応用数理C講義の12回目では、まづ円板上でのヘルムホルツ方程式の境界値問題を解くことを考える。この時パラメータの値の違いから変形ベッセル関数が現われる。その特殊関数を用いて境界値問題の解を与える。ついで2次元および3次元空間全体でのポアソン方程式の解のグリーン関数による表示をフーリエ変換の手法を用いて説明する。その証明は高度な理論(超関数のフーリエ変換論)が必要となるので概略に留める。
講義の回数は12回だが、実際の講義では14回分に対応している。ということで以上で授業における講義原稿は終了する。
次回からは(講義では話せないが)補足として2次元以上の波動方程式を取り扱う。
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