いつも通っている御堂筋線の車内放送で長居駅前になると「恐竜の化石にタッチできる大阪市立自然史博物館はつぎの駅が最寄です」のアナウンスがあり子供みたいに恐竜ずきの私は是非行かねばならぬと思っていた。
福井県立恐竜博物館 恐竜の化石
なおアナウンスの言葉ははっきり記憶していた訳ではない。私は健忘症と断言してよいほど何事も記憶できないのだ。御堂筋線車内放送・駅放送というサイトがあり、そこの長居駅前放送を録音してありそこではいつで車内放送も聞けるのである。
次は長居(1番線) それを再度聞いて確認したのである。実の所こんなサイトがあるなんて思いもしませんでした。
ナガスクジラの骨格標本のある大阪市立自然史博物館・・・というアナウンスもありました。
大阪市立自然史博物館
玄関ポーチ でっかいナガスクジラの骨格標本が宙吊りにされている。
これがナガスクジラのナガスケ
顔面とヒレ部分
小さいほうの骨格標本 マッコウクジラのマッコ
顔面部分 割合鋭そうな歯をしていますね。
二頭揃って泳ぎ去っていくお尻からの写真
ポーチの柱には、1990年4月 堺泉北港に流れ着いたナガスクジラの様子とその解剖写真がパネルにされている。
大阪市立自然史博物館・長居植物園共通
大人 | 300円 |
高校生・大学生 | 200円 |
中学生以下 | 無料 |
市内在住の65歳以上の方(要証明) | 無料 |
障がい者手帳等をお持ちの方(要証明)※介助者1名無料 | 無料 |
まづWikipeidiaから基礎データを取得する。
大阪市立自然史博物館
Osaka Museum of Natural History
前身 | 大阪市立自然科学博物館 |
---|---|
専門分野 | 自然史 |
研究職員 | 15名 |
事業主体 | 大阪市 |
管理運営 | 大阪市 |
延床面積 | 7,066m2(本館) 8,150m2(花と緑と自然の情報センター) |
開館 | 1958年1月13日 |
所在地 | 〒546-0034大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23 |
位置 | 北緯34度36分37.3秒 東経135度31分21.4秒 |
公式サイト |
大阪市立自然史博物館(おおさかしりつしぜんしはくぶつかん)
大阪市東住吉区長居公園にある自然史系博物館。現館長は谷田一三。前館長は山西良平。
概要:
人間をとりまく自然について、その成り立ちやしくみ、その変遷や歴史について、研究、資料収集、展示、普及教育活動を行う博物館施設である。現在博物館が位置する長居公園内に開館したのは1974年(昭和49年)4月であるが、その前身である旧自然科学博物館は1950年(昭和25年)11月に大阪市立美術館内に開設した。
当時の大阪市立美術館 一昨日取材してきたのでそのうち記事にします。
1952年(昭和27年)には博物館相当施設に指定され、その後移転して1957年(昭和32年)から1973年(昭和48年)までは大阪市西区の元靱小学校の校舎を改造した建物で開館していた。「大阪市立自然史博物館」という名称になったのは長居公園への移転以降であるが、2001年4月に特別展「50周年だヨ!標本集合!!~自然史博物館の歩み~」を開催していることから、対外的な博物館の創立年は1950年としている。
現在 靱小学校の校舎は廃校で撤去されていて、靭公園東園のなにわ筋側南側にある靭パークサイドビルの敷地内に「靭尋常小学校跡」と刻まれた石碑があるそうです。
自然史系博物館の中でもアクティビティの高い博物館として評されることが多い。その活動を支える最も大きな要素は大阪市立自然史博物館友の会である。自然史学の初心者からハイ・アマチュア、プロに至る多くの市民が友の会に参画し、学芸員や会のコアメンバーが会員の自然観察会や調査研究活動を支援・主導している。この体制はチョウの研究者として著名な日浦勇が学芸員だった頃にはすでに確立しており、現在も継続している。さらに、会員の有志から特定分野の同好会やサークルも数多く派生し、博物館活動を支える専門家集団として機能している。このような友の会活動のスタイルは、その後開館した他の自然史系博物館が友の会を設立・育成する際のモデルともなった。日本の自然史系博物館の多くが、地域社会に根を下ろした基盤を構築しようと努力しているのは、この友の会活動に依るところが大きい。
大阪市立自然史博物館友の会のホームページ
自然史博物館友の会ってどんな会なの?
