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2019年4月16日火曜日

淡路島 岩屋散歩

今回は淡路島岩屋周辺のそぞろ歩きである。

岩屋港の前にある公園の奥に絵島が見える。




この小島は郷土記念物に指定されている。

絵島 5年前の写真と比べると、松が成長してさらに頂上には鳥居が備えられている。


絵島全景 砂岩で造られた美しい小島(というより岩)ですね。この島の説明については5年前の記事を参照して下さい。

退職教授の見果てぬ夢: 明石散歩+淡路島岩屋散歩 II



こちら側の岩肌には3500万年前の砂岩層が露出している。

5年前と違って柵が張られ「関係者以外立入禁止」となっていた。残念ながらここで岩に座り明石海峡を眺めることは叶わなかった。


しかし柵の隙間越しならば美しい景色を鑑賞することはできる。


あわじ和歌の道 絵島顕彰碑西行句碑


千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 

波に移して 見るこよひかな

風情のある句ですが、何か寂しさを感じますね。この句は願わくば桜の下にて春死なん西行法師の句です。


絵島に渡す小橋から頂上の鳥居を拝むことができる。


絵島の南側にある 大和島


大和島は、周囲180メートル、高さ25メートルの陸続きの小島である。淡路島の情報サイトの説明では、次のように書かれている。

各所に小型の海食風景が見られ、頂上には県の天然記念物に指定されている「大和島のイブキ群落」があります。

大和島の岩肌 海食された深い亀裂が走っている。岩の裂け目を渡るための板がかけられているが立ち入り禁止になっている。


手前の木立がイブキなのかどうかはよくわからない。

 海岸線の海食風景


海岸線は美しく整備されています。


あわじ和歌の道 大和島顕彰碑柿本人麻呂句碑



天離る夷の長道ゆ恋ひ来れば

明石の門より大和島見ゆ

明石海峡を歌っています。かって明石の高台に居を構えた柿本人麻呂が、朝夕この島を遠望するのを楽しみにしていたと言われる。そう言えば明石には柿本神社がありますね。以前取材したことがあります。
退職教授の見果てぬ夢: 明石 柿本神社




大和島の北隣が駐車場のある公園になっている。



高い突堤があり

その上から明石海峡明石大橋を見晴らすことができる。


海峡の波間に浮かぶボート


堤防の内側は漁船の停留場になっている。


この公園内にあった東屋で、明石大橋を眺めながら岩屋ポートビルの売店で買ってきたビールを飲んだのでした。

 大和島を取り巻く小道の際に祀られている地蔵尊の社。思いがけない所に祀られていました。

お花とお水がお供えされていてお線香立てや鉦もあります。お仏壇みたいです。


その向かい側の民家横にも青屋根のトタン張り社がある。何神を祀っているかは不明。


小道をでて道路にでると向かい側に石屋神社がある。この神社の紹介は次回にまわす。今回はこれでおしまい。

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