパスに着いた。

こんどは豊中キャンパスの桜見物である。

テニスコート周辺の桜  満開です。




食堂らふおれ横の桜


教育実習棟前の桜


豊中キャンパスの正門に聳え立つ大阪大学の石碑。 


講義の前、しばしの桜見物でした。今年も阪大の桜を見れて本当に良かった。今回はこれでおしまい。

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