自然史博物館友の会は、博物館を積極的に利用しながら、自然に親しみながら、子どもから大人までいきいきと楽しく学んでいきます。ハイキングや合宿など、友の会独自の自然観察プログラムも開催しています。また、博物館のボランティア事業への協力も行なっています。
本会はNPO法人 大阪自然史センターの事業として運営されています。
本会はNPO法人 大阪自然史センターの事業として運営されています。
初代館長は動物生態学者の筒井嘉隆であり、彼の息子が作家の筒井康隆である。
これは豆知識ですね。筒井康隆は超有名だがお父様のお姿は知らなかったので調べて見ました。学者らしい方ですね。
「鳥の棲めないところに人間は住めない」をモットーとし、生涯を動植物の保護と自然環境の保全に尽くした。戦後日本における自然保護運動の先駆的学者である。
大阪市立自然史博物館の施設紹介
大阪の自然や生物の進化、地球の生命の歴史などを学ぶことができます
大阪の自然や生物の進化、地球の生命の歴史などを学ぶことができます。
第2展示室には恐竜の足の骨や大きな貝など、実際に触ることができる展示が館内にあるほか、玄関前ポーチにあるナガスクジラの骨格標本やナウマン象の復元像の巨大展示物は圧巻です。
さて館内の見学である。
フロアーマップ 右側の自然史博物館本館のみを見学した。
入ってすぐに出くわすのがこの巨大ナウマンゾウの復元像 迫力あります。
そのお隣には巨大な角をもつ大鹿 撮影が下手くそでボケてしまった。
1階フロア―の展示物紹介タワー
一応は展示室ごとに館内を見て廻ろう。
1.身近な自然
つぎの写真のような展示がありますとか言って、興味をひくものは余りないので全てパス。
2.地球と生命の歴史 私の見たい恐竜の化石などは全てこの第二展示室に集中している。
お目当てのフロアである。 恐竜やマンモスの骨格化石(もしくはその模型)が展示されている。 光線の関係かクリアな写真を撮れなかったのは返す返すも残念でした。
マンモス 殆ど半円を描く牙。ここまで伸びると物の役に立たないように思えるのは素人考えか?
マンモス 殆ど半円を描く牙。ここまで伸びると物の役に立たないように思えるのは素人考えか?
アロサウルスの立像
この恐竜の化石骨格模型はゴジラのような立ち姿をしている。
しかし最近の研究によりニワトリのような姿勢で活動すると考えられている。したがって本来の復元模型は映画ジュラシックパークの恐竜のようなスタイルである。
こっちの方がリアルで恐そうです。
ステゴサウルス
オルト二ムス類
ティラノサウルスの頭骨
ドラコドンの頭骨
トリケラトプスの頭骨
デスモスチルス
コウガゾウ(黄河象)頭骨
アメリカンマストドン
マチカネワニ
このワニは大阪大学の総合学術博物館での見学で詳しい記事を書きました。ニフレルでもお目にかかりました。
大阪大学総合学術博物館
万博記念公園 ニフレル II
恐竜ではないがアンモナイトの化石
自由に触れるようになっている。
貝(イノセラムス)と魚類(アスビドルス?)の化石
海竜のようだが名称板を写し忘れたので名前は不明。
ディメトロドン 扇型の帆(背骨)が面白いですね。
リカエノプス
方解石などの岩石標本 これらはさして興味がないのでパス。
1階の壁には総合学術博物館と同じくマチカネワニの化石が張り付いている。
3.生命の進化 第3展示室で2階にある。
こちらにもナガスクジラの骨格標本が展示されている。
オウム貝標本
カブトガニ標本
タカアシガニ標本 まだ食べたことはないが、大味で水っぽく美味くないとのことです。
アジアゾウの骨格標本
実物はタイで嫌と言うほど撮影してきました。例えばタイ美人の写っているこの画像。
タイ国リアル旅行記 XXXII
チンパンジーとオランウータンの骨格標本
私の未来の骨格標本
4.生物の多様性
第4展示場は2階の壁側にあり撮影し損ねたのである。見学したのだが殆ど素通りでした。
5.生き物のくらし
第5展示場の様子。これもまた余り興味がわかないので全てパスでした。
結局は恐竜の化石ばかり熱心に見ておりました。これでおしまい。
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