今回は愛宕神社に引き続いて道場にある旧宿場町の川原村の紹介である。
旧 道場川原町 の標識
丹波・播州・大阪街道の要衝で、中世は城下町として、江戸時代は日下部村と共に宿場町として栄えた。
歴史的な経緯はこうなっている。
道場村は戦国時代の末期には有馬豊氏の領地であったが、文禄3年(1594)から山崎続政の領地となる。慶長8年(1603)からまた有馬氏の領地となり、元和7年(1621)からは代官の支配地となり部落ごとに相違がある。
道場川原村(今の道場町道場)は代官竹部興十郎氏の所管となり、貞享3年(1686)より保科弾正忠の領地となり、明治維新を向えた。
街道は現在のアスファルトの道とは違っているのだろうが、道の両脇には写真のように宿場町らしい風情が少しは残っている。2階建ての商家風の家屋である。
写真は撮らなかったが大部分は現代風の家屋になっている。
道場村路路元標
この辺りは賑やかな宿場であった気配が残っています。町並みの家屋は商家の建て方で、農家建築とは異なっているそうです。
街道を抜けて暫く歩いたところに突如茅葺の民家が現われる。
文化財かと思いましたが新築の茅葺の家でした。中は勿論は拝見していませんが間取りは今風みたいです。
街道の冬景色
柿の木 枝に沢山付いているが実をもぐ人もいない。所々鳥に齧られたようになっている。
皇帝ダリア
竹林の前に赤い実をつけていた南天
冬の彩りです。 これでおしまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