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2018年10月23日火曜日

奈良 興福寺 I

まづ 奈良公園 登大路園地での鹿の写真  単なる趣味の動物写真です。


ということで、奈良世界遺産シリーズに戻って今回は興福寺の紹介である。300年ぶりに中金堂が復元され特別拝観が20日から始まりました。この記事の取材時は14日なのでまだ公開はされていませんでした。

Wikiから興福寺の解説記事を引用する。


興福寺


五重塔と東金堂(共に国宝)


所在地  奈良県奈良市登大路町48番地

宗派  法相宗
寺格  大本山
本尊  釈迦如来
創建年  天智天皇8年(669年)
開基  藤原不比等
札所等  西国三十三所9番(南円堂)
南都七大寺2番
西国薬師四十九霊場4番(東金堂)
神仏霊場巡拝の道16番
大和北部八十八ヶ所霊場 第62番(菩提院)
文化財 五重塔、木造弥勒仏坐像、乾漆八部衆像ほか (国宝)
南円堂、木造薬王菩薩、薬上菩薩立像ほか(重要文化財)


世界遺産


興福寺(こうふくじ)

奈良県奈良市登大路町(のぼりおおじちょう)にある、南都六宗の一つ、法相宗の大本山の仏教寺院である。南都七大寺の一つに数えられる。藤原氏の祖・藤原鎌足とその子息・藤原不比等ゆかりの寺院で、藤原氏の氏寺であり、古代から中世にかけて強大な勢力を誇った。南円堂は西国三十三所第9番札所である。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されている。 

境内地図





バス停の県庁前で降りて五重塔をめざす。


垂れ幕の奥に姿を現わす 中金堂 
14日の時点ではまだ足組が残っていますね。


復元記念式典の準備は整いつつある。







目標としての五重塔に到着。


東金堂  秀麗で荘厳な感じの建築物ですね。勿論国宝で、室町時代中期の応永33年(1426年)に再建された建造物である。
堂内には国宝、重文クラスの仏像が祀られているが今回は時間の関係で拝観できない。



東金堂 側面



東金堂の敷地にある 花乃松石碑歌碑

弘法大師が永代の花として捧げた花の松を忍ぶよすがとして建立された。




国宝 興福寺 五重塔

現存するこの塔は、室町時代中期・応永33年(1426年)に再建された。本瓦葺の三間五重塔である。



初層の須弥壇に上記の仏像が安置されている。



たまたまだがそのうち薬師三尊像の画像を見つけたので引用する。引用元も引用で出典は不明。


五重塔前 石灯籠  室町時代後期に奉献されたとある。そんじょそこらにある石灯籠よりはるかに古いのです。


下から見上げる五重塔 

初層 屋根部分  複雑で手の込んだ組木構造になっている。


 南円堂

この現存する南円堂は、江戸時代中期 寛保元年(1741年)に再建されたもの。屋根を一重、本瓦葺とする八角円堂で、正面に拝所が付属する。1986年(昭和61年)12月20日 、文化財保護法に基づく重要文化財に指定された。 

由緒版


南円堂正面

南円堂前 石灯籠  これも室町時代のもの。

青銅製常夜灯  玉垣に囲まれて鎮座している。こちらは平成の新灯篭である。


玉垣の中に鋼板があり 作家の陳舜臣による 平成観音讃 読み下し文 が祀られている。

大いなるかな観世音菩薩
・・・・


南円堂 参拝門

西国三十三か所 第九番札所 でもある。 
札所額 

春の日は 南円堂にかがやきて
 三笠の山に 晴るるうす雲



側面


 賓頭盧尊者をまつる

南円堂横の 一言観音堂

 鐘撞堂


手水舎


不動明王を祀る

南円堂から猿沢の池に下る石段



石段横には赤い幟が立ち並んでいる。それには御本尊である 不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのんぼさつ)の名が記されている。




石段横の芝生に祀られている地蔵尊  水かけ地蔵さんですね。私も手を合わせました。


小地蔵尊  私は堂内の秘仏よりこんな野仏が好きみたいです。


南円堂 堂碑


今回はこれでおしまい。次回は北円堂三重塔の紹介である。

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