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2017年12月18日月曜日

大阪 四天王寺 III

四天王寺の境内参拝はさらにつづく。

四天王寺境内案内板  本当に広い境内です。 総面積3万3千坪(約11万㎡)で、甲子園球場の三倍の広さを有する。



北鐘堂  

北の引導鐘・鐘つき堂とも呼ばれ、正式には黄鐘楼(おうしょうろう)という。鐘の音は遠く極楽までも響くといわれ、春秋の彼岸には先祖供養のための鐘の音が絶えないのだという

城郭のスタイルです。手持ちの写真がピンボケなのでWikipediaの画像を拝借した。





南鐘堂  


正式には鯨鐘楼(げいしょうろう)という。鐘は北の黄鐘調に対し、調(ばんしきちょう)とされる。

唐門太子井戸屋形


太子殿 (聖霊院) 



虎の門

後で知ったのだがこの門柱には虎の彫刻が施されているのでその名がある。


すぐに門限の4時となり中には入れなかった。それ故太子堂は見られずでした。次回再挑戦する積りです。

猫の門

その門碑  指差し ☞ がある。 測量杭があったのでお仲間に加えた。


野沢菜伝来の記念碑  信州名物の野沢菜で有名な長野県の野沢温泉村からの寄贈である。なぜ? と思いますが、お寺のホームページによると次のような由縁がある。

天王寺蕪→進化→野沢菜! 

『日本山海名物図』天王寺村名物干蕪

むか~しむかし、
今から250年ほど前、江戸時代の宝暦6年。長野県の健命寺というお寺の八代目住職さんが
京都に遊学されていた時に、お土産に天王寺かぶらの種を自坊に持ち帰り、畑に蒔かれたそうですが、カブは小さく、葉や茎の大きな不思議な「蕪菜」に成長しました。
西国育ちの蕪が、気候や風土の違いにより「野沢菜」となって誕生したというお話があるそうです。


野沢菜の漬物は好きでよく食べますが、まさか天王寺かぶらの進化形だったとはね~。


普賢菩薩堂


岩の上の普賢菩薩座像


番匠堂






宝物館 時間の関係で四天王寺のお宝を拝観できなかった。これも次回の課題です。



石神堂  牛王尊を祀る。


亀井堂  亀井不動尊を祀る。

四天王寺不動明王は、亀井(かめい)不動尊と言われ、近畿三十六不動尊霊場という霊場巡りの第1番札所にもなっている。


ご本尊  水かけ不動として有名で、全身が苔に覆われている。




亀井堂には「白石玉出の水」が湧いていて、その水で供養した経木(キョウギ)を流すと、極楽往生できるとされる。

亀の池

六時礼讃堂(六時堂)とその前の石舞台

六時礼讃堂は、薬師如来坐像四天王像を安置する堂。1623年(元和9年)の建立で重要文化財である。
昼夜6回にわたって諸礼讃をするところからこの名がある。 修正会、聖霊会などの法要が行われている。



六時礼讃堂扁額



礼讃堂側面





阿闍梨像  賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)ということです。




勿論だが堂内は撮影禁止である。たまたまお寺のホームページに写っていたので(内緒で)その堂内写真をアップする。 ご指摘があればすぐさま消去します。



石舞台

礼讃堂前の石舞台は、やはり重要文化財で、住吉大社の石舞台厳島神社の平舞台とともに「日本三舞台」の一つに数えられる。

石舞台での霊会舞楽です。 一度見てみたいですね。

四天王寺 聖霊会舞楽大法要

六時堂から眺めた石舞台楽舎


石舞台解説板



楽舎・御供所の解説板


楽舎

 楽舎越しに聳えて見える五重塔


 南大門

仁王門 



 参道口より見た 唐門 



 仏塔  百万の和力 と読めるのだが違ってるかもしれぬ。 ご存じの方は教えてほしい。


今回はこれでおしまい。 次回 IV も境内の参拝である。

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